クロコップより一回り大きく見えるミアは試合のベルがなるとクロコップを追い込むが、後になってこの賢明な作戦の意味が明らかになるのだった。一分が過ぎるころ、クロコップはミアのこの試合最初のテイクダウンの試みをしぶとく振り切るが、金網に釘付けにされてしまう。ミアは相手の動きを止める低い膝蹴りで手堅く攻めた。若干の間をおいて二人は至近距離で打撃を交換するがともに相手を捉えられない。ラウンドの中盤過ぎにクロコップの左ストレートの距離感が合いはじめると、ミアはクロコップを金網に押し込んでこれをしのいだ。膠着の後に二人はブレークされるが、数秒後にはオクタゴンの反対側で再び同じ形になってしまう。残り時間39秒、レフリー、ハーブ・ディーンは試合をブレーク、再開させると両者は組み合いミアがショートレンジの右をミルコの頭部にヒットさせたところで1ラウンド終了のベルが鳴った。
第2ラウンドの前半の攻防のペースはミアが数発の強いパンチをクロコップに当てつつフェンスに押し込んだときに予想がつくものであった。そこはミアにとってかつてのPRIDEのスターのいかなる攻撃をも押しつぶすことのできる領域だ。クロコップは攻撃のためのスペースを作ることができず、多少とも自由な空間を得ても攻撃に結びつけることはできなかった為、観客もすぐに焦れてしまった。ハーブ・ディーンが残り1分で両者をブレークし再開を命じた。ラウンドの終盤にミルコはその代名詞のひとつともいえる左のハイキックを放つものの、それはミアの頭部を捉えるには程遠かった。
最終ラウンドが始まるとミルコは積極的だったがミアの弾むような動きにミルコは自分のリズムをつかめずにいるようだった。2分が過ぎ、ミルコはミアの側頭部に強烈な一撃を命中させるがミアは動じずに、またもやミルコを金網に釘付けにする戦法にでた。このためディーンは残り時間2分で再び両者をブレークする。クロコップはここで一層のラッシュをしかけるが、この結果ミルコはミアのカウンターの左膝に自らをさらけ出すこととなり、キャンバスに勢い良く崩れ落ちた。これに続くミアの集中砲火が全てを終わらせ、ディーンが試合を止めたとき、それは最終ラウンド4分2秒であった。
この勝利によりミアはその戦績を14-5と伸ばし、クロコップは27-8-2、1ノーコンテストと戦績を落とした。

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