もっともエキサイティングで才能にあふれるファイター達のホーム・グラウンド、WECのフェザー級はここ数年来でまさに”最高級”のファイターが集結している状態だ。UFCとWECが統合した事により、ファンはまもなくこれらの145ポンド級のファイター達がオクタゴンで戦う姿を眼にすることになる。もしあなたがすでにフェザー級を良く知るファンであれば私が何を言っているかが分かるだろう。もしあなたがこのディビジョンのことを良く知らないなら、準備をしなくてはならない。あなたにこの階級を楽しんでもらうために注目に値する10人のファイターをここにピックアップした。
ホセ・アルド
通算戦績
– 18-1
WEC戦績
– 8-0
注目試合
– ユライア・フェイバーを相手に5ラウンド判定勝利
UFC経験
-
無し
ユライア・フェイバー、マイク・ブラウン、メニー・ガンバリヤン、カブ・スワンソンに圧倒的な勝利を収め、パウンドー・フォー・パウンドリストを粉砕したダイナミックなファイター。新たにUFCフェザー級の王座を獲得したホセ・アルドは新しいファン達に145ポンド級のファイター達を紹介するのに他のいかなるファイター達よりも適したファイターだ。2009年よりWECの王座に君臨し、WECではほとんど危険にさらされる姿を見せることすらない。このことはアルドの対戦相手のレベルを考慮したとき、大いに語られるべき事実だ。若干24歳ながら暴力的なまでに正確無比なパンチ、破壊的なムエタイを駆使するアルドは米国内ではいまだにその黒帯柔術家としての姿を見せていない。過去2年の間に人々はアルドをアンデウソン・シウバ二世と呼ぶようになったが、ホセ・アルド二世と呼ばれるファイター達が生まれるのもそう遠い日では無いだろう。
ハファエル・アスンカオン
通算戦績
– 15-3
WEC戦績
– 3-2
注目試合
– イーブス・ジャボウディン戦を相手に3ラウンド判定勝利
UFC経験
-
無し
かつてのUFCファイターであるジュニオール・アスンカオンを兄弟にもつハファエル・アスンカオンはその兄弟と同じく優れた寝技の持ち主だが、優れたほかの柔術の使い手たちとは違い、ハファエルはスタンドの攻防でも不安な要素は持たない。最近こそユライア・フェイバー、そしてディエゴ・ヌネスを相手に連敗を喫してしまっているが、今月の頭にLCデイヴィスに勝利、アスンカオンはUFCの輝くライトの下で再び地上最高の145ポンド級ファイターになることを目指している。
マイク・ブラウン
通算戦績
– 24-6
WEC戦績
– 6-2
注目試合
-
ユライア・フェイバーに1ラウンドTKO勝利
UFC経験
– 0-1 (2004年に行われたUFC
47で須藤元気に敗北)
長年MMAで戦い続けるベテラン選手でもあり、またMMA界を代表する”ナイス・ガイ”、マイク・ブラウンは2008年11月でWECフェザー級タイトルをかけてユライア・フェイバーと対戦、台番狂わせを起こしてハード・コアなファン達に喜びをもたらした。ユライア・フェイバーそしてレオナルド・ガルシアを相手に二度の防衛に成功した後ブラウンはホセ・アルドにそのベルトを奪われたが、その後のアンソニー・モリソン戦そしてコール・プロヴィンス戦(間にメニー・ガンバリヤン戦での敗北をはさむものの)で1ラウンド勝利をあげ、35歳になるアメリカン・トップ・チームの代表選手は依然としてこの階級でトップクラスの実力を証明した。
マンヴィル・ガンバリヤン
通算戦績
– 13-6
WEC戦績
– 3-1
注目試合
– マイクブラウンに1ラウンドKO勝利
UFC経験
– 2-3
(ネイト・モーとジェフ・コックスに勝利、ネイト・ディアス、ロブ・エマーソン、チアゴ・タバレスに敗北)
適正体重で試合を行うことで戦績を大いに向上させた典型的なファイター、メニー・ガンバリヤンは145ポンドに階級を変更するや否やWECのフェザー級で猛威を振るい始めた。ジョン・フランチ、レオナルド・ガルシア、そしてマイク・ブラウンに3連勝。TUF
5のファイナリスト、ガンバリヤンは9月に行われたホセ・アルドとのタイトルマッチに敗れたものの2011年に復活するときには更なる向上が期待されている。
ジョシュ・グリスピ
通算戦績
– 14-1
WEC戦績
– 4-0
注目試合–
ジェンス・パルヴァーに1ラウンドサブミッション勝利
UFC経験
–
無し
ホセ・アルドのタイトルを覗う挑戦者リストの筆頭、ニュー・イングランド生まれの天才、ジョシュ・グリスピはブラジルの破壊王、アルドの王位を剥奪するのに必要なものはすでに備えているのかもしれない。それは冒涜的なものの見方だって?では若干22歳の若者のWECでの履歴を振り返ってみよう。4戦4勝、そして4つの1ラウンド勝利。そして彼が破ってきた対戦相手の名前を知れば-マーク・ホミニック、ミカ・ミラー、ジェンス・パルヴァーそしてLCデイヴィス-グリスピの活躍は”まぐれ”等ではないことが明らかだ。
マーク・ホミニック
通算戦績
– 19-8
WEC戦績
– 3-2
注目試合
– イーブス・ジャボウディンに2ラウンドTKO勝利
UFC経験
– 2-0
(イーブス・エドワーズ、ジョージ・グージェルに勝利)
2006年にUFCで2試合を行いこれに勝利した、カナダ出身のマーク
”ザ・マシーン”
ホミニックはWECではハニ・ヤヒーラ、そしてジョシュ・グリスピに相次いで敗北、手荒い歓迎を受けることとなった。しかし2010年に入るとサム・スタウト、そしてクリス・ホロデッキを撃破しファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した6月のイーブス・ジャボウディン戦での勝利を含む三連勝を飾り、本来の姿を取り戻した。9月にはレオナルド・ガルシアから勝利を挙げたばかりのホミニックは1月にジョージ・ループとのUFC復帰戦を行う。
エリック・コク
通算戦績
– 11-1
WEC戦績
– 3-1
注目試合
-
フランシスコ・リヴェラに1ラウンドTKO勝利
UFC経験
–
無し
ライト級ファイター、アンソニー・ペティスのルームメイトでありトレーニング・パートナーでもあるエリック・コクは今月初めに行われたフランシスコ・リヴェラとの試合ではハイライト映像のような見事な打撃を披露、頭部への強烈なハイキックで相手の意識を刈り取り”New
Breed”
ノックアウト・オブ・ザ・ナイトボーナスを獲得した。それはコクにとって世界レベルでは最大の実績であり、ジャミール・マッソウ、そしてブレンディ・カシミールらを相手にWECで番狂わせを演じてきた22歳の若者にはUFCでの更なる飛躍を期待せずにはいられない。
チャド・メンデス
通算戦績
– 9-0
WEC戦績
– 4-0
注目試合
– ハヴィエル・ヴァスケスに3ラウンド判定勝利
UFC経験
–
無し
ユライア・フェイバー、ジョセフ・ベナヴィデスらを擁するチーム・アルファ・メイルの一員、ディヴィジョン1で二度、オール・アメリカンに選出されているチャド・メンデスにとって戦いの場をマットから金網ことには何の問題もないらしく、そのことを9-0という彼の戦績が証明しているといえよう。すでにWECではハヴィエル・ヴァスケス、エリック・コク、そしてカブ・スワンソンに勝利しているメンデスはフィニッシャーではないという批判を受けることはあるものの、比較的浅い経験と対戦相手のレベルの高さを考慮したとき、今後彼が戦略を向上させ続ければ変わってゆくものだろうと思われる。
ディエゴ・ヌネス
通算戦績
– 15-1
WEC戦績
– 3-1
注目試合
– タイラー・トナーに3ラウンド判定勝利
UFC経験
– 無し
フェザー級王者、ホセ・アルドがブラジルのノヴァ・ウニオンの名声の大半を獲得する中、同じキャンプのディエゴ
”ザ・ガン”
ヌネスは2009年にLCデイヴィスに唯一の判定負けを喫したものの、瞬く間に15-1という戦績を築き上げた。デイヴィス戦での敗北から即座にハファエル・アスンカオンそしてタイラー・トナー戦で立て続けに勝利を挙げたヌネスは、この階級に火をつける、とまではいまだに至ってはいないが、来年はUFCのファン達が思わず腰を浮かせて注目をしてしまうだろう才能の片鱗を見せている。
ジョージ・ループ
通算戦績
– 11-7-1
WEC戦績
– 1-1-1
注目試合–
チャン・ジャンソンに2ラウンドKO勝利
UFC経験
– 1-2
(デイヴ・カプランに勝利、シェーン・ネルソン、ジョージ・ソティロポロスに敗北)
ミスター・ジョージ・ループはTUFシーズン8に登場以来、興味深いキャリアを送ってきた。UFCライト級では1勝2敗、その後一瞬バンタム級まで階級を落とし、そして再び現在の145ポンドに戻ってきた。そして3月のファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得したレオナルド・ガルシア戦と鋼の顎を誇る”コリアン・ゾンビ”戦での感動的なノックアウトでアリゾナからやってきた29歳のベテランは1月、再びオクタゴンへその足を踏み入れる。
フェザー級、カンニングペーパー
とうとうフェザー級がやってくる。これが145ポンドの注目に値する10人のファイター達だ。
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