デジャ・ブ-GSPが再びコスチェックを下す。

ジョージ・サンピエールが再びジョシュ・コスチェックに勝利、5ラウンドの判定でコスチェックを完封した。

1211日モントリオール-さかのぼること20078月、UFCウェルター級王者、ジョージ・サンピエールからラウンドを奪った最後の男、ジョシュ・コスチェック。土曜の夜、ベル・センターに詰め掛けた23千人を超える観客の前で、モントリオール出身のサンピエールはそれが2度と起こらない出来事だということを、ナンバーワン・コンテンダー、ジョシュ・コスチェックを相手に5ラウンドのフル・マークの判定で下し証明した。

「僕は今夜は自分のゴールに到達しなかった。」サンピエールは語った。「僕は彼を仕留めたかった。だけど彼はとてもタフだったんだ。」

「ジョージ・サンピエールは本当の王者だ。」TUFシーズン12で互いにコーチとして出演して以来、一方的に舌戦を仕掛けてきたコスチェックは語った。「今夜はサンピエールの夜だった。彼は素晴らしいゲームプランをその通りに実行して彼が最高のパウンド・フォー・パウンドだということを証明したんだ。」

判定は3者ともに5045でサンピエール。サンピエールはこれで5度のタイトルの防衛に成功した。

「コスチェックには敬意を払うよ。」王者は加えた。「彼は僕と戦うために敵地であるモントリオールに来てくれたんだ。」

オクタゴンへ向かうコスチェックに猛烈なブーイングが浴びせられたのは驚きに値することではなく、挑戦者もブーイングを煽っていた。サンピエールは自国のファンの歓迎に出迎えられながら、あたかもさっさと仕事を終わらせることを臨んでいるように、ロッカールームから走りこんできた。そしてアナウンサーのブルース・バッファーのオープニング・イントロダクションに超満員の会場が盛り上がった後、サンピエールは試合開始のベルのほんの20秒後にはコスチェックをテイクダウンしていたのだ。

コスチェックはすぐに立ち上がるものの、サンピエールに先手を許しながらカウンターを狙っているように思われた。サンピエールの二度目のテイクダウンを防いだコスチェックの右目の舌にはアザが現れていた。サンピエールはコスチェックの顔面に鋭いジャブを浴びせ、そこに右のパンチとハイキックを織り交ぜた。残り時間2分を切ったところのコスチックはサンピエールとの打撃戦に慎重になり、サンピエールのゲームプランを変更させることができない状態にあった。ようやくコスチェックはサンピエールをテイクダウンしようと試み、チャンピオンを金網に押し付けることに成功するが、サンピエールをマットに寝かせることができたのは残り18秒の時点であった。

コスチェックがコーナーに歩いて戻るときには彼の目の下のアザは悪化しており、会場のビッグ・スクリーンにその様子が映し出されると、観客は歓声を挙げた。自信に満ち溢れたサンピエールはコーナーを出ると、素早い左右のパンチでコスチェックを攻め立てた。コスチェックは意識が朦朧としているためか、サンピエールのパンチの打ち終わりに攻撃に転じることができなかった。時折放たれる唸るような右のパンチがサンピエールにコスチェックにはまだ意識が残っていることを知らせるものの、元ナショナル・レスリング王者による王座交代の見通しは先細っているように思われた。

3
ラウンドが始まると両者による打撃戦は更に熱を帯び、そこからサンピエールがテイクダウンを試みると両者は金網際で組合の攻防に転じた。ラウンドの中盤、両者は互いに相手を押して離れて膠着状態が解消された。再び同じ展開になり、そして再び同じように両者は離れた。コスチェックは大振りの右を放つものの、命中には程遠く、サンピエールは猛牛の突進を交わすマタドールのように挑戦者のラッシュを交わしながら、そのラウンドが終わるまで一連の素早い打撃を放ち続けた。

インターバルの間、オクタゴンサイド・ドクターがコスチェックのほとんどふさがった目を慎重に調べ、、試合の続行を許可した。サンピエールは即座にコスチェックを重たいスラムでテイクダウンした。コスチェックが立ち上がろうと暴れると、サンピエールはコスチェックを金網に押し付けた。こう着状態の後、レフリーのハーブ・ディーンが試合を再開したとき、この試合で初めて王者に疲労の様子が現れた。コスチェックは僅かに手数を増やし、試合の流れを一転させるべくパンチを振るい続けた。サンピエールの防御は堅く、さらに素早い打撃かコスチェックを襲い続けた。残り時間1分、サンピエールは手数を増やし、疾風のように攻めるた後、その足取りは重くなりコスチェックに最後のラウンドを戦うことを許すこととなった。

最終ラウンドが始まるとサンピエールは左のリードフックでその攻撃を開始し、それはコスチェックには来るのがまったく見えていないようであった。挑戦者は2度、果敢にテイクダウンを試みるがいずれもそれらは達成されなかった。その後の展開はこれまで同じくサンピエールがコスチェックの射程外から安全に打撃を浴びせる、というものであった。残り時間90秒を切ったあたりでサンピエールはコスチェックを寝かせ続けることは出来なかったものの2度テイクダウンし、このラウンドでもポイントを獲得し、試合前インタビューでサンピエールが語った望み-コスチェックを自分の人生から取り除く-を成し遂げた。

この勝利でサンピエールは212敗、コスチェックは175敗となった。

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