UFC 130 メインイベント結果 - ランペイジ、判定でハミルを下す

UFC 130メインイベントの結果は以下の通り
5月28日ラスベガス-ファンが望んだような激しい打ち合いにこそならなかったものの土曜日にMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われたUFC 130のメインイベントで元UFCライトヘビー級王者のクイントン”ランペイジ”ジャクソンは全ラウンドを通じてマット・ハミルを支配し3-0の判定で勝利した。

「マット・ハミルはタフだった。俺は奴をノックアウトしようとしたんだけどな。」拳にヒビが入っていたにもかかわらず試合を強行したジャクソンは戦後に語った。「やるべきことをやった、なんとか勝利だけは手にできたぜ。」

じゃ示威の判定は3名ともに30-27でジャクソンを勝者とした。

ハミルはハイキック、そして数発のローキックを放つとテイクダウンを試みた。しかしジャクソンはこれを跳ね返すと数発の激しい打撃でこれに応じる。ハミルはジャクソンの強打の距離で戦い続けることに迷いが無く、ジャクソンの手数がそれほど多くなかったこともあり、この戦略は上手く機能した。ジャクソンの遠い距離からのアッパーカットに対してハミルはローキックで応戦したが、ハミルが少しでも前に出ようとするとジャクソンはすかさず数発のパンチの連打を繰り出しペースをつかませない。残り時間が90秒を切る頃にはジャクソンは一層手数を増やし、さらにテイクダウンを防ぐためにヒザをちりばめた。残り時間30秒、ハミルの足元がおぼつかないことを感じ取ったジャクソンはラッシュをしかけ、これによりハミルの口からは出血が見られるようになった。

しかしこの闘いで負傷を負ったのはハミルだけではなく、ジャクソンもインターバルには右目の上にあるカットの処置をしなくてはならなかった。2ラウンドが始まるとジャクソンは手数の多さを保つことでハミルのテイクダウンを防ぎ続けた。特にハミルのテイクダウン・アテンプトの直後の空白にジャクソンは確実に追い討ちを叩き込んだ。しかしハミルがスタミナ切れを起こすと、ジャクソンの動きも落ちてしまい、観客は両者にブーイングを送る羽目となる。残り時間が1分を切ったあたりでジャクソンはハミルを一瞬ぐらつかせたものの、ここでしとめることが出来ずにラウンドを終えた。

3ラウンドはハミルのスーパーマン・パンチで幕を開けたが、ジャクソンはこれを難なく見切り、細かいパンチを散らしながらボディへのヒザ蹴りでテイクダウンを防ぎ続けた。動きの落ちたハミルにカウンターを狙うジャクソンと言う流れの中で攻防は次第に停滞した。ラウンドの中盤になるとジャクソンは徐々に手数を増やし、ハミルもこれに必死に応戦したものの再びその手数は落ち込んでしまい、観客はブーイングで両者を煽った。残り時間20秒、ジャクソンは最後の力を振り絞り、ハミルをフィニッシュしようと試みたもののそれを成し遂げることが出来ず、また観客はこれに大いに不満を露にした。

この勝利でジャクソンは32勝8敗となり、ハミルは11勝3敗となった。

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