UFC 143 メインイベント結果 - コンディット、暫定王位を獲得、GSP戦に照準を合わせる

UFC 143、メインイベントの結果は以下の通り。

2月4日ラスベガス – ジョージ・サンピエールは彼が唯一嫌なファイターを痛めつけることを切望してきた。しかしUFCウェルター級を争うのは恨み重なるニック・ディアスではなくなり、GSPは元チームメイトのような存在のカーロス・コンディットとの対戦にむけて気持ちを切り替えることが必要になった。 

土曜日の夜にマンダレイベイ・イベントセンターで行なわれたUFC 143のメインイベントでGSPが金網際で見守る中、コンディットは整然と距離をとりながらキックを繰り出すと言う彼らしくない戦いぶりでディアスから3-0の判定勝利を挙げた。この勝利により、コンディットはウェルター級暫定王位を獲得、そしてサンピエールの断裂したAOLの回復をまって今年の後半にベルトを賭けてサンピエールと対戦することになる。

「なかなか良い気分だよ。俺のコーチとチームメイトたちが俺をこの試合に向けて備えてくれた。」戦績を28勝6敗と伸ばした 元WEC王者のコンディットは語った。「俺は彼らが俺にするべきだと言った事を遂行し、そしてそのことが勝利に繋がった。ニック・ディアスには脱帽だ。彼はウォリアーだ。彼の戦いぶりをただ尊敬するだけだ。」

モントリオールのフィラス・ザハビの元でトレーニングするGSPだがかつてはグレッグ・ジャクソンのところで頻繁にコンディットとトレーニングを共にしていた。そのGSPとの将来の対戦について、コンディットは口を開く。

「名誉なことだ。ジョージは俺がUFCに来る前の若い頃から尊敬してきた男だ。本当に光栄に思うよ。」

ほとんど試合の間中コンディットを追いかけ続け、2ラウンドには8,9発の連続したパンチをコンディットのボディに叩き込むなどの瞬間もあったディアスだが、試合後インタビューでは比較的若い28歳という年齢で事実上の引退を宣言し周囲を驚かせた。

「俺がこれが敗北だということを事実として受け入れることはない。」4年以上にわたり無敗を誇ったディアス(27勝8敗)は語った。「かつて試合に負けたこともある…でもあれ(判定)は正しくはない。俺は試合中彼を押し込み退がらせ続けた、俺は彼を退がらせていた…。カーロスは凄い奴だ。俺にとってこのMMAってものは終わりだと思う…。楽しい事もあった…、がこの#$%&は俺には必要ない。俺がこの男を試合中退がらせたんだ。奴は試合中、赤ん坊のようなローキックで俺のことを蹴っていただけだ。こんな形で戦うのはうんざりだ。こんな$%&'から俺は出て行く。」

最終ラウンドの終盤にコンディットのバックを奪ってリア・ネイキッド・チョークを狙ったディアスは試合を大変盛り上げた。

"
ディアス!ディアス!”の合唱に対して普段なら1ラウンドから超アグレッシブなコンディットは普段よりもずっと機動力を重視し、距離をとってのローキックを放っていた。

しかしラウンドの後半に入ると、言葉で相手を挑発しながら圧力を強めたディアスは流れるようなボディから顔面へのキレのあるパンチを命中させるなど、そのボクシングでポイントを獲得。ラウンド終盤までにアゴをつきだし挑発するディアスに対し、コンディットには左目の下から出血が見られるようになった。

2ラウンドに入るとコンディットの手数はさらに控えめになり一層ディアスの周囲を回るようになった。グレッグ・ジャクソン印がいたるところに見られる中、試合をコンスタントに動かし続けたのはディアスだった。金網にコンディットを押し込み、連続した8,9発の横殴りのパンチをそのボディに叩き込み、このラウンドはこの試合最高のディアスのラウンドといえた。コンディットは1ラウンド程の手数を繰り出すことはなかった。

3ランド、そして4ラウンドはコンディットはディアスの前足に対するローキックからミドル、そしてハイキックに繋げるなど、より精力的にディアスに攻撃を仕掛け始めた。それらの攻撃が突進し続けるディアスを傷つけたようには見えなかったものの、コンディットの途切れぬ機動性と打ち合いの距離に入ることへの拒絶はおそらく著名なボクサーにフラストレーションを与えたようだ。それでもやはり、その戦略は賢く効果的で、メディアの中の多くの目にコンディットが3ラウンドと4ラウンドを容易にものにしたと思わせるものであった。簡単に言えば、ディアスの拳はコンディットの体のいかなる部位に命中するにも多大な労力を要した、ということだ。

ジャッジの判定は48-47、49-46、そして49-46でコンディットを勝者として支持した。

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