ダム最高!! ホドリゴがガスパルジーニョを1ラウンドでフィニッシュ - UFC 147 プレリム結果

UFC 147、プレリミナリー・バウトの結果は以下のとおり…。

 ジ・アルティメットファイター・ブラジルでそのライバル関係に火がついたホドリゴ・ダムとアニスタヴィオ・“ガスパルジーニョ”・メデイロスだったが、日本時間6月24にベロ・ホリゾンテのミネイリーニョ・アリーナで開催されたUFC 147のプレリミナリー・バウトの一戦で、ダムは1ラウンドにメデイロスをサブミッションで瞬殺。そのライバル関係に決着をつけた。

 ゆっくりとした立ち上がりから一転、ダムの左右のパンチがメデイロスをぐらつかせると、ダムは即座に襲い掛かってバックを奪うとリアネイキッド・チョークを食い込ませ、わずか2分12秒で試合を終わらせた。

 ダムはこれで10勝5敗、メデイロスは15勝8敗となった。

ヘレーノ vs ドライナルド

 ミドル級の一戦で、フランシスコ・“マサランドゥーバ”・ドライナルドはベテランのデルソン・“ぺ・デ・シュンボ”・ヘレーノに一気に切り込むと、わずか1ラウンドで相手を仕留めてしまった。

 序盤にドライナルドが数発の打撃でヘレーノをふらつかせると、29戦の試合経験を持つベテランは決死のテイクダウンで活路を切り開こうとした。しかしドライナルドはそれを許さず、ヘレーノはまさに防戦一方といった状態に陥った。残り時間1分、“マサランドゥーバ”がグラウンドの相手に強烈な打撃を繰り出すと、レフリーのハーブ・ディーンが1ラウンド4分21秒で試合のストップを宣告した。

 この勝利でドライナルドは戦績を11勝1敗と伸ばし、ヘレーノは23勝7敗となった。

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ヴィアーナ vs テイシェイラ

 フェザー級の試合ながらも150ポンドで登場したジョン・“マカパ”・テイシェイラは、喧嘩屋と知られるヒューゴ・“ウルヴァリン”・ヴィアーナにスプリット判定で破れ、その無敗記録がストップした。

 スコアは29-28、29-28、そして28-29でヴィアーナ。これで6勝1敗となったヴィアーナは次の試合をバンタム級で行う予定だ。

 TUFブラジルにともに出演した両者の攻防はスピードと激しさでみなぎっていた。ヴィアーナは有効打数において優勢だったが、一撃ごとにハートのこもった打撃を繰り出していたのはテイシェイラ(13勝1敗1分け)だった。“ウルヴァリン”はこれに対してスピードで対抗し、相手の右眉毛の上を切り裂くなどしてポイントを稼いだ。

 2ラウンドはテイシェイラのハードな顔面キックで幕を開け、そこから“マカパ”は得意のクリンチに持ち込むと、さらにテイクダウンを成功させてたたみ掛けた。これに続く金網際でのクリンチの攻防は膠着に陥り、レフリーのマーク・ゴッダードにリスタートを命じられた。ヴィアーナは再び荒々しいフックを振り回したが、そこには疲労の色が浮かんでいた。一方のテイシェイラは時間が進む中、よりコンパクトな打撃を駆使して有利に試合を進めた。

 急速にスタミナを失いつつあったにもかかわらず、もちろん試合開始の頃ほどの手数ではなかったものの、ヴィアーナは大振りのパンチを振り回し続け、金網際で優位となる体格と力強さを武器にチャンスをうかがうテイシェイラよりも、手数において優勢だった。ヴィアーナは相手の1本目のテイクダウン・アテンプトを防ぐことには成功したが、試合終了直前の2度目のテイクダウンで一瞬マットに倒された。ヴィアーナが再び立ち上がったところで試合は終了した。

ヴィアーナの試合後インタビューはこちら

パーペチュオ vs マフラ

 TUFブラジルに登場したミドル級のチアゴ・“ボダオン”・パーペチュオは試合開始から終了まで、終始堅実な攻撃を実行し、同じくTUFブラジルの出演者だったレオナルド・“マカラオン”・マフラを3ラウンドで撃破、相手にプロ初敗北をプレゼントした。

 試合開始のベルが鳴ると、マフラは荒々しく、そして重たいヘイメイカーを躊躇なく繰り出した。パーペチュオの攻撃はより伝統的で整然としたものだったが、ラウンドが終了したときに自陣のコーナーに歩いてゆく“マカラオン”の右目の下にはカットがあり、そして“ボダオン”の右目の下は腫れ上がり、両者には等しく激闘の傷跡が刻み込まれていた。

 パーペチュオがテイクダウンに飛び込むと、マフラはたくみに動いてその腕をアームバーに捉えると、あわやというシーンを作り出した。パーペチュオはなんとかそこから逃れるとトップポジションから何発ものヒジを打ち下ろしたが、マフラはしつこくその腕を狙い続けた。しかし時間が進むにつれ、マフラに立ち上がるチャンスを与えないパーペチュオのグラウンド&パウンドが試合を支配するようになった。

 最終ラウンド、マフラは2ラウンドのダメージをまるで感じさせない動きを見せたがパーペチュオが右のパンチでマフラを打ち抜くと、マフラはマットに崩れ落ち、そこでゲームオーバー。一方的な追撃のパンチが降り注ぐのを見て、レフリーのマリオ・ヤマサキが3ラウンド41秒に試合のストップを宣告した。

 この勝利でパーペチュオは戦績を9勝2敗1分けと伸ばし、マフラは5勝1敗となった。

パーペチュオが試合を振り返る

ヴィニシウス vs カンポス

 TUFブラジルのフェザー級同士の激突となった一戦で、マルコス・ヴィニシウス・“ヴィーナ”は3ラウンドにヴァグネル・“ガレット”・カンポスをTKOで葬り去り、戦績を21勝4敗1分けと伸ばした。

 試合が始まるとカンポス(11勝4敗)は積極的に打って出た。ヴィニシウスも次第に体が温まると自らの攻撃を仕掛け始めた。どちらの打撃もクリーンヒットしないなか、最初の有効な攻撃は2分半が経過した頃のカンポスの足払いによるテイクダウンだった。数秒後にはカンポスはマウントを奪い、チョークで試合を終わらせるのでは、とも思われたがカンポスはチョークでのフィニッシュを諦めた。ヴィニシウスは下のポジションながらも打撃で反撃し、ラウンド終了直前には観客から大歓声を引き出した。

 2ラウンドに入り2分が経過したときにヴィニシウスが放った飛びヒザ蹴りはカンポスのカウンターパンチに迎撃され大きな代償を払うことになった。マットに倒れこんだヴィニシウスのサイドを奪ったカンポスはそこからアームバーを狙いながら時おり打撃を織り交ぜ相手のヴィニシウスのミスを誘った。ヴィニシウスはそのピンチから脱出したが、依然としてボトム・ポジションであることには変わりがなかった。しかしヴィニシウスが下からカンポスの左目の上を切り裂き、さらにアップキックを叩き込むと、試合は最終ラウンドにもつれ込むことになった。

 最終ラウンド、ペースを上げたヴィニシウスはボディへの二発のヒザから頭部への右パンチをつないで、カンポスをぐらつかせた。傷ついたカンポスが金網にもたれかかるように倒れこむとヴィニシウスが追撃を仕掛け、反撃をできないカンポスを確認したレフリーのハーブ・ディーンが3ラウンド1分04秒に試合をストップした。

“ヴィーナ”の試合後インタビューはこちら

アランテス vs ヴィエイラ

 フェザー級の成長株、フェリペ・アランテスとベテランながらUFC初登場のミルトン・ヴィエイラはUFC 147のオープニング・マッチで対戦し、試合は引き分けに終わった。

 スコアは29-28でアランテス、29-28でヴィエイラ、そして28-28と三者三様だった。

 序盤にシャープな右のパンチで組み立てるヴィエイラ(13勝7敗2分け)に対し、アランテスもまた自身の右で応戦すると、ベテランのヴィエイラは狙いをテイクダウンに切り替え成功した。残り時間が2分30秒を切った頃、ヴィエイラはサイド・ポジションを奪ったが、アランテスはすぐに脱出。ガードに戻された“ミルティーニョ”はガードの中から相手を支配しグラウンド&パウンドで攻め立てた。

 アランテス(14勝4敗1分け2ノーコンテスト)は2ラウンドに入ると挽回を狙い、遠い距離からのキレのあるキックを多用した。ヴィエイラは二度テイクダウンに飛び込んだものの、サンパウロの新星はこのラウンドのどちらのテイクダウン・アテンプトもしっかりと防御した。しかしヴィエイラは作戦を切り替え大車輪キックでアランテスを金網際まで退がらせた。“セルタネージョ”はすぐに回復するとヴィエイラに組み付き、ラウンド終了のベルが鳴る直前にはヴィエイラをマットに押し倒した。

 3ラウンドに入ってもジャブとローキックはアランテスの堅実な武器だった。アランテスがスイッチ・キックからパンチのコンビネーションで相手を金網まで退がらせると観客は大歓声を上げた。この後のヴィエイラのテイクダウン・アテンプトは成功せず、アランテスはグラウンドで支配的なポジションを奪取した。ヴィエイラは下からの展開を作ろうとしたものの、アランテスががっちりと固めるとレフリーのマーク・ゴッダードは両者にリスタートを指示。互いにスタンドでの攻防を再開したところで試合は終了した。

アランテスがこの引き分けについて語ることを聞いてみよう

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