ソネン、シウバの前に散る 王者が防衛に成功-UFC 148、メインイベント結果

UFC 148、メインイベントの結果は以下のとおり…。

 日本時間7月8日ラスベガス – 近年他に類を見ないほどの期待と憎悪が交錯した一戦で、チェール・ソネンの数々の言葉に対して6分55秒後にアンデウソン・“ザ・スパイダー”・シウバは彼が知る唯一の方法で、つまりその肉体を用いて雄弁に回答し、UFCでの15個目の勝利を記録した。MGMグランド・ガーデン・アリーナで開催されたUFC 148のメインイベントで行われた一戦で、シウバは2010年に行われた歴史的な1度目の対戦以来、これまでに無くそのライバル関係が盛り上がった相手を2ラウンドTKOで下し、10度目のミドル級のタイトルの防衛に成功した。

 UFC 117での対戦の際はソネンは最終5ラウンドにシウバのサブミッションに捕まるまで、シウバをあと一歩というところまで追い込んだ。その後約2年間にも及ぶ激しい言葉の応酬の後に実現した今回の試合でも、第1ラウンドを支配し、今度こそ勝利をものにするかにみえた。

 「ブラジル人が礼儀正しいというところを見せてあげようじゃないですか」試合後シウバは語った。「皆さんにチェールを喝采して欲しいのです。もしチェールが我が家でバーベキューをやりたいと言うなら、私は喜んで招待しますよ」

 「(試合の)チャンスは与えてもらった」ソネンは潔く語った。「すべては俺の責任だ。彼こそ真のチャンピオンだ。凄いのを当てられてしまった」

 ソネンがにらみつける中、シウバはオクタゴンに足を踏み入れた。多くがUFC史上最大の一戦と目するこの試合開始のベルがなるまではネバダ州のアスレチック・コミッションの役員達は二人を肉体的に接触することが無いように遠ざけていた。

 予想通り試合前にグローブをあわせることなく試合を開始した両者。シウバが大振りの左を空振りするとソネンは突っ込んでいともたやすくテイクダウンを成功させた。挑戦者は即座に重たいパンチを頭部に落としながらシウバを金網近くに押し込み始めた。シウバはそのような板挟み状態になることを避けようとしているように見えたものの、立ち上がることはできなかった。観客の“USA”コールと“ブラジル”コールが交錯する中、ソネンは一撃必殺のコブシを振り下ろしたが、シウバは下から足を上げてサブミッションで切り返した。即座に危険な状態から脱出したソネンはシウバをがっちりと押さえ込みながら重たいパウンドを落とし続けた。残り時間が1分を切った頃、ソネンはマウント・ポジションを奪取し、そこからラウンドが終了するまでの間はルールが許すあらゆる手段を駆使してシウバを痛めつけようと試みた。

 2ラウンドが始まるとソネンは再びシウバに向かって飛び込んだ。今回は“ザ・スパイダー”は即座にテイクダウンされることは無かったが、シウバを金網に押し込んだソネンはヒザと至近距離からの打撃を用いてテイクダウンのための隙を作り出そうと試みた。しかしシウバはそれを振りほどくとソネンのショーツをつかみながら、この試合始めての有巧打を繰り出した。ソネンはそのピンチをしのぐと再びテイクダウンに飛び込んだ。シウバが尻餅をつきながらも脱出したところで挑戦者はスピニング・バックフィストを空振りしキャンバスに倒れこんでしまった。シウバがそこに飛びヒザ蹴りで飛び込むと、その一撃はソネンの胸に突き刺さった。激しいダメージを負ったソネンはあられのように降り注ぐ打撃の下でなんとか生き延びようともがいたものの、シウバはそれを許さずに2ラウンド1分55秒でレフリーのイーヴ・ラヴィーンのストップを呼び込んだ。

 「このスポーツは最高のスポーツです」シウバは語った。「私とチェールはここにいるすべての皆さんのためにハードにトレーニングをしました。これはスポーツなのです。これこそがUFCなのです」

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