ベンド、フランキーを相手に際どい二勝目を挙げる - UFC 150 メイン・イベント結果

UFC 150 メインイベントの結果は以下の通り…。

 日本時間8月12日デンバー-ベンソン・ヘンダーソンフランク・エドガーのチャンピオンシップでの再戦は、2月の激闘によって点火された論戦を静めるものと予想されていた。しかしペプシ・センターで開催されたUFC 150のメインイベントでのヘンダーソンのスプリット判定による勝利は、またしても正しいファイターが勝利を手にしたのか、と言う疑問を生み出した。

 2月に開催されたUFC 144で3-0の判定でタイトルを奪取したヘンダーソンは会場に訪れた地元コロラドのファン達に右ローキックでエドガーのふくらはぎを変色させ、整然と、それでいて説得力のある1ラウンドを披露した。ラウンドの後半に蹴り足を捉えたエドガーは右のパンチでベンソンをのけぞらせた。ニュージャージー在住の30歳はさらにテイクダウンも成功させたものの、これはヘンダーソンのギロチンにつかまり、ラウンド終了のベルに助けられた格好となった。

 しかし小柄な元王者エドガーは2ラウンドに大きく盛り返し、電光石火の右パンチでヘンダーソンをマットに殴り倒すと、このラウンド大半をギロチンとフロント・ヘッドロックで攻め立てた。ケージサイド・レポーター達にとって、このラウンドをエドガーがとったことは明らかだった。

 第3ラウンドはこの試合最大の核であり、判定の難しいラウンドとなった。攻防が進むにつれ手数が乏しくなる中、ヘンダーソンの強烈なミドルがエドガーの腹部に“バチン!”と大きな音を立ててめり込むと観客は一瞬置いて“おおー!”と歓声を挙げた。

 4ラウンド、5ラウンドになるとエドガー(14勝3敗1分け)は右パンチとローキックで攻勢を強めた。彼のスピードはヘンダーソンにとって厄介なものに見えたが、ヘンダーソンは試合の序盤には非常に効果的に見えたローキックではなく、パンチを主体に攻撃を組み立てるとスコアを稼ぎ始めた。第4ラウンド終盤、王者が顔を突き出しエドガーを挑発し、エドガーがこれに精密な右パンチで応えたところでこのラウンドが終了した。

 体格に勝るヘンダーソンがエドガーをレスリングとクリンチを駆使して体格差を用いたゲームに引きずり込まないのは何故か? と思った人々もいただろう。試合の大半はスタンドの攻防に費やされ、ヘンダーソンが試みた数度のテイクダウンはエドガーに弾き返されてしまった。

 ヘンダーソンに48-47を付けたジャッジが二名、そして一名のジャッジが49-46でエドガーに付けた。

 「判定にはちょっと混乱した」試合後にヘンダーソン(17勝2敗)は語った。「49-46? そこまで接戦だったとも思わないけど、そうだって言うならそうなんだろうね…。フランキーはタフだ。誰でもフランキーがどれほどタフか知っている。彼と彼のコーチ達には脱帽するよ。」

 エドガーは当初ジャッジの判定に不服であるように見えた。彼は始めての対戦もそうであったように、この試合も自身が勝利していたと信じているのだ。彼は王者に対して礼を尽くそうとしたながらも悔しさを滲ませた。

 「(結果は)問題じゃない。俺は全力を出した、そして彼を祝福するよ。この試合を見直そうとは思わない。どうでも良い。(見直して)どうすれば良いんだ?」

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