“ビッグ・カントリー”・ネルソンとビスピンがニュージャージーで勝利:UFC 159 メインカード結果

UFC 159 メインカードの結果を見てみよう…
4月27日土曜日、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで行われたUFC159。セミファイナルのマイケル・ビスピン アラン・ベルチャーの一戦は、ビスピンが見せた素晴らしいパフォーマンスがかすんでしまうような、残念な終わり方をしてしまった。試合は偶然の反則によって途中で中止され、3R途中までの判定によってビスピンの勝利となったのだ。

ジャッジのスコアは二人が30-27、一人が29-28でいずれもビスピンを支持。これでビスピンは25勝5敗となった。敗れたベルチャーは17勝7敗に。

試合開始後、蹴りを当てていったのはベルチャー。対するビスピンは前に出る者の、なかなかベルチャーを追い詰めることができない。残り1分50秒時点で、作戦を変えたベルチャーは強烈な右パンチをヒット。一瞬効いたかに見えたビスピンは、すぐにまたベルチャーを追いはじめたが、なかなか捕まえられないまま終わった。

2ラウンド。徐々に距離を詰めてきたビスピンは、パンチのコンビネーションに蹴りも織り交ぜた攻撃を繰り出してゆく。対するベルチャーは余裕を持ちすぎたせいか、手数が減っていく。後半になってから反撃を開始しようとしたベルチャーだが、ビスピンのスピードと攻撃の正確さがそれを上回っていった。3ラウンドに入ってもペースを握り続けるビスピン。対するベルチャーは調子が出ず、有効打を当てられないまま時間が過ぎていった。

そしてラウンド後半、以前網膜剥離の手術をしたベルチャーの右目にビスピンの指が当たり、ベルチャーは痛みに崩れ落ちた。ドクターの診察を経て試合はストップ。そこまでの採点が集められ、ビスピンの勝利が告げられた。

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ネルソン vs. コンゴ

ヘビー級のコンテンダー、ロイ・“ビッグ・カントリー”・ネルソンがまたもややってのけた。試合開始後僅か2分で、シーク・コンゴを仕留め、3試合連続のKO勝ちを収めたのだ。試合後ネルソンは、ヘビー級タイトル挑戦に名乗りを上げた。

「あのベルトが欲しいね」とネルソンは言った。「UFC 160 (ケイン・ヴェラスケス vs. アントニオ・シウバ )でどちらが勝とうと、その勝者に挑戦したい。)

開始後、クリンチの攻防で膠着したこの試合。レフェリーによるブレイクが入ると攻撃に転じたネルソンが、強烈な右一発でコンゴをノックダウン! なんとか立ち上がろうとしたコンゴだが、そこにネルソンは右の追い打ちをかけ、2分03秒でコンゴをマットに沈めた。

ネルソンはこれで20勝7敗に、コンゴは28勝8敗2分となった。

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デイヴィス vs. マガリャエス

試合前の長い舌戦を経て、ライトヘビー級のコンテンダー、フィル・デイヴィスが、宿敵のヴィニー・マガリャエスを打撃で圧倒し、3-0の判定勝利をあげた。

採点は二人が30-27、一人が29-28でいずれもデイヴィスを支持。デイヴィスはこれで11勝1敗1ノーコンテストに、マガリャエスは11勝6敗1ノーコンテストとなった。

1ラウンドを圧倒したのはデイヴィスだった。過去最高の打撃技術をみせつけたデイヴィス、ピンチを迎えたのはただ一度、マガリャエスにテイクダウンされて腕を狙われた時だった。しかしそれを振りほどいたデイヴィスは、ワンツーとフックを何度もヒットさせて主導権を握った。

2ラウンドも同様の攻撃を見せるデイヴィスは、さらに素早いテイクダウンを交えて攻め立ててゆく。ラウンド終盤、血まみれとなったマガリャエスは必死にテイクダウンを試みるも失敗。ラウンド終了してコーナーに戻ってゆくその顔には、失望の色が伺われた。

同様の展開が続いた3ラウンド、マガリャエスはデイヴィスの打撃を攻略できず。デイヴィスは戦略を変える必要もなく、勝利を掴んでのけた。

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ヒーリー vs. ミラー

ほとんど7年ぶりに、待望のオクタゴン復帰を果たしたパット・ヒーリーは、見事にその期待に応えてのけた。ヒーリーは、長年コンテンダーの座を守り続けているジム・ミラーを削ってゆき、3ラウンドに一本勝ち。きわめて見応えのあるライト級戦を制したのだった。

「俺はこれからも個々で活躍するよ」と、元ストライクフォース戦士のヒーリーは言った。ヒーリーにとってこの試合は、2006年にアンソニー・トレスに敗れて以来のオクタゴンでの戦いだったのだ。

試合開始後、ミラーの打撃が冴え渡る。ローでヒーリーのバランスを崩し、パンチで痣をつくり、さらに膝でダメージを与えていったミラー。さらにテイクダウンを奪ったミラーは、ヒーリーの二度に渡る腕十字狙いを防いで攻撃を加えてゆく。残り2分を切ったところで今度はヒーリーが反撃に! お返しのテイクダウンを決めたヒーリーは、パウンドとスラムを繰り出してゆく。しかしこの一進一退のラウンドにおいて、最後に優勢に立ったのはミラーだった。返して上になったミラーは、上から強烈なパンチの連打! ラウンド終了まで攻め立て、ヒーリーを血まみれにしてみせた。

さんざん打たれたものの、決して心は折れていないヒーリーは、2ラウンドの開始と同時に反撃開始。ミラーをフェンスまで追い詰めてゆく。一進一退の攻防の末、ヒーリーはミラーをテイクダウンし、上から攻め立ててゆく。ミラーも下から関節技を狙ってゆくものの、ヒーリーは許さずにやがてチョークの体勢に。ミラーはすぐに逃げて、体勢を返す。両者が立ち上がった際に優位な体勢を取ったミラーは、ギロチンを狙って再びグラウンドへ。しかしそれも決まらず、またもや立ち上がった両者は打ち合いを展開した。

これを取った方が勝利を得る最終ラウンド、両者はお互いの得意分野で勝負に出る。つまり、ミラーは打撃で、ヒーリーはテイクダウンを狙っていった。強打を何発か当てたミラーだが、ヒーリーがテイクダウン! 上から血まみれとなったミラーを削ってゆく。そしてヒーリーはバックからチョークの体勢に入ると、ミラーは失神! 4分2秒で見事な一本勝ちを収めた。

「最高の気分さ」とヒーリーは言った。「僕の心を折ることは誰もできないよ。ちょっとやられて目も腫れているのは分かっていたけど、やる気に満ちあふれていたよ。今回のUFC復帰に向けて、本当にハードな練習をしてきたんだ。UFCで戦うのは7年ぶりで、その間にいろんな経験をしてきた。ずっとやり続けることができたのは、僕の戦いへのラブのおかげだよ。」

ヒーリーの試合後インタビュー(とブルース・バッファーの言い間違い)はこちら

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