デイヴィス、マチダから番狂わせの勝利も、ファンは納得せず。 UFC 163 メインカード結果

UFC 163 メインカードの結果を見てみよう。
土曜日、リオデジャネイロのHSBCアリーナにおけるUFC 163大会のセミファイナルにて、 元UFCライトヘビー級王者のリョート・マチダは2006年以来はじめて故郷ブラジルで戦った。そしてマチダは見事な勝利をもって故郷に錦を飾ったかに見えた。しかしジャッジはそうは判断しなかった。この試合はフィル・デイヴィスが薄氷の判定勝利を収めたのだ。

ジャッジは三者とも29-28でデイヴィスの勝利を支持したが、会場のファンはまったく納得しようとしなかった。

試合開始後、ファンの大声援を背に受けたマチダは、いつもの慎重なスタイルで戦う。デイヴィスも前蹴りを当てるが、マチダは動じない。やがて少しエンジンを上げてデイヴィスを追い詰めていったマチダは、残り1分15秒のところで打撃のラッシュをかけて場内を盛り上げる。しかし、それを凌いだデイヴィスも終盤テイクダウンを奪って逆襲してみせた。

2ラウンド、デイヴィスは意外にもスタンド勝負を挑み続ける。それに乗じたマチダは精確な打撃を入れてゆき、逆にデイヴィスの打撃は当たらない。終盤、デイヴィスはまたしてもテイクダウンを奪って打撃を入れてゆくが、ここでもまた大きなダメージを与えるには時間が足りなかった。

3ラウンド。両者はしばし互角の打撃の攻防を繰り広げる。やがてマチダはデイヴィスのテイクダウンを膝で迎撃し、さらにデイヴィスのボディに打撃を上げてゆく。デイヴィスも反撃するが、マチダはそのテイクダウンをことごとくディフェンスしては、カウンターの打撃を当てては主導権を握っていき、狙いどおりに試合を終了してみせた。しかしながら、ジャッジ達は納得しなかったらしく、デイヴィスにキャリア最大の勝利を与えたのだった。

この勝利でデイヴィスは12勝1敗1ノーコンテストに、マチダは19勝4敗となった。


フェレイラ vs. サントス

2012年6月にTUFブラジル第1シーズン制して以来の登場となったセザール ‘ミュータンチ’ フェレイラが、オクタゴン初登場のチアゴ “マレータ” サントス相手に、僅か47秒で鮮やかな一本勝ちを収めた。

1ラウンド、フェレイラは強烈な左フックを放ってサントスをぐらつかせる。さらに左ハイにつないだフェレイラは、テイクダウン狙いでダメージ回復を狙ったサントスに対してギロチン一閃! 僅か47秒でタップを奪ってみせた。

これで、ベロオリゾンテ出身のフェレイラは7勝2敗に。リオ出身のサントスは8勝2敗となった。

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レイチvs. ワトソン

2009年以来のUFC登場となったターレス・レイチ。かつてはミドル級王座に挑戦した経験もあるリオ・デジャネイロ出身のレイチは、久々の試合にもかかわらず絶好調の動きを見せ、極めてタフなトム・ワトソンと見応えのある試合を展開し、3-0の判定で圧倒的勝利を収めた。ジャッジは全員が30-27でレイチの勝利を支持した。

試合開始直後、素早い打撃のコンビネーション見せたレイチは、それを餌に見事にテイクダウンを奪ってみせる。そのままバックを奪いチョークを狙ってゆくレイチ。それをワトソンが防ぐと、レイチはパウンドに移行してワトソンの顔面を血まみれに。それでも粘る英国出身のワトソンは、残り1分でついにエスケープに成功して立ち上がる。そしてワトソンはそこからパンチと蹴りで反撃を見せたのだった。

2ラウンド、再び打撃からテイクダウンを奪ったレイチは、さらにマウントに移行。ワトソンもエスケープしてみせるが、すぐに再びグラウンドに持ち込まれてしまう。今度はバックを奪ってみせたレイチは、チョーク狙いから腕十字に移行するが、またしてもワトソンはディフェンス。逆に強打を当ててみせた。

3ラウンド。打撃でワトソンの顔面をカットしたレイチが主導権を握る。そしてテイクダウンを奪ったレイチは今度は肩固めの体勢に。しかしワトソンは決してタップをしようとしないまま試合は終了。レイチは素晴らしい内容で復帰戦を飾り、ワトソンもまた大いにその精神力を見せつけた試合だった。 これでレイチは21勝4敗に、ワトソンは16勝6敗となった。

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リネカー vs. マリア

今回計量に失敗したジョン・リネカーは、1ラウンドにジョゼ・マリアのバックブローをもらってふらつく羽目となったが、2ラウンドに逆襲して見事に勝利。UFCで3連勝を飾ってみせた。

1ラウンド、持ち前の「石の拳」の威力を見せつけたリネカーは、強烈な右を当ててマリアをぐらつかせる。しばらくペースを掴めずにいたマリアだが、逆転のバックブローを痛烈にヒット! リネカーに大きなダメージを与えてみせた。さらにマリアはテイクダウンを奪うが、リネカーも立ち上がる。やがて回復した23才のリネカーは、調子を取り戻していった。

2ラウンドに入っても攻撃の手を緩めないリネカーは前進。マリアも立ち向かってみせる。しかし1分経過した地点で、マリアは右足を負傷したのか崩れ落ちる。リネカーはそれを見逃さずにパンチと鉄槌で猛攻を仕掛け、1分03秒TKO勝ちを収めたのだった。

リネカーはこれで22勝6敗に、マリアは33勝4敗2ノーコンテストとなった。

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