シウバ負傷、ワイドマンがベルトを防衛 - UFC 168 メインイベント結果

UFC 168のメインイベントの結果は以下の通り...。
ラスベガス現地時間12月28日ー土曜日の夜にMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催されたUFC 168のメインイベントで実現したUFCミドル級王者、クリス・ワイドマンとアンデウソン・シウバによる非常に注目を集めた再戦は、2ラウンドにアンデウソン・シウバがその左足を負傷し試合続行不可能な状態に陥ったため、短時間でその結末を迎えることになった。

「彼は依然として史上最高のファイターだ。」名勝負を予想させる展開から突如2ラウンドでのTKO勝利を納めたワイドマンは戦後にそう語った。

2006年にリッチ・フランクリンにミドル級タイトルを賭けて挑戦して以来、初めてシウバが先にオクタゴンに入場し、この晩の会場は超現実的な空気に包まれた。しかしひとたびゲートをくぐったシウバはあたかも自宅でくつろいでいる様なリラックスをした様子を見せていた。すぐさまロングアイランド出身の王者が、“ザ・スパイダー”との再戦を迎える為にはこれ以上うってつけな曲は無いだろうと思われる、トム・ペティーの“I Won't Back Down"(一歩も下がらないぜ)で入場すると会場のファン達は王者をブーイングで迎え入れた。

試合が開始されると、ワイドマンはオクタゴンの中央で一発のフロントキックを命中させると30秒が経過した辺りでテイクダウンに成功した。シウバはすぐに立ち上がるものの、ワイドマンはシウバに追いすがる。シウバが右のヒザを放ったところでワイドマンの右フックがテンプルを捉え、ブラジリアンをマットに昏倒させた。ワイドマンはパウンドでシウバを仕留めに掛かるがシウバはこれを持ちこたえ、トップポジションから豊富な手数とネック・クランクで攻め立てるニューヨーカーを相手にボトムポジションから積極的に攻防を仕掛けてみせた。シウバは下のポジションから数発の打撃を用いて王者からの出血を誘ったものの、ラウンド終了のブザーがなったとき、このラウンドをワイドマンが支配していたことは明らかであった。

2ラウンドに入りリズムを掴み始めたシウバはワイドマンの前進する圧力を止める為にローキックを放った。ワイドマンは重たいミドルキックでこれに応戦する。さらにシウバが左ローを返したところでワイドマンがこれをカットすると、その過程でシウバが自身の脛を骨折、即座にキャンバスに倒れ込んだ。すぐさまレフリーのハーブ・ディーンが両者の間に割って入り、2ラウンド1分16秒、2008年のデイル・ハート戦で負傷したコーリー・ヒルの一件を思い起こさせる負傷により、試合のストップを宣告した。ヒルはその後負傷から完全に復活し試合も行っているが、この伝説的ホール・オブ・フェイマーに同様の将来が訪れるのかは、現時点では誰も告げることは出来ないだろう。

この勝利で29歳のワイドマンは11勝0敗に、38歳のシウバは33勝6敗となった。

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