アルド、またしても無敵を証明

UFC 169 メインカードの結果は以下の通り。
2月1日、ニューアーク。土曜夜、プルデンシャルセンターにて6度目の防衛戦を迎えたUFCフェザー級王者のジョゼ・アルドは、フィニッシュこそ逃したものの、挑戦者リカルド・ラマスを圧倒しての判定勝利。この階級の世界最強を再び証明してみせた。採点は三者ともに49−46。これでアルドは24勝1敗、ラマスは13勝1敗となった。

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1ラウンド、はじめての世界戦の緊張などまったく見せないラマスはローを放って攻めてゆく。アルドはそれを受け流しながら、ラマスを誘う。そして残り2分のところで、前に出て来たラマスにアルドはパンチからの蹴りのコンビネーション。さらにスピニングバックキックも放ってみせた。その後ラマスが足を滑らせると、すかさず襲いかかるアルド。少しでも隙を作ることは許されないことを挑戦者に示してのけた。

2ラウンド。ローを蹴り続けるラマスはハイやミドルも織り交ぜて行く。しかしアルドは重い一発で格の違いを見せつける。ラマスのパンチと蹴りを平然と受け流すアルドは、重いローでラマスをぐらつかせてみせた。

3ラウンド、アルドはさらにローを放ってラマスにダメージを与えてゆく。そこでラマスはテイクダウン狙いにゆくがアルドは突き放す。それでも手を出し続けるラマスだが、王者の重い一撃との威力の差は明らかだった。

4ラウンド。テイクダウンを狙ったラマスは、それを切られるとフェンス際に押して行く。しかしここで体勢を入れ替えて上を奪ったのは王者アルド。やがてアルドはマウントを奪い、さらにバックからチョークを狙って行くが、ラマスもなんとか逃げてみせた。

5ラウンド。アルドはまたしてもテイクダウンからマウントに。しかしここでフェンスを蹴って逃れたラマスはついに上を奪取することに成功!そこから大逆転を狙ってパウンドを放っていったが、アルドは試合終了まで着実にディフェンスしてみせた。


オーフレイム vs. ミア

鮮烈なUFCデビューから二年以上の時間をかけて、とうとう アリスター・オーフレイムがUFC2勝目をあげた。この日、オーフレイムは フランク・ミアを圧倒して3−0の判定勝利を収め、連敗を2で止めてみせたのだ。ジャッジは三者とも30−27だった。これでオーフレイムは37勝13敗1ノーコンテストに、ミアは16勝9敗となった。

1ラウンド、オーフレイムは小さなパンチを出してスタンド戦を支配しつつ、冷静に期をうかがう。やがてチャンスとみるや強烈な右の膝をミアの顔面にヒット! ダウンしたミアに襲いかかるオーフレイム。万事窮すかと思われたミアだが、出血しつつも立ち上がることに成功。その後もスタンドで距離を取って攻めるオーフレイムに対して、ミアは引き込んで下からの攻めを狙うが、オーフレイムは冷静に対処してパウンドを落としていった。

2ラウンド、スタンドの攻防からミアはテイクダウンに成功!すかさずギロチンで極めにかかるが、オーフレイムは頭を抜く。上のポジションをキープしたオーフレイムは、パウンドを何発も入れてミアの顔面をさらに血まみれにしてみせた。

3ラウンド。またしても引き込んだミアは下から攻めようとするが、慎重に対処するオーフレイムのパウンドを浴びることに。やがてオーフレイムは立ち上がるとスタンド戦を要求。ここでオーフレイムは強烈な右を当ててみせ、勝利を確固たるものとした。


バゴティノフ vs. リネカー

フライ級のランカー二人、アリ・バゴティノフジョン・リネカーは3ラウンドに渡る激戦を展開。3−0の判定勝利を収めたのはバゴティノフのほうだった。採点は三者ともに29−28。これでバゴティノフは13勝2敗、リネカーは23勝7敗となった。

1ラウンド開始と同時に思い切り拳を振るったリネカーだが、バゴティノフにテイクダウンを許してしまう。やがてリネカーが下からヒールフックを仕掛けると、バゴティノフも応戦して足の取り合いに。両者極めさせずに試合がスタンドに戻ると、リネカーは打ち合おうとバゴティノフを挑発。しかしそれに乗ることのないバゴティノフはまたしてもテイクダウンを決めてみせた。

2ラウンド、リネカーの強烈なパンチが当たる。バゴティノフはテイクダウンを狙って行くがリネカーは試合をスタンドに戻す。バゴティノフはハンドスピードを活かしたパンチを当ててゆくが、強打者のリネカーはまったくひるまず前に出続けた。

3ラウンド。またしてもバゴティノフがテイクダウンに成功。上の体勢を譲らず攻撃を続け、「石の拳」の異名を取るブラジルの強打者リネカーにパンチを振るう隙を与えず、ラウンドを支配した。

トゥルジーロ vs. ヴァーナー

プレリミナリー・カードでやや退屈な試合が続いた後、ライト級戦士アベル・トゥルジーロ と ジェイミー・ヴァーナーが、7分32秒間の大激闘を展開し、観客を興奮の坩堝に巻き込んでみせた。 両者死力を尽くした攻防は、トゥルジーロの劇的なKO勝ちで幕を閉じた。

1ラウンド。両者積極的に打ち合うが、トゥルジーロがやや優位に。しかしそこでテイクダウンを狙ったトゥルジーロは、ヴァーナーに切り返されて上を奪われてしまう。すばやくノースアンドサウスチョークの体勢に入ったヴァーナー。そのまま極めにゆくがトゥルジーロはエスケープ。試合がスタンドに戻ると、トゥルジーロが打撃のラッシュ。ヴァーナーも応戦して激しい打ち合いが続いた。

2ラウンド、両者が強烈なパンチを入れ合う激しい展開に。やがてヴァーナーの強烈な一撃がヒット! 聞かされたトゥルジーロはテイクダウンを狙うが、それを切ったヴァーナーはパウンドの雨を振らす。それでも立ち上がってみせたトゥルジーロだが、ヴァーナーはさらに凄まじいパンチの連打! それでも倒れずに自ら拳を振り回すことをやめないトゥルジーロ。ヴァーナーのラッシュが続き、もはやストップ寸前かと思われたところで、トゥルジーロの右が炸裂! ヴァーナーは昏倒し2分32秒、トゥルジーロが大逆転KO勝ちを収めた。

この勝利でトゥルジーロ は12勝5敗1ノーコンテストに、ヴァーナーは21勝9敗1分2ノーコンテストとなった。

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