バラオ、フェイバーをフィニッシュし大会を締めくくる

UFC 169 メインイベントの結果は以下の通り。
ニューアーク現地時間2月2日 – ニューアークのプルデンシャルセンターで開催されたUFC 169でUFC史上最多となる、じつに10試合が判定決着にもつれ込む中、バンタム級王者ヘナン・バラオユライア・フェイバーを1ラウンドにKOで下し、大会のフィナーレに花を添えた。

今大会で対戦を予定していた135ポンド級の正規王者であったドミニク・クルーズが負傷により返上した王座を引き継ぐ形で正規王者となったヘナン・バラオはこれで3度目となる王座の防衛に成功。今週末の一戦に短い準備期間で臨んだフェイバーは2012年7月に開催されたUFC 149でバラオと対戦した際は5ラウンド終了後の判定で同王者に破れている。

試合は初っ端から早い展開を見せ、バラオとフェイバーの両者の打撃は相手を捉えていた。しかしより重い打撃を繰り出していたのはバラオであり、王者は2分過ぎに右の一撃でフェイバーを崩れ落ちさせた。フェイバーの意識は無くなっている様にも見えたが、フェイバーは即座に自身を防御し、続く猛攻を耐え忍んだだけでなく、フィニッシュを狙い襲いかかるバラオに強烈なパンチで反撃を試みた。しかし、まさにフェイバーが危機を脱したかに見えたその瞬間、バラオの右の強打が再度フェイバーを貫いた。マットに崩れ落ちるフェイバーにバラオが絶え間なくパウンドを落とし続けると、1ラウンド3分42秒にレフリー、ハーブ・ディーンのストップを呼び込んだ。このレフリーのストップはファンにとってもフェイバーにとっても不評であり、バラオ自身もそのレフリーのストップには驚いた様であった。

「ちょっとね。」王者は続けた。「ユライア・フェイバーの回復力はただ事ではないからタフな試合になるって思っていたんだ。」

「凄くフラストレーションがたまるよ。」フェイバーは続けた。「俺は世界で最も頑丈な奴の一人なんだ。ハーブは素晴らしいレフリーだ、でももっとチャンスをもらいたかった。まだ闘志が残っているんだ。バラオ、おめでとう。」

あっという間の一戦であったものの、終わってみれば正統世界王者と言う肩書きが、今回の勝利でその戦績を34勝1敗1ノーコンテストとしたバラオにとって正にふさわしいものだと言う事に疑いは無くなった。一方のフェイバーの戦績は30勝7敗となった。

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