ガストラム、ストーリーとの打ち合いを制す

UFC 171 プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。

3月15日、ダラス。アメリカンエアラインセンターで開催された、ウェルター級の豪華カードがズラリと揃ったUFC 171のプレリミナリーファイトにて、 ケルヴィン・ガストラムリック・ストーリーの二人のウェルター級戦士が大激闘をを展開してファンを沸かせ、自分たちの存在を強烈にアピールしてみせた。その結果、ガストラムが判定2−1で接戦を制して無敗を守ったのだった。採点は30−27、29−28、28−29。ガステラムはこれで9戦全勝、ストーリーは16勝8敗となった。

試合開始後、前に出て行くストーリー。しかしTUF17覇者のガストラムはサウスポーから鋭いジャブを繰り出し、ストーリーの左目を切り裂く。さらに蹴りを当ててからテイクダウンを奪いグラウンドで攻めたてるガストラム。ストーリーもスクランブルから立ち上がったが、このラウンドはガストラム優位のまま終わった。

2ラウンドに逆襲を試みたバンクーバー出身のストーリー。しかしガストラムは鋭いパンチと蹴りを当てて主導権を渡さない。しかし終盤にストーリーの左フックがヒット!倒れたガストラムに追い打ちをかけるが、ラウンド終了までに仕留めることはできなかった。

3ラウンド、ガストラムのワンツーが冴える。さらにテイクダウンを決めて上から攻めるガストラムだが、ここでストーリーがリバーサルに成功! そのままバックを奪う。しばらくコントロールを許したガストラムだがやがて脱出に成功。スタンドに戻るとガステラムが強打をヒット! しかしストーリーもパンチを返し、激しい打ち合いのなか試合は終了した。

アンドレイジ vs. ペニントン

二人の女子バンタム級戦士ジェシカ・アンドレイジラケル・ペニントンは、ファンの記憶に残る激闘を展開した。結果としてアンドレイジが判定2−1で勝利を収めた。採点は29−28、28−29、29−28。アンドレイジはこれで11勝3敗、ペニントンは4勝5敗となった。

1ラウンド、アンドレイジはパワーとグラップリングを活かして試合を優位に進める。しかしペニントンも下からの腕十字を極めかけるなど見せ場を作ってみせた。

2ラウンド、強いパンチと膝を当てていったペニントン。しかしアンドレイジも打ち返してテイクダウンを決める。試合がスタンドに戻ると、さらに前に出るアンドレイジに対して、ペニントンはスタンディングギロチン。深く入ったかに見えたが、逃れたアンドレイジは逆に飛びついてギロチンを仕掛け返した。

3ラウンドも打ち合いが続く。ペニントンは強いジャブと近距離の膝を当てれば、アンドレイジもさまざまな角度からフックを当てる。終盤にラッシュをかけたペニントンはテイクダウンを奪い、さらに鉄槌を放ってゆくが、凌ぎ切ったアンドレイジが勝利をものにした。

ベルムデス vs. ヒッテス

この日、デニス・ベルムデスジミー・ハッテスを3ラウンドで仕留め、競争の激しいフェザー級において6連勝を飾った。

試合開始と同時に前に出た二人の戦士。しかし鋭い打撃を当てて何度もテイクダウンを奪い主導権を握ったのはベルムデスの方。ベルムデスはさらに終盤にギロチンの体勢でハッテスを締め上げてみせた。

2ラウンド、最初はベルムデスの攻撃をうまく凌いだハッテスだが、やがてベルムデスの上下のコンビネーションをもらってマウスピースを吐き出しながらダウン。さらにベルムデスはパウンドで追い打ちをかけるが、辛抱強く守ったハッテスは、終盤逆にバックを奪ってみせた。

3ラウンド、またしてもベルムデスの右がヒット! ダウンしたハッテスは下からサブミッションを仕掛けるがベルムデスはしっかり守る。試合がスタンドに戻った後、再びベルムデスのパンチがヒット! ハッテスが倒れ込むと2分57秒、レフェリーが試合を止めた。

この勝利でベルムデスは14勝3敗に、ハッテスは11勝2敗となった。

ガルシア vs. スペンサー

ウェルター級有望株同士のこの試合は、激闘の末にアレックス・ガルシアが、ショーン・スペンサーに2−1の判定で勝利した。採点は30−27、29−28、28−29。これでガルシアは12勝1敗、スペンサーは11勝3敗となった。

1ラウンド、スペンサーは積極的に動き続けたが、ガルシアがパンチ、蹴り、グラップリングの全ての面で優位に立った。

流れが変わったのは2ラウンド。スペンサーの右パンチから左の蹴りのコンビネーションがヒット! ぐらついたガルシアにさらにラッシュをかけてゆく。しかし今度はガルシアの右が強烈にヒット! 観客が大興奮するなか両者は打ち合った。

3ラウンド、ダメージから回復したガルシアはテイクダウンを奪うが、スペンサーも立ち上がって反撃する。逆転勝利には及ばなかったスペンサーだが、観客から勝者に劣らぬ歓声を浴びることになった。

トレヴィーノ vs. フォート

序盤は押され気味だったテキサス出身のフランシスコ・トレヴィーノが、 ブラジルのレニー・フォートを後半追い上げて判定3−0で勝利し、UFCデビューを飾った。採点は三者とも29−28。トレヴィーノはこれで12戦全勝、フォートは8勝4敗となった。

1ラウンド、打撃からテイクダウンにつないだフォートが優位に試合を進めた。

2ラウンド、トレヴィーノの打撃が当たりはじめる。フォートも終盤テイクダウンを取るものの、トレヴィーノはすぐに立って打撃で反撃してみせた。

3ラウンドも同様の展開が続く。テイクダウンを奪うのはフォートだが、打撃でダメージを与えるのはトレヴィーノの方。結局その打撃が勝利を決定づけることとなった。

スコッギンズ vs. カンプザーノ

無敗のフライ級有望株の ジャスティン・スコッギンズが3ラウンド常にペースを握り、 ウィル・カンプザーノに判定3−0(三者ともに30−27)で完勝した。これでスコッギンズは9戦全勝、カンプザーノは13勝6敗となった。

スコッキンズは打撃でもグラップリングでもカンプザーノを圧倒した。2ラウンド、カンプザーノはもスコッキンズのテイクダウンに合わせて2ラウンドにはギロチンチョークも極めかけてみせたが、目立った反撃はそれだけであった。

3ラウンド、後の無いカンプザーノは強烈な膝をヒットさせるが、スコッギンズはテイクダウンを奪ってダメージを回復させ、このラウンドも主導権を渡さなかった。

ストリックランド vs. マクダニエル

代役出場のミドル級戦士、ショーン・ストリックランドが、 地元テキサスのブッバ・マクダニエルを1ラウンドで仕留め、鮮烈なUFCデビューを飾った。これでストリックランドは14戦全勝、マクダニエルは21勝8敗となった。

トー・トローエンの代打で出場したストリックランドは、,思い切りパンチを放って行くが、マクダニエルは上手くかわす。やがてテイクダウンを取ることに成功したマクダニエルだが、ストリックランドはリバーサルに成功! 上からパウンドを落としてバックに回り、4分33秒でチョークを極めてみせた。

ホワイトフォード vs. ピネダ

フェザー級戦士たちによるこの日の第1試合は、スコットランドの ロブ・ホワイトフォードがヒューストンの ダニエル・ピネダを上回り、3−0の判定勝利でUFC初勝利を飾った。採点は30−37、29−28、29−28だった。これでホワイトフォードは11勝2敗、ピネダは18勝11敗となった。

あまり動きのなかった1ラウンド、ピネダがミドルを放つとホワイトフォードも顔面にパンチをヒットさせてみせた。

2ラウンド、ホワイトヘッドは蹴りを多用し、左ハイでピネダの右目の上をカットしてみせる。自らの血を見て発奮したピネダもパンチを返し、さらにグラウンドで足関節を狙っていった。

3ラウンド。ホワイトヘッドは二度テイクダウンに成功。ピネダはまたしても足関節を狙うが、ホワイトヘッドはエスケープして再び上を取る。やがて試合がスタンドに戻ると、今度はピネダが上のポジションを奪取。逆転のキムラロックを狙っていったが、時間までに極めることはできなかった。

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