TUF出身者たちが輝く

UFC 173 プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。
5月24日、ラスベガス。土曜日のMGMグランドガーデンアリーナで行われたUFC 173のプレリミナリー・ファイトにおいては、マイケル・キエーザ、トニー・ファーガソン、クリス・ホールズワースという三人のTUF優勝者が出場し、全員が素晴らしい勝利を収めたのだった。

プレリミナリーファイト最終試合で、TUF15の覇者であるマイケル・キエーザはブラジルのベテラン、フランシスコ・トライナルドに判定3−0(30−26、30−26、30−27)で完勝し、2連勝を飾った。これでキエーザは11勝1敗、トライナルドは14勝4敗となった。

1ラウンド、まるでブラジルにおける試合であるかのように、TUFブラジル1の激闘で大きな印象を残した「マサランドゥバ」ことトライナルドに大きな声援が飛んだ。静かな立ち上がりを迎えた両者。やがてキエーザがテイクダウンを狙うがトライナルドはディフェンス。しかし三度目のチャレンジでキエーザはテイクダウンに成功! そこからマウントを奪ったキエーザは一方的にパウンドを打ち下ろす。あわやストップ家と思われたがトライナルドはなんとか耐え抜いた。

2ラウンド、テイクダウンを狙うキエーザにギロチンを合わせるトライナルド。しかしキエーザは頭を抜くと上から試合を優位に展開していった。

3ラウンド、トライナルドはキエーザの急所に膝を当ててしまう。再開後はキエーザがまたテイクダウン。トライナルドの下からの腕十字にヒヤッとする場面もあったキエーザだが、それ以外は優位な体勢を維持したまま試合を終えた。

ファーグソン vs. 菊野

ライト級の有望株、トニー・ファーグソンが1ラウンドで日本の菊野克紀をKO、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの有力候補として名乗りをあげた。

1ラウンドの序盤、前に出てくるファーグソンに菊野のカウンターがヒット。ファーグソンも打ち返して試合は見応えのある打ち合いとなるかに見えた。しかし、やがてファーグソンの強烈なジャブがヒットし菊野がぐらつくと、ファーグソンはパンチのラッシュ。さらに試合がグラウンドに移行するとファーグソンは腕狙いからダースチョークと畳み掛ける。極まらないと見るや立ち上がったファーグソンはスタンドで詰めてゆき、強烈な右ストレート! ダウンした菊野が後頭部を強く打ち付けたのを見て、レフェリーは4分6秒で試合を止めた。

これでファーグソンは16勝3敗、菊野は22勝6敗2分となった。

ファーグソンのインタビューはこちらから

ホールズワース vs. カムス

TUF18優勝者、クリス・ホールズワースがチコ・カムスに判定3−0(三者とも30−27)で圧勝。キャリア初の判定決着となったものの、TUF後のキャリアを最高の形でスタートさせてみせた。これでホールズワースは7戦全勝、カムスは13勝5敗1ノーコンテストとなった。

1ラウンド、リーチ差を活用しようとしたホールズワースだが、もっとも効果的だったのは2分過ぎに当てたショートフックであった。その後テイクダウンを奪ったホールズワースはマウントを奪って優位に試合を進めた。

2ラウンド、またしても試合をグラウンドに持ち込んだホールズワースは肩固めを極めかけるが、カムスはディフェンス。さらにホールズワースはバックを奪うがカムスは守り切った。

3ラウンド、ファンの声援に乗ってカムスは打撃で前に出るが、ホールズワースはまたもやテイクダウンに成功。上から極めを狙ったホールズワースだったが、カムスはここも最後まで守り抜いたのだった。

ホールズワースのインタビューはこちらから

クラーク vs. イアキンタ

このライト級戦において、エドモントン出身のミッチ・クラークが、ニューヨーク出身のアル・イアキンタ相手に粘り強く闘い、2ラウンドで一本勝ちを収めた。

1ラウンド、蹴り足を捕まえたイアキンタは強烈な右をヒット。試合をグラウンドに持ち込むと上からパウンドで攻撃。クラークもなんとか立ち上がったが、イアキンタはまたしても試合をグラウンドに持ち込んで試合を優位に進めた。

2ラウンド、またしてもイアキンタがクラークをテイクダウンし、サイドを奪う。しかしここで罠が待っていた。クラークは下から腕を伸ばすとイアキンタにダースチョーク。これが強烈に極まって57秒でイアキンタは失神。クラークが見事な逆転一本勝ちを収めた。

この勝利でクラークは11勝2敗に、イアキンタは8勝3敗1分となった。

ピチェル vs. ンジョカーニ

TUF出場者のヴィンク・ピチェルがアンソニー・ンジョカーニに3−0(30−27、30−27、29−28)で判定勝ち、キャリア最大の勝利を収めた。

1ラウンド、打撃ではンジョカーニが優位に立ったが、ピチェルはンジョカーニをフェンスに詰めてのテイクダウンに成功した。

2ラウンド、ンジョカーニに組み付いたピチェルは、前戦でルスタム・カビロフにやられたことをここでやり返すかのようにスープレックスを連発! さらに重ねてテイクダウンを奪って強い印象を残した。

3ラウンド。息が上がりはじめたピチェルだが、組み付いてはテイクダウンを重ねてゆき、金星とも言える勝利を手にした。

これでピチェルは9勝1敗に、ンジョカーニは16勝8敗1ノーコンテストとなった。

シシリア vs. フィリップス

フェザー級有望株のサム・シシリアが、ニューカマーのアーロン・フィリップスとの激闘を判定3−0(30−27、29−28、29−28)で制した。これでシシリアは13勝4敗に、フィリップスは8勝1敗となった。

1ラウンド、フィリップスはミドルや膝をヒットさせるなどいい動きを見せたが、シシリアもテイクダウンを決め、またスタンドでは強いパンチを放っていった。

2、3ラウンドも両者は激闘を展開。お互いグラウンドで上を取る場面が見られたが、シシリアの方がやや大きなダメージを与えることに成功した。

ジンリァン vs. ミシャウド

この日のオープニングバウトとなったウェルター級戦にて、リー・ジンリァンとデイヴィッド・ミシャウドという二人の新規参入選手が激闘を展開した。結果として中国のジンリァンが判定2−1(30−27、29−28、28−29)で勝利を手にした。ジンリァンはこれで9勝2敗に、ミシャウドは7勝1敗となった。

「相手は予想以上にタフだったよ」とジンリァンは語った。「僕が予想していた以上に力が強かった。だから自分も負けないように、コーチとともに戦ったんだ。僕は次世代のブルース・リーだ。これからも期待してくれよ。」

激闘となった1ラウンド、ジンリァンがスタンドで打ち勝てば、ミシャウドも豪快なスラムで観客を大いに沸かせてみせた。

2ラウンドも、ラスベガスにて名伯楽ジミー・ギフォードと練習を重ねたジンリァンのボクシングが冴える。しかし後半ミシャウドはテイクダウンからチョーク狙い。試合後五分に戻してみせた。

3ラウンド、テイクダウンを奪ったミシャウドは、パウンドを落としてジンリァンの左目を出血させる。しかし北京出身のジンリァンはポジションを入れ替えると逆に上から反撃。ミシャウドも下からのギロチンを見せるが、ジンリァンは上をキープしたまま試合を終えてみせた。

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