見事な4度目の防衛戦 - マイティ・マウスがアリを下し王座を防衛

UFC 174 メインイベントの結果は以下の通り...。

カナダ現地時間6月14日ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー — 土曜日の夜にロジャース・アリーナで開催されたUFC 174のメインイベントでUFCフライ級タイトルの4度目の防衛戦に臨んだデメトリオス・ジョンソンはまたもや他の125ポンド級ファイター達の一歩先を行く完成度の高い闘いぶりを披露し、挑戦者アリ・バガウティノフを5ラウンド終了後のユナニマス判定で退けUFCフライ級タイトルの防衛に成功した。

ジャッジの判定は3名とも50−45でジョンソンを勝者として支持。

1ラウンドこそ手数においてバガウティノフは優位に映ったものの、ジョンソンがいかなる形でも危険な状態にさらされるシーンは見られなかった。バガウティノフが王者を金網に押し込んだ時でさえ、ジョンソンは多数のヒザを至近距離から命中させ、挑戦者に狙いを絞らせなかった。ダゲスタン出身のバガウティノフはこのラウンド終了直前にテイクダウンを成功させジャッジに優勢をアピールした。

2ラウンドに入るとジョンソンはパンチ、キック、そしてテイクダウンを織り交ぜながらバガウティノフに一層の圧力をかけ始めた。ラウンド中盤を過ぎるとジョンソンはキレのあるパンチでバガウティノフを退がらせようと試みたが、バガウティノフはその攻撃を気に留めずに前にでるとハイキックで反撃を試みた。ラウンド後半はバガウティノフがジョンソンを金網に押し込んだ状態が続いたものの、ジョンソンは動きを止めず、特に無数のヒザ蹴りを相手にめり込ませた。

3ラウンドに入っても比較的静かな攻防が続くと客席からはざわめきが聞こえ始めた。しかしバガウティノフにとって試合の流れを変えるこの試合で最高のチャンスは、両者にとって比較的離れた距離で多彩な打撃を交換し合うこの攻防にあったと言えた。残り時間1分20秒、バガウティノフがこの試合2度目のテイクダウンを成功させたものの、ジョンソンは素早く立ち上がり至近距離からの打撃で反撃した。ラウンド終了直前に両者が再びもつれ合うと、“マイティ・マウス”が相手の背後を奪い、その攻防を制したところでラウンド終了のホーンが鳴り響いた。

第4ラウンド、ジョンソンがバガウティノフに差を付け始めている様に見えた。ジョンソンは特段これと言った特別な攻撃をする訳ではなかったが、しっかりとした闘いぶりでバガウティノフの攻撃をスロー・ダウンさせた。

最終ラウンドが始まるとハグを交わしたジョンソンとバガウティノフは至近距離での打撃戦を展開し、ここでもジョンソンのスピードと豊富な運動量が両者の攻防に差をつけていた。今夜の一戦を端的に表すとすれば、まさにこのジョンソンのスピードと運動量であり、王者はまたしてもその防衛戦を成功させた。

この勝利でワシントン在住のジョンソンの戦績は20勝2敗1分けに、バガウティノフの戦績は13勝3敗となった。

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