UFCファイトナイト・ゴイアニア大会:メインカード結果

UFCファイトナイト・ゴイアニア大会のメインカード結果を見てみよう。
もしこの2013年が、これまで ヴィトー・ベウフォートの年であったことに異論を唱える者がいたとしても、その見解は土曜夜にブラジル、ゴイアニアのゴイアニア・アリーナにおいて完全否定された。元ライトヘビー級王者のベウフォートはこの夜、UFCファイトナイトのメインイベントにおいてダン・ヘンダーソンを1ラウンド、ハイキックで仕留めたのだ。それはKO・オブ・ジ・イアーに相応しいような一撃だった。

大会の写真


両者は2006年にPRIDEにおいて戦っており、その時はヘンダーソンが判定勝ちしている。よってこれで二人の戦績は一勝一敗の五分となった。また、この試合はヘンダーソンの40試合ものMMAキャリアにおける初のKO負けでもあった。

試合開始後一分ほど、サークリングをして打撃を繰り出さなかった両者。そんな緊張感のある攻防は突然爆発した。ヘンダーソンが一撃必殺を狙って前に出ると、ベウフォートは強烈な左アッパーをアゴにヒット! これで崩れ落ちたヘンダーソンに襲いかかるベウフォート。ヘンダーソンも必死に回復を図り、さらに腕十字まで繰り出す。そしてヘンダーソンが立ち上がった瞬間、ヴィトーの左ハイが炸裂! 1分17秒でヘンダーソンは昏倒し、試合終了した。
マイケル・ビスピン戦、ルーク・ロックフォード戦に続いてまたもや衝撃的なKO勝利。戦績は24勝10敗と鳴った。敗れた43才のヘンダーソンはこれで3連敗。戦績は29勝11敗となった。

試合後感謝の言葉を述べるベウフォート


フェレイラ vs. サラフィアン

TUFブラジル1において行われなかった決勝戦が実現したこの試合。優勝者のセザール “ミュータンチ” フェレイラが、2012年は怪我によって全く試合ができなかったダニエル・サラフィアンに2-1の判定勝利を得た。スコアは30-27,20-28,28-29だった。

1ラウンド、開始と同時に攻撃に出たサラフィアンは、ケージ際にフェレイラを押し込んで行く。ブレイクの後、さらに右を当てたサラフィアンだが、フェレイラはテイクダウン。やがてスタンドに戻った両者は打ち合って観衆を沸かせた。

2ラウンド、フェレイラはまたしてもテイクダウンで上を奪うがそこで試合は膠着してしまう。スタンドに戻るとサラフィアンは右を当てるが、またしてもフェレイラはテイクダウン。そこから肩固めを狙うが、驚いたことにレフェリーのマリオ・ヤマサキは二人をブレイクしてしまう。スタンドに戻った両者だが、サラフィアンはこの幸運を活かせずにラウンドが終了した。

3ラウンド、またもやフェレイラがテイクダウンを決めて上から抑えると、観客はやがてブーイング。ブレイクがかかった後またしてもテイクダウンを決めるフェレイラ。最後はフェレイラがチョークを狙った所で試合終了した。

ベロ・ホリゾン手出身のフェレイラはこれで8勝2敗に、敗れたサンパウロ出身のサラフィアンは9勝4敗となった。

ミュータンチの試合後インタビューはこちら

カヴァウカンチvs. ポクライェク

元ストライクフォース王者のハファエル “フェイジャオン” カヴァウカンチが、UFCニ戦目において初勝利をあげた。カヴァウカンチはわずか78秒、イゴール・ポクライェクから打撃でタップアウトを奪ったのだ。これでカヴァウカンチは12勝4敗 1 NC、 ポクライェク25勝11敗 1 NCとなった。

1ラウンド、激しく打ち合った両者。ポクライェクはカヴァウカンチをフェンス際まで詰めるが、そこで"フェイジャオン"ことカヴァウカンチは首相撲でポクライェクを捉えて顔面とボディに膝の連打! ダメージを与えた後でパンチをまとめ打ちしてポクライェクをタップアウトに追い込んだ。

フェイジャオンの喜びの声

ザッチ vs. チアゴ

ウェルター級ファイター、 ブランドン・ザッチの評判は今後もまだ落ちないようだ。 この日デンバー出身のザッチは、ベテランの パウロ・チアゴから打撃によるタップアウトを奪ったのだ。これでザッチは 11勝1敗に、チアゴは15勝6敗となった。

試合開始後チアゴに迫っていったザッチ。チアゴはテイクダウンを奪ってみせるが、ザッチはすぐに立ち上がる。そしてザッチは強烈な左の膝がチアゴのボディに! 倒れ込んだチアゴは、ザッチが追い打ちをかけてくるとたまらずタップアウト。2分10秒の出来事だった。

ザッチの試合後インタビュー

ラフレア vs. ポンジニッビオ

ウェルター級戦士ライアン・ラフレアがこの日も無敗を守った。ラフレアは、この日UFCデビューを迎えた TUF ブラジル2決勝進出者の サンチアゴ・ポンジニッビオを判定3-0で下したのだ。採点は三者ともに30-27だった。

1ラウンドにまず攻撃に出たのはラフレア。テイクダウンからマウントを奪ってみせる。パウンド攻撃や肩固め狙いをみせたラフレアは腕十字に行くが、アルゼンチン出身、今はブラジルで練習するポンジニッビオは脱出。しかしラフレアは再びテイクダウンを決めて試合をコントロールした。

2ラウンドもテイクダウンを奪ったラフレアは、スタンドでもスタミナを奪われたポンジニッビオ相手に優位に立つ。ポンジニッビオも息を吹き返して左を当てて観客を沸かせたが、ラフレアはテイクダウンで試合の流れが変わるのを阻止してのけた。

3ラウンド、試合の主導権を握ったラフレアは打撃でダウンを奪う。しかしポンジニッビオも意地を見せ、ラフレアの猛攻を最後まで凌いでみせたが、どちらが判定で勝利したかは明らかだった。ニューヨーク出身のラフエアはこれで9戦全勝、ポンジニッビオは19勝2敗となった。

ステフェンス vs. ジェイソン

以前ライト級で活躍した ジェレミー・ステフェンスが、TUFブラジル優勝者のロニー・ジェイソンを1ラウンドKOに下し、フェザー級にて2連勝を飾った。

試合開始と同時に、リラックスした状況で戦いに臨んだジェイソン。おそらく彼はリラックスし過ぎていたのだ。右を打ちながら体を傾けたジェイソンに、ステフェンスの右のハイがまともにヒット!倒れ込んだジェイソンにステフェンスが追い打ちをかけたところで、試合はストップした。わずか40秒のことだった。

これでステフェンスは22勝9敗に。敗れたジェイソンは14勝4敗となった。

ステフェンスの試合後インタビュー

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