シールズ、マイアに辛勝、キムはシウバをKO: UFCファイトナイト、メインカード結果

UFC ファイトナイト、メインカードの結果を見てみよう。
水曜日、ブラジルのサンパウロ州バルエリにあるジナシオ・ホセ・コレイラにて行われたUFCファイトナイトのメインイベントにおいて行われた二人の世界最高峰の黒帯柔術家対決は、ジェイク・シールズデミアン・マイアに5R判定2-1で辛勝した。

「この試合は、僕にとって生涯でもっともタフな試合の一つだったよ。GSP(ジョルジュ・サンピエール ) 戦やダン・ヘンダーソン戦と並んでね。マイアは本当に手強かった」と語ったシールズは、これで最近4戦無敗である。

判定は48-47, 48-47, 47-48。シールズはこれで29勝6敗1分1ノーコンテストに。敗れたマイアは18勝5敗となり、連勝は3でストップした。

1ラウンド開始と同時に距離を詰めていったマイアは、やがてテイクダウンに成功!そこからパスこそできなかったものの、パウンドを落としていったマイア。シールズは立ち上がったものの、再びマイアにテイクダウンを奪われてしまう。再び立ち上がったシールズは、さらに組み付いてくるマイアに対して、今度はポジションを入れ替えることに成功! そのままシールズが上をキープしたまま、膠着気味の状態でラウンドは終了した。

2ラウンド、今度はシールズがマイアをフェンスに詰め、先にテイクダウンを奪う!パスこそ奪えなかったものの、上から積極的に動いてみせたシールズがラウンドを優位に進めた。

3ラウンド、シールズに組み付いたマイアは、バックに付くことに成功。しかしシールズは見事なローリングでトップを奪い返してみせた! そこから上をキープしたシールズは、コツコツとパウンドを当てて試合を支配した。

しばらく互角の攻防が続いた4ラウンドだが、シールズのしつこいテイクダウンを切ったマイアが上を奪取! そこからコツコツとパウンドを落としたマイア。やがてレフェリーによるブレイクが入った後は、両者とも有効な打撃を当てることができなかった。

最終ラウンド、お互い打撃を繰り出すが有効打は当てられない。シールズはしきりにテイクダウンを狙ってゆくがマイアは許さない。そして試合終了直前、マイアは有効打をいくつか入れてみせた。

キム vs. エリック・シウバ

これまで、上をキープしての勝利を積み重ねることで批判も受けてきたウェルター級の強豪 キム・ドンヒョンは、この日そのニックネーム「スタンガン」に相応しい力を久々に発揮した。キムはブラジルの新星、エリック・シウバを2ラウンドで仕留めてみせたのだ。

キムは2008年のUFCデビュー戦(ジェイソン・タン戦)以来のKO勝利となった。これで戦績は18勝2敗1分1ノーコンテストに。敗れたシウバはこれで15勝4敗1ノーコンテストに。

1ラウンド、テイクダウンを狙って前に出て行くキム。最初は防戦を余儀なくされたシウバだが、徐々に強烈な打撃を当てて反撃に出る。しかしひるまず組み付いたキムは、テイクダウンからマウントを奪取! マウントこそ逃げられたものの、キムは上をキープしたまま優勢にラウンドを終えた。

2ラウンド、キムはまたしてもテイクダウンを狙ってゆくが、シウバは強烈なパンチを連打で当ててみせる。やや慎重になりながらも、決して前に出ることをやめないキム。さらにシウバのパンチが当たり、形勢逆転かと思われたその時、キムの強烈な左がヒット! シウバは一発で昏倒した。3分01秒の出来事だった。

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チアゴ・シウバ vs. ハミル

契約体重を守れずファイトマネーの一部を没収されてしまったチアゴ・シウバ だが、 ローキックを中心 マット・ハミル を攻め立てて判定勝利をものにした。採点は二者が30-27、一者が29-28でいずれもシウバを支持した。

1ラウンド、ハミルはシウバと互角の打撃戦を展開。やがてシウバがスタミナを切らせてゆくにつれて、番狂わせの可能性も見えはじめたかに見えた。しかしそこでシウバは強烈な右をヒットさせ形勢を戻す。その後も有効打を多く当て、優位なままラウンドを終えた。

2ラウンド、エンジンを上げたハミルはテイクダウンを奪い、さらにスピニングバックエルボーまで繰り出してみせる。しかしシウバは強烈なローを中心に打撃で反撃し、さらに右を当ててハミルに膝を付けさせた。ダメージを受け疲労の色も濃くなってきたハミルだが、ラウンド終盤にはテイクダウンを奪ってみせた。

3ラウンド、シウバはローを連打して確実にハミルにダメージを与えてゆく。必死でシウバに組み付き、フェンス際に押して行ったハミルだが、それを振りほどいたシウバはさらに打撃で猛攻。KO寸前まで追い込まれたかに見えたハミルだが、最後まで倒れることはなかった。

この勝利でシウバは16勝3敗2ノーコンテストに、ハミルは12勝5敗となった。

マルドナード vs. ベルトラン

試合の序盤と終盤を優勢に進めたライトヘビー級のラフファイター、ジョエイ・ベルトランだったが、フロリアーノポリス出身のファビオ・マルドナードはそれ以外の局面で試合を支配し、2-1の判定勝利(29-28,28-29,29-28)を飾った。これでマルドナードは20勝6敗に、ベルトランは14勝9敗1ノーコンテストとなった。

1ラウンド、ベルトランはマルドナードをフェンスに詰め、小さな打撃を当てて優勢に。ベルトランは2ラウンドになってやっと打撃で反撃を開始。左を当ててベルトランをぐらつかせると、主導権を奪い返してみせた。

3ラウンド、距離を取ってパンチを当てて行くマルドナード。しかしベルトランはケージ際で耐えると、終盤には逆にマルドナードをフェンスに追い詰めて反撃を見せた。

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パルハレス vs. ピアース

一時期ミドル級戦線に旋風を巻き起こしたホジマール・パルハレスが、素晴らしいウェルター級デビューを飾った。彼は僅か31秒でマイク・ピアースから一本勝ちを奪ったのだ。

試合開始後すぐに攻撃に出て、テイクダウンを奪ってみせたピアース。しかしこれが終わりの始まりであった。下から代名詞の足関節を仕掛けるパルハレス。一度は逃れたピアースだが、パルハレスの足が再び絡んでくると万事休す。

必殺のヒールフックでパルハレスが勝利した。

これでパルハレスは24勝5敗に、ピアースは17勝6敗となった。

パルハレスの試合後インタビューはこちら

アスンサオ vs. ディラシャウ

バンタム級コンテンダー同士の見応えのある一戦は、 ハファエル・アスンサオTJ ディラシャウを2-1の判定(29-28,28-29,29-28)で振り切り、5連勝をマークした。これでアスンサオは20勝4敗、ディラシャウは9勝2敗となった。

「接戦だったけど、打撃では優位に立てたと思うよ。ディラシャウの動きに驚くことはなかったよ。彼がハイキックなどのダイナミックな攻撃を繰り出してくるのは知っていたからね。次に誰と戦うかは分からないね。僕の階級は、次に何が起こるか読めない状況だ。僕は対戦相手を指名するようなタイプじゃないしね」とアスンサオは語った。

1ラウンド。テイクダウンに成功したディラシャウだが、アスンサオも立ち上がってみせる。しかしディラシャウはスクランブルからスタンドでバックを奪取! そこからチョークを狙っていったが、アスンサオは耐えて脱出。そこから打撃で反撃していった。

2ラウンド。左目を腫らしたアスンサオは、強烈な右を中心として打撃を当ててゆく。ディラシャウはテイクダウンを試みるが、アスンサオは首を狙って逆襲。試合がスタンドに戻ると、鼻血を出したディラシャウはまたしてもテイクダウンに成功。しかしアスンサオはすぐに立ち上がり、地元ファンの大声援を浴びた。

凄まじいペースで最初の2ラウンドを戦った二人だけに、最終ラウンドはさすがに動きが落ちている。それでも両者の闘志は衰えず、アスンサオはパンチでディラシャウの右目をカット。ディラシャウもひるまず、パンチをくリ出してはテイクダウンを狙ってゆく。激闘が終了した後、右手を上げられたのはアスンサオの方だった。

「僕は負けてない。テイクダウンを幾度か奪い、オクタゴンコントロールにおいても優勢だった。強い打撃を当て、ダメージを与えたのも僕の方だ。アスンサオはいい選手で、僅差の試合だったが僕の勝ちだ。ジャッジに委ねるとこういう目にあってしまうんだ」とディラシャウは語った。

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