UFC RIO メインカード結果:ショーグン、ミノタウロ、ノックアウトでリオを熱狂させる

UFC RIOメインカードの試合結果は以下の通り

UFCデビュー戦を台無しにしてくれたその相手との再戦にこぎつけるまでに、実に4年もの歳月を必要とした。土曜日の夜にブラジル、リオデジャネイロのHSBCアリーナで行われたUFC RIOのコメインイベントでマウリシオ”ショーグン”フアはフォレスト・グリフィンを2分足らずでKO、その対戦成績をイーブンに戻した。

2007年、後に共にライトヘビー級王者となる二人のファイターはUFC 76で対戦、そのときはグリフィンがPRIDEで活躍したショーグンを3ラウンドにチョークに捉えて試合に勝利した。

試合が始まると両者は軽い打撃を交換、互いにその距離を伺った。しかし1分が経過すると、フアの強烈な右アッパーが様子を一変させ、その瞬間からフアはまさにグリフィンにトドメを刺すために生まれてきた男になったかのようであった。フアの右がグリフィンを捉えるとグリフィンはマットに崩れ落ち、すぐさまフアの速射砲のような鉄槌が襲い掛かりグリフィンは失神。レフェリー、マルク・ゴッダールドが試合時間1分53秒で両者の間に割って入った。

戦績を20勝5敗と伸ばしたフアは「フォレストは素晴らしい選手だけど俺は毎日この試合に向けてハードにトレーニングした来た。」と語り、5月にジョン・ジョーンズに破れ、タイトルを失って以来の試合を勝利を飾った。ティト・オーティス、リッチ・フランクリンと復帰戦を連勝で飾ってきたグリフィンであったが、この試合を落としたことでその戦績は18勝7敗となった。

ノゲイラ vs. シュアブ

元UFCそしてPRIDEのヘビー級王者であるアントニオ・ホドリゴ”ミノタウロ”ノゲイラが、幾度もの手術を乗り越え復活、その伝説的なキャリアで初めてとなる母国ブラジルでの試合を行い、急成長目覚しい若手のスター選手、ブレンダン・シュアブに1ラウンドでノックアウト勝利、まだその心に闘志の残り火がともっていることを見せ付けた。

序盤には互いに金網際で押し合いをするような展開になった両者だが、ひとたび距離が離れると試合の流れは若く、スピードに勝るシュアブに傾いた。スタンドの攻防で、ノゲイラはより積極的に前に出ながらワンツーをヒットさせることに成功したが、キックとパンチを主体にシュアブが試合を組み立て始めるとその優位はますます明らかになった。しかしノゲイラが決定的なピンチに陥ったかと思われたとき、ミノタウロのワンツーがシュアブを打ち抜き、追い討ちの左がシュアブの顔面を襲うと、シュアブは顔面からマットに崩れ落ちた。さらに追撃の左が”ハイブリッド”を襲ったとき、レフリー、ハーブ・ディーンが試合をストップ、時間は1ラウンド3分9秒の出来事であった。

この勝利でノゲイラは2010年2月にケイン・ヴェラスケスに敗北を喫して以来の白星を上げ、33勝6敗1分け1ノーコンテストと戦績を伸ばし、シュアブは9勝2敗となった。

バルボーザ vs. ピアソン
期待のブラジリアンファイター、エドソン・バルボーザは英国のロス・ピアソンとの激闘を3ラウンド、スプリット判定で勝利、その無敗記録を守った。

判定は29-28が2名、残る1名が28-29をバルボーザに付け、バルボーザが勝利。戦績を9勝0敗とした。

ピアソン(14勝5敗)はバルボーザの正面に陣取り、相手のリーチとキックを巧に無効にする作戦に出た。しかし多少のパンチを貰うもののバルボーザはすぐに自身のパンチを当て始め、さらに時折フロントキックとスピニング・バックキックを英国ファイターに叩き込んだ。しかしピアソンも彼のゲームプランを忠実に遂行しており、その自信が1ラウンドを通じてはっきりと見て取れた。

2ラウンドが始まると閃光のような右がピアソンに命中、しかし”リアル・ディール”はすぐに跳ね起きると前進しながらの攻撃を再開した。バルボーザの右が次第にあたり始めて、試合の鍵を握る攻撃となりつつあるようであった。しかしバルボーザの強打を受けながらもプレッシャーを緩めないピアソンの作戦が功を奏し始め、じわじわとバルボーザの消耗を誘った。

ラウンドインターバルで体力を回復したバルボーザの切れのある打撃が前進し続けるピアソンを襲ったが、ピアソンは強烈なコンボをバルボーザに叩き込むと、バルボーザをフェンスに釘付けにした。何とか体を入れ替え距離をとろうとするバルボーザだが、ピアソンはしつこく追いすがる。残り時間が1分を切ると、このラウンドを獲得するために、両者は余力を振り絞りながら激しくパンチを交換、このライト級ファイター達の激闘をファンは声援を持って歓迎するなか試合が終了した。

ネドコフ vs. ケイン
実現に至るまで紆余曲折があったものの、ブルガリアの無敗のライトヘビー級ファイター、スタニスラヴ・ネドコフがついにUFCに登場、期待通りの活躍を見せ、サンパウロのルイス・ケインを1ラウンドでTKOで葬った。

試合が始まると体格に勝るケインがネドコフを追いかける展開になるが、むやみに手を出すことは無く、じっくりと様子を伺いながら打撃を繰り出す。テイクダウンをネドコフは大振りのパンチで反撃し、距離を詰めるチャンスを伺った。時間が進むにつれて両者のパンチが当たり始めるが、ケインのアッパーがネドコフを捉えると、ネドコフはぐらつき鼻から出血、ケインが優勢になるかと思われた。しかし何の前触れも無くネドコフの右がケインを強襲、さらに追撃の左がヒットすると、ケインは棒立ちになってしまう。ヒザがぐらつくケインはなんとかこの窮地を脱出しようとこころみるものの、ネドコフはそれを揺るさずパンチの連打で襲い掛かり、試合時間4分13秒でレフリーストップを呼び込んだ。

この勝利でネドコフは12勝0敗、ケインは12勝4敗1ノーコンテストとなった。


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