UFCシンガポール大会、メインカード結果

UFCシンガポール大会、メインカードの結果は以下の通り。
土曜、シンガポールのマリナ・ベイ・サンズで行われたUFC ファイトナイトにて、元ストライクフォース王者の タレック・サフィジーヌ がオールラウンドな力を見せつけ、韓国のリム・ヒョンギュに判定3-0で完勝し、UFCウェルター級戦線への殴り込みを高らかに宣言した。採点は49-46,48-47,48-47だった。

1ラウンド、序盤からサフィジーヌはよく動き、スイッチを繰り返してはパンチと蹴りを効果的にヒットさせて主導権を握る。リムも右で一瞬サフィジーヌからノックダウンを奪い、さらに終盤は有効打をさらに当てて笑みを浮かべてみせた。

2ラウンドは激しい打ち合いで開幕。打ち勝ったのは、二度にわたりリムを下がらせたサフィジーヌだった。さらにサフィジーヌは強烈なローを打ち込むと、次は顔面にパンチを当ててみせる。焦るリムも振り回すがサフィジーヌを捕らえることはできなかった。

3ラウンド、リムは調子を取り戻して打撃を当てるが、サフィジーヌの強烈な右をもらいダウン! さらにサフィジーヌはテイクダウンを奪って主導権を奪い返す。その後試合がスタンドに戻ると、ベルギー出身のサフィジーヌはさらに強烈なローを連打! 目に見えて大きなダメージを負ったリムはそのまま転倒した。さらに追撃に出たサフィジーヌは、グラウンンドで上のポジションをキープ。試合がスタンドに戻った後は再び強烈なローをヒットさせ、リムをまたしてもダウンさせてみせた。

大きなダメージを受けながらも、4ラウンドも試合続行したリム。死力を振り絞って左右を振り回しながら前進する。しかし冷静にそれを捌いたサフィジーヌは飛び膝でまたしてもダウンを奪う! さらにグラウンドでチョークや三角を狙っていったサフィジーヌだが、リムは疲労困憊ながらも守り切った。

最終ラウンド。不屈の闘志を見せるリムは前に出て全力で振り回す。距離を取って冷静に打撃を当てて優位に試合を進めたサフィジーヌは、またしてもローでダウンを奪う。リムを立たせたサフィジーヌはフィニッシュを狙ってゆくが、リムは吠えてノーガードのまま突進! 打ち合いに持ち込んでの大逆転KOを狙ってゆく。そして試合終了寸前にリムのパンチがヒット! ふらついたサフィジーヌに対してリムはさらに襲いかかるが、ここで試合は終了した。

この勝利でサフィジーヌは15勝3敗に、ソウル出身のリムは12勝4敗1分となった。


川尻 vs. ソリアーノ

このフェザー級戦において、これまで無敗のショーン・ソリアーノは序盤は優位に試合を進めてみせた。しかし日本のスター、川尻達也は徐々に「ザ・クラッシャー」の本領を発揮し、2ラウンドで一本勝ちを奪い、UFCデビュー戦において大きなインパクトを残すことに成功した。

1ラウンド。序盤ソリアーノは有効打を当て、テイクダウンディフェンスにも成功して好調な滑り出しをみせた。しかし川尻の攻撃を防ぎ続けることはほどんど不可能であった。2分過ぎ、茨城出身の川尻はついにテイクダウンに成功! すぐに立ち上がってみせたソリアーノだったが、川尻はついてゆき再びテイクダウンを奪い、そのままバックを奪ってみせる。そのまま川尻がパウンドを見舞ううちにラウンドが終了した。

2ラウンド、川尻は1ラウンドよりはるかに容易くテイクダウンを奪うと、すぐにバックを奪ってチョークに! 50秒の地点でタップを奪ってみせた。

元PRIDEのライト級のスターの川尻は、フェザー級で無敗。戦績はこれで33勝7敗2分に、ソリアーノは8勝1敗となった。


国本 vs. ドゥトゥラ

盛り上がりかけていた国本起一ルイス・ドゥトゥラのウェルター級は、ドゥトゥラの反則失格により消化不良のまま終わってしまった。

一進一退の攻防で始まったこの試合は、ドゥトゥラが国本の後頭部に反則のヒジ打ちを数発見舞ったことで突然中断されてしまった。ドクターによるチェックを経て、試合は2分57秒でドゥトゥラの反則決着という形で終了した。

反則勝利した国本はこれで16勝5敗2分1ノーコンテストに、ドゥトゥラは11勝3敗1分となった。


カンvs. 清水

韓国のカン・ギョンホは、そのUFCキャリアの中でもっとも鮮烈なパフォーマンスを見せ、清水俊一を3ラウンド一本で仕留めてみせた。

1ラウンド。グラウンドでは苦戦を予想されたカンだが、打撃で主導権を握った上に寝技でも清水を圧倒。三角締めで一本勝ち寸前まで清水を追い込んでみせたが、そこで反則の肘を打ち下ろしてしまう。これで清水は出血し、レフェリーはカンに2点減点を命じた。再開後、ポイントで不利となったカンはさらに攻めて行くが、低い蹴りを清水に入れてしまいまた試合は中断された。股間を抑えて痛がる清水だが、リプレイを見たレフェリーはローブローではないと判断した。

2ラウンド、カンの攻勢が続く。マウントを奪われた清水はなんとか逃げて上を奪うことに成功するが、カンはすぐにまた上を奪い返してグラウンド&パウンドを見舞っていった。

3ラウンドも、グラウンドで上を奪ったカンの一方的な攻勢が続く。強烈なパウンドでダメージを与えたカンが肩固めに入ると、3分53秒のところで清水はタップアウトした。

カンはこれで12勝7敗1ノーコンテストに、清水は28勝9敗10分となった。

メディア

最新
UFC Minute host Lisa Foiles runs down all the need-to-know needs for Thursday, August 27th, including Ultimate Media Day, the Dana Download, and free fights on UFC.com!
2014/08/28
【今週のラインナップ】 ウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックス特集 ■自分のルーツに触れる旅 ■頂点への挑戦 UFC158 カーロス・コンディット戦 ■過酷な障害物レースに挑む
UFCフライ級王者のデメトリオス・ジョンソンがクリス・カリアーソを挑戦者に迎えて防衛戦を敢行。ドナルド・セラーニはエディ・アルヴァレスを迎撃、さらに人気急上昇ファイターのコナー・マグレガーが好敵手ダスティン・ポアリエと対戦する。
2014/08/27
UFC史上最大の番狂わせの一つが起きたUFC 173でのヘナン・バラオ vs. T.J. ディラシャウ。米国時間8月28日 7pm/4pm ETPTからFOX Sports 1で放送されるファイト・フラッシュバックで世紀の一戦を振り返ろう。
2014/08/27