UFC シンガポール大会、プレリミナリーファイト結果

UFC シンガポール大会、プレリミナリーファイトの結果は以下の通り。
土曜、シンガポールのマリナ・ベイ・サンズで行われたUFCファイトナイト大会にて、急上昇中のフェザー級スター、マックス・ホロウェイが、UFCデビューを迎えたウィル・チョープ を2ラウンドTKOで仕留めた。この日はホロウェイと同じハワイ出身のダスティン・キムララッセル・ドアネも勝利しており、ハワイ勢はこの日三連勝となった。

1ラウンド、タイを拠点に置くチョープは積極的に攻撃を仕掛けてゆく。序盤は調子の上がらなかったホロウェイだが、やがて距離を掴んで強打を当てると、さらにケージ際で連打を見舞っていった。

2ラウンドも勢いに乗ったホロウェイが攻勢に。上下にパンチと蹴りを当ててゆく。チョープも負けじと打ち返すものの、ホロウェイの打撃がヒットしチョープがダウン!そのまま追い打ちをかけると2分27秒、レフェリーが試合を止めた。

この勝利でホロウェイは8勝3敗に、チョープは19勝6敗となった。


菊野 vs. マルハーン

経験豊かな日本人ファイター、菊野克紀 が判定3-0(三者とも30-27)でクイン・マルハーンを倒し、見事にUFCデビューを飾った。

1ラウンド、長身のマルハーンはリーチ差を活かして距離を取って戦おうとする。そして菊野が距離を詰めると、すかさずガードに引き込んで下からサブミッションを狙ってゆく。それを逃れて立ち上がった菊野は打撃に活路を求める。空手家の菊野は、マルハーンのテイクダウン狙いを防ぐと有効打を数発当てる。その後マルハーンが逆にスタンドで攻め込むが、ラウンド終了間際にはまたもや自らグラウンドに引き込んでみせた。

2ラウンド、マルハーンは相変わらずテイクダウンを狙っては失敗し、スタミナを失ってゆく。菊野は警戒しながら有効打をいくらか当てたが、その姿勢はアグレッシブとは言えなかった。

3ラウンド、またしても引き込んだマルハーンだが、菊野は上から打撃を当ててサイドを奪い、やがてスタンドに戻ってみせる。東京出身の菊野は何発か有効打を当て、マルハーンが引き込むと上から抑えて試合の主導権を逃がさない。そのうち右目周辺から出血したマルハーンに対して菊野は攻めの姿勢を見せ、試合終了間際にはテイクダウンを奪ってみせた。

この勝利で菊野は22勝5敗2分に、マルハーンは18勝4敗となった。


ウィー vs. ギャレラ

シンガポール初のUFCファイター、ロイストン・ウィーがフィリピンのデイブ・ギャレラを3-0の判定(三者とも30-26)で下し、地元のファンを多いに沸かせてみせた。これでウィーの戦績は3戦全勝に、ギャレラは5勝1敗となった。

1ラウンド、ウィーが豪快なスラムを決めて試合はグラウンドに。ギャレラはそこから一度はスイープをしてみせたものの、ウィーはすぐに上を取り返す、そのままウィーが上をキープしたままラウンドが終了した。

2ラウンド、またもやウィーはテイクダウンを奪い、そのまま上をキープ。一度は立ち上がることに成功したギャレラだが、またもやウィーに倒されて抑えこまれてしまった。

3ラウンド、ギャレラはついに打撃を当てることに成功するが、またもやグラウンドに持ち込まれてしまう。そのうち苛立ったギャレラは座っているウィーに反則のアップキックを当ててしま1点減点される。その後もウィーは上から主導権を握ったまま試合を終えた。


タイスモフ vs. バン

UFCデビュー戦を迎える者同士の闘いとなったこの一戦。前評判の高かったマイルベク・タイスモフが、オールラウンドな強さを見せてバン・テヒョンから3-0(三者とも30-27)の判定で完勝した。

1ラウンド、ずっとガードを下げたままの韓国人ファイターのバンに対し、オーストリアのタイスモフがパンチと蹴りを当て試合を支配した。

2ラウンド、ハイキックやテイクダウンを織り交ぜて攻めるタイスモフに対して、バンはリズムに乗り切れないままだった。

3ラウンドも試合の流れは変わらない。今度はグラウンドで主導権を握ったタイスモフが優勢なまま試合は終わった。

この勝利でタイスモフは21勝4敗に、バンは16勝8敗となった。


キムラ vs. デロス・レイエス

バンタム級有望株、ダスティン・キムラはこの日デビューのグアム人ファイター、ジョン・デロス・レイエスによる序盤の猛攻を凌ぎ、1ラウンド一本勝ちを果たした。

序盤から拳を強振したデロス・レイエスは開始早々キムラをノックダウン! そのままパウンドで攻め込むも、ハワイ出身のキムラはグラウンドで冷静に対処し、ガードからの腕十字へ! これが見事に極まって2分13秒で一本勝ちした。

キムラはこれで12勝1敗に。デロス・レイエスは7勝3敗に。


ドアネ vs. イッサ

オクタゴンデビューを迎えた者同士この試合。見応えのある攻防の末、ハワイ出身のバンタム級、ラッセル・ドアネがレアンドロ・イッサから2ラウンド一本勝ちを奪った。

1ラウンド、開始早々パンチで前に出るドアネだが、イッサはカウンターのテイクダウン。しかしドアネは見事なリバーサルを決めて立ち上がる。その後またテイクダウンを取ったイッサだが、またしてもドアネはリバーサルし、さらにマウントを奪取! しかし冷静に対処したイッサはガードに戻して三角締めへ! 締め上げるイッサだったが、ドアネも冷静に対処しなんとかこのラウンドを乗り切った。

2ラウンド、イッサも果敢に打撃を放つが、強打者ドアネの右を何度かもらってしまう。やがてグラウンドで上を奪ったドアネは、強烈なパウンドを落とした後で腕を狙いにゆき、そのまま三角締めに移行! ラウンド残り1秒のところでイッサが落ち、試合は決着を見た。

この勝利でドアネは13勝3敗に、現在シンガポールに居を置くイッサは11勝4敗となった。

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