ヴェウドゥム、ブラウンを制してヴェラスケスへの挑戦権獲得

UFC on FOX 11 メインカードの結果は以下の通り。
4月19日、オーランド:土曜夜、アムウェイ・センターで行われたUFC on FOX 大会のメインイベント。当初、時の勢いは完全に トラヴィス・ブラウンの側にあると思われていた。しかし試合が始まるや否や、ベテランブラジル人ファイターの ファブリシオ・ヴェウドゥムがその存在感を見せつけた。ヴェウドゥムはブラウンを5ラウンド圧倒し、3−0の判定(50−45、49−46、49−46)で完勝した。この勝利によって、ヴェウドゥムはケイン・ヴェラスケスの持つヘビー級タイトル挑戦権を獲得。ヴェウドゥムにとってUFCタイトル初挑戦となるこの試合は、今年の後半ヴェラスケスが負傷から回復次第行われる予定だ。

試合開始後、一発を狙って振り回すブラウンは豪快なハイキックまで繰り出す。ヴェウドゥムも打ち返すものの、ブラウンの強打がヒット! ヴェウドゥムがマットに崩れたとき、試合終了家と思われた。しかしヴェウドゥムはディープハーフガードからタックルにつなげて上を奪取! 上から攻撃を仕掛けて行くが、やがてブラウンも立ち上がる。スタンドで豪快なパンチと蹴りを放って行くブラウンだが、ヴェウドゥムはまったく臆せず応戦し、逆に強烈なミドルを当ててみせた。ヴェウドゥムは会場のブラジル人ファンの応援を背に受けて終盤ラッシュ。打撃の強さも見せつけた。

2ラウンドに入っても強いパンチを交換し合い、場内を沸かせた両者。やがてヴェウドゥムがテイクダウンに成功! ハーフ上から肩固め、さらにキムラロックの体勢へ。ヴェウドゥムがブラウンのグリップを切ってキムラに入ったかと思った瞬間、ブラウンは腕を抜いて逃げて立ち上がることに成功! 自ら臨むスタンド戦に戻すことができたブラウンだが、疲労の色は明らかだった。

3ラウンド、右を放つブラウン。しかしスタミナに勝るヴェウドゥムはパンチのコンビネーションでブラウンを追い詰めて行き、さらにスピニングバックフィスト一戦! その後も時とともに自信を増し、笑みを浮かべながらヴェウドゥムに対して、ブラウンの動きは落ちていった。その後テイクダウンを狙ったヴェウドゥムに対してブラウンは必殺のエルボーを見せたものの、ヴェウドゥムの勢いが落ちることはなかった。

4ラウンド、少しペースを落としたヴェウドゥムに対して、ブラウンは右tの強打を当てる。しかしスタミナを温存したヴェウドゥムはやがて攻撃を開始。単発のブラウンに対してコンビネーションを当てていった。

最終ラウンド、5分間を乗り切ればタイトル挑戦権獲得のヴェウドゥムだが果敢に中に入ってジャブから右を当てて行く。最後まで闘志を失わなかったブラウンだが打ち勝つことはできず、試合終了時にその顔は血に染まっていた。

この勝利でヴェウドゥムは18勝5敗1分けに、ブラウンは16勝2敗1分けとなった。


テイト vs. カムーシュ

元ストライクフォース女子バンタム級王者の ミーシャ・テイトが、リズ・カムーシュとの接戦を判定3−0(三者とも29−28)を制して、ついにUFC初勝利をあげた。テイトはこれで14勝5敗に、カムーシェは8勝5敗となった。

1ラウンド開始早々すぐにテイクダウンを奪ったカムーシュ 。テイトもケージを背に立ち上がろうとするが、カムーシェはテイトの足をロックしてそれを許さない。やがてテイトは立ち上がることに成功するが、カムーシュ はまたしてもテイトをケージに追い詰めてテイクダウンを狙い、成功させる。結局常に上を狙い、取り続けたカムーシュ は優位なままラウンドが終了した。

2ラウンド、テイトは逆にテイクダウンを狙うがカムーシュは許さない。逆にカムーシュは2度テイクダウンに成功。しかしテイトはギロチンの体勢へ。それを利用して逆に上を奪ってみせたのだった。

最終ラウンド、ついにテイトがテイクダウンに成功。カムーシェのバックに付いてチョークを狙っては、パンチとエルボーを落としてゆく。やがてテイトの腕がカムーシェの喉元深く入り込む!それでも両手を使って何を逃れたカムーシェ。しかしこのラウンドはテイトが終始圧倒したまま終了。結局これが彼女に勝利をもたらすことになったのだった。


セラーニ vs. バルボーザ

ライト級の人気者、ドナルド・セラーニの復活劇はこの日も続いた。「カウボーイ」ことセラーニはこの日、 エジソン・バルボーザの強打を浴びつつも、逆にパンチでタウンを奪って一本勝ち。大激戦を1ラウンドで決着させたのだった。

開始早々試合をグラウンドに持ち込もうとしたセラーニ。しかしバルボーザはそれを防いで得意のスタンドを維持しては強打を放ってゆく。やがてバルボーザの強烈な右がヒット! しかしダメージを振り払ったセラーニが逆にカウンターの左ジャブを当てると、今後はバルボーザがマットに崩れ落ちる!倒れたバルボーザに襲いかかったセラーニはあっという間にチョークを極めて3分15秒で勝負を決めてみせた。

この勝利でセラーニは23勝6敗1ノーコンテストに、バルボーザは13勝2敗となった。


ロメロ vs. タヴァレス

この日、 ブラッド・タヴァレスから判定3−0(三者とも30−27)で完勝した ヨエル・ロメロは、これでUFC5連勝を記録。強豪ひしめくミドル級において、有望株からコンテンダーの一人へと昇格したと言えるかもしれない。36才のもとオリンピック銀メダリストの快進撃は続行中だ。

1ラウンド、ローキックの交換を経てロメロはパンチのラッシュからテイクダウンに成功!タヴァレスがなんとか立ち上がると、ロメロは今度はさらに豪快なスラムを炸裂! その後もタヴァレスは立ち上がるが、そのたびにロメロにマットに叩き付けられたのだった。

2ラウンド、ロメロはまたしてもテイクダウンに成功。タヴァレスも立ち上がって膝とパンチのコンビネーションを返す。しかしロメロはまたしてもテイクダウン。そのレスリング力をはじめてUFCで見せつけた。また立ち上がったタヴァレスは飛び膝を当てるが、ロメロは効いた素振りすらみせなかった。

3ラウンド、タヴァレスは逆にテイクダウンを狙うが膝をもらってしまう。それでも前に出て行くタヴァレスだがロメロはまたしてもテイクダウンに成功。終盤にもさらにテイクダウンを追加して勝利を確実なものとした。

この勝利でロメロは8勝1敗に、連勝が5で止まってしまったタヴァレスは12勝3敗となった。

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