熟考、UFC on FUEL TV 1

マイケル・ディサントがエレンバーガー、ハーマン、判定等に焦点を当てる...。
エレンバーガーは無視のできない存在に

ジェイク・エレンバーガーは水曜夜に彼の急速に増え続ける連勝記録にディエゴ・サンチェスを圧倒した一戦を加えた。それは容易く勝利することのできた試合だった。エレンバーガーは最初の2ラウンドの間、スタンドでもグラウンドでも攻防を支配した。サンチェスの勢いのある反撃も10分間にわたる試合序盤のエレンバーガーの効果的な業績を挽回するには不十分だった。しかし一進一退の攻防はそれぞれの男達が“ファイト・オブ・ザ・ナイト”ボーナスとして5万ドルの小切手を獲得するには十分なものであった。
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エレンバーガーはUFCデビュー戦での苦々しい敗戦の後、現在その履歴書に6連続の勝利を記録することとなった。少しの間考えてみてもらいたい。カーロス・コンディットによってつい先日突如断ち切られたニック・ディアスの数年にも及ぶ連勝を除いて、エレンバーガー以外にナンバーワン・コンテンダーの座にふさわしい、数年にわたる連勝を成し遂げているファイターがいるのだろうか、と。ジョン・フィッチ?違う。ジョシュ・コスチェック?それも違う。サンチェスか、ひょっとしたらチアゴ・アウベス?間違いなく違う。ジェイク・シールズジョニー・ヘンドリックス?やり直し!

私の考えでは、170ポンドの序列のなかでエレンバーガーただ一人がコンディットの後に位置している。暫定王者が防衛戦を行なうことを選択するのか、それともサイドラインに退き真のウェルター級王者のジョルジ・サンピエールがACL断裂の負傷から復帰するのを待つのかを見る事も興味深いだろう。その決断がエレンバーガーが、誰もが羨望するコンディットへの始めての挑戦権を得ることになるのか、それもとも彼がUFCの頂点に挑戦するために別の試合にさらに勝利しなくてはならなくなるのかと言うことに大きな影響を与えることになる。

私の勘では懸案のGSPとの試合を失うリスクは犯さずにコンディットは待つだろう。私は彼にそうしろとアドバイスするつもりはないが、すべての手がかりがその方向を示しているように思われ、そのことはエレンバーガーが次に挑戦者決定戦を戦うことになることを意味している。その相手は5が5日に行なわれるコス対ヘンドリックス戦の勝者になりうるか?私にはそれが完璧なマッチアップに聞こえる。

ため息をつくビッグフット!

まったくデイヴ・ハーマンは毛深い奴だ。喉仏まで伸びた生い茂った顎鬚から、オクタゴンの中で彼が揺れ動かした体毛のセーターに至るまで、私は近年のUFCで試合を行なったファイターでこれほどまでにビッグフットに似ている人間を思い出すことができない。アンドレ・アルロフスキーもまた、近年”マンスケイピング(訳注:男性の体毛の手入れのこと)”として知られることになった現象に関わっていないときはウーキーと混同され得たものだった。しかし彼はビッグフットそっくりさんコンテストにおいてはハーマンのレベルまでは全く到達していない。
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とんでもない量の体毛はMr.クリーンに容易に間違えられうる相手と対戦していたために強調されていたのかもしれない。ステファン・ストルーブは頭のてっぺんからつま先まで毛が生えていないように見えた。それは人間の見た目においてきわめて対照的だった。

もちろんそういったことは一切、実際の試合には関係はなかった。ハーマンの生い茂る顎鬚も彼をノックアウトからは救ってくれなかった。そしてセーターも、おそらく快適なウォームアップに貢献したことを除いては、結果に表れる要素ではなかった。それでも、一日経った今、ハーマンの肉体的な変貌はあのなかなか面白かった試合の最も記憶に残る部分として残っている。

シンプソン-マークス戦は現在の判定システムの弱点を浮き彫りに

MMAは判定の難しいスポーツだ。そこに疑問の余地はない。しかし私はいくつかの判定に関して理解に苦しむことがある。

アーロン・シンプソンはその試合の1ラウンドにロニー・マークスをほとんどノックアウトに近い状態まで追い込んだ。彼はグラウンドでも中々よい攻撃を繰り出し-その反撃されることのないグラウンドでの打撃は19発にも及んだ。
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2ラウンドはより接戦となった。どちらの男も相手を本当の意味で痛めつけることはなかった。唯一の意義のあった攻防はマークスによるテイクダウンだったが、2発のそこそこのグラウンドでの打撃を命中させた他は、彼はそのテイクダウンでたいした攻撃はできず、オープニング・ラウンドのシンプソンのグラウンドでの打撃の頻度や凶暴さには程遠いものであった。

他に相違点が見出せないならば、テイクダウンは確かに試合におけるそのラウンドの勝者を決定するのに適切なデータではある。しかし1ラウンド前にシンプソンにジャッジが与えたものと同じポイントをマークスに与えることは十分に公平なことなのだろうか?

現在の判定システムの下では、そのポイントは絶対的に適切であると言うのが簡単な答えだ。マークスはそのラウンドを取ったのだ。2ラウンドを10-10と判定することは全く滑稽なことだ。同様に、シンプソンの1ラウンドに10-8をつけるとしたら、それは狂気の沙汰だ。だとしたら、2つのラウンドを通じて同じポイントをつける他にジャッジはどんな選択をできたのだろうか?

私はこの二つのラウンドが、あるラウンドでノックアウトされかけたこととサブミッションを極められかけたこと、そして5分間凶暴な攻撃を受け続けたことなどをぎりぎりの形で計算することを取り入れた新たな判定システムの必要性を完璧に描き出したと考えている。

もちろん問題は10ポイント・マストシステム以外に私も本当はどのようにポイントをつければよいのか分からない、と言うことだ。0.5ポイントを加算するのだろうか?他の答えはあるのだろうか?私には分からない。私に分かることは現状よりも良いものがあるはずだ、と言うことだけだ。

メンジヴァーは調子を取り戻したか?

カレンダーがめくられ2011年になったときのアイヴァン・メンジヴァーはまったく埒が明かない状態だった。サルバドールのミクスト・マーシャル・アーティストは、長らく待ち望んできたバンタム級のでビュー戦を含む過去4戦のうち3戦を敗北すると言った格好でその年を迎えた。正直に言えば、彼は中規模興行への転落コースをまっさかさまといったように見えた。
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そして何かが起こったのだ。それがなんだったのかは私には分からない。しかしメンジヴァーは何かを見つけた。3試合。3勝それぞれが異なる味付け(サブミッション、判定、そしてノックアウト)だった。

バンタム級としてメンジヴァーは現在3勝1敗だ。非常に大きなファイター達との試合にキャリアの多くの時間を費やした後、ついに彼は彼の自然なサイズに近い相手と戦うことのできる本当のホームを見つけたようだ。さらなる一勝はかれをタイトル戦線に押し上げることができるだろう。

もし我々自身が正直になるならば、バンタム級はその序列と言う意味において発展中にある。確かにそこにはドミニク・クルーズと言う正統な王者がいるし、元王者でMMAを象徴するのユライア・フェイバーもその次に控えている。ヘナン・バラオはおそらく間違いなく3番手だ。その次はとなると、それは誰にも分からないことだ。

メンジヴァーの3連勝が彼をバラオの次のレベルにまで押し上げるだろうか?それともその後4年近くも続くことになる2006年の苦難に苦しんだ後、彼は誰か倒すべき大物を必要としているのだろうか?

私に教えて欲しい。下のコメント欄にあなたの考えを書き込んで貰えるだろうか。

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