ヴェウドゥムとサントス、最多一本勝ち記録の夜を締めくくる:UFC on FUEL TV 10 メインカード結果

UFC on Fuel 10 のメインカードの結果を見てみよう…
ブラジルのフォルタレザにあるパウロ・サラサーテ・アリーナで行われたUFC on FUEL TV 10 大会は、全ての試合でブラジル人が勝利し、またUFC史上最多の8試合サブミッションで決着という記録を打ち立てた。そんな夜のハイライトは、メインイベントにおいて訪れた。ファブリシオ・ヴェウドゥムが、リオのレジェンド、アントニオ・ホドリゴ・“ミノタウロ”・ノゲイラから2ラウンドで一本勝ちし、2006年にPRIDEにおける初対決の雪辱を果たしたのだ。この勝利をもって、ポルト・アレグレ出身のヴェウドゥムはヘビー級タイトル挑戦に強いアピールをすることとなった。

試合開始後、3発のローキックで先制したヴェウドゥムは、組み付いてテイクダウン。そこからポジションを進めようとするがノゲイラも抵抗。とうとう立ち上がることに成功したノゲイラだが、その過程で膝を食らってしまう。スタンドに戻るとプレッシャーをかけて有効打を当てて行くノゲイラ。やがて二人はケージ際でもみ合いに。その後もノゲイラが肘を当てるなど激しい攻防が続く、やがて再び二人が組み合ったところでラウンドが終了した。

2ラウンド、再び蹴りで先制するヴェウドゥム。しかし組み付いたノゲイラはインサイドから細かい打撃を打って行く。さらにノゲイラはギロチンを狙うが不発。やがて二人はヴェウドゥムが上の体勢でグラウンドに移行する。ノゲイラのバックに付いたヴェウドゥムは、そのまま腕を捕獲して完全に伸ばした! 2ラウンド2分41秒、ヴェウドゥムは元PRIDEとUFC王者のノゲイラから見事に口頭でのタップアウトを奪ったのだった。

この勝利で35才のヴェウドゥムは17勝5敗1分に。37才のノゲイラは34勝8敗1分1ノーコンテストとなった。

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サントスvs. パトリーノ

リオのベテランファイター、レオナルド・サントスは、当初のTUFブラジル2決勝進出者のサンチアゴ・ポンジニビビオが準決勝で怪我をするという幸運に恵まれて今回のフィナーレに上がってきた。しかしこの日、無敗のファイターウィリアム“パトリーノ”マカリーノとの決勝において偶然は存在しなかった。サントスは2ラウンドで一本勝ちし、最新TUFシリーズの王座に輝いたのだ。

またこのサントスの勝利で、一夜にして7試合が一本勝ち決着するというUFC記録が樹立されたのだった。

静かな展開で始まったこの試合、テイクダウンで先制したのはパトリーノ。さらにパトリーノはサントスの下からの攻撃を避けながら確実に打撃を当ててゆく。サントスは残り1分のところで逃げてスタンドに戻ることに成功したが、ラウンド終了間際に両者はまたグラウンドに移行したのだった。

2ラウンド、再び両者はグラウンドに。しかし上を奪ったパトリーノはチャンスを生かすことができない。逆にテイクダウンを仕掛けてゆくサントスだが、パトリーノはフェンスを掴んで逆に上になり、レフェリーから警告を受けてしまう。再開後に反撃を仕掛けたサントスはテイクダウンを奪うと、そのまま上をキープ。やがて肩固めをがっちりと極めて、4分43秒でタップを奪ってみせた。

この勝利でサントスは12勝4敗に。パトリーノは7勝1敗となった。

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シウバ vs. フェイジャオン

ライトヘビー級のブラジル人同士の遺恨試合、 チアゴ・シウバ対 ハファエル・“フェイジャオン”・カヴァウカンチは、シウバが1ラウンドで鮮烈なノックアウト勝ち。元ストライクフォース王者に勝利でUFCデビューを飾ることを許さなかった。

試合開始後に効果的な打撃を当てたのは、右が冴えたフェイジャオン。しかしシウバはまったくひるまず、強烈な蹴りを中心に打ち返してゆく。3分経過時点でフェイジャオンは回転肘打ちをヒットし、シウバをぐらつかせる。しかし耐えたシウバはますます強い反撃を繰り出してゆく。残り1分のところでフェイジャオンは疲弊。チャンスと見たシウバはすかさず強烈な右アッパーを炸裂! たまらずダウンしたフェイジャオンにシウバが追撃を加えて、1ラウンド4分29秒、レフェリーのダン・マグリオッタが試合を止めた。

これでシウバは15勝3敗2ノーコンテストに。2009年以来の勝利となった。フェイジャオンは11勝4敗1ノーコンテストに。

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シウバvs. ハイ

ヴィラ・ヴェーリャ出身の エリック・シウバが、近年はストライクフォースで活躍していたジェイソン・ハイに71秒で一本勝利。ハイはUFC凱旋試合を飾ることができなかった。

しばらく様子見が続いた後、テイクダウンを狙いにいったハイ。だがそれを防いだシウバはハイの腕を捕獲し、そのまま極めて1分11秒で試合は終了! シウバの戦績はこれで15勝3敗に。ハイは17勝4敗となり、2010年に チャーリー・ブレナンマンに敗れて以来のUFC復帰戦を勝利で飾ることができなかった。

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サラフィアン vs. メンデス

前回一月、CB ドラウェイ戦でファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得したTUFブラジル1の決勝進出者、ダニエル・サラフィアン が、今回はエディ・メンデスを圧倒、1 ラウンド一本勝ちを飾ってみせた。

試合開始直後からペースを握ったサンパウロ出身のサラフィアン。メンデスをテイクダウンするとマウントから肩固めへ。カリフォルニア出身のメンデスに何もさせないまま2分20秒でタップを奪ってみせた。

サラフィアンはこれで9勝3敗に。メンデスは7勝2負1分1ノーコンテストとなった。

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ジェイソンvs. ウィルキンソン

前回10月、サム・シシリアにKO勝利して打撃の強さを見せつけたフェザー級の有望株、ロニー・ジェイソン は今回、彼の原点とも言うべき柔術を用いて、1ラウンドでマイク・ウィルキンソンを三角締めで失神させてみせた。

試合開始後パンチをさせたジェイソンは、やがてウィルキンソンにテイクダウンを奪われてしまう。しかしウィルキンソンにはこれが仇となった。TUFブラジル優勝者のジェイソンはすぐに三角締めを極めて1分24秒、レフェリーのマーク・ゴダードが1ラウンド24秒で試合をストップした。

ブラジル、セアラー・キャシダ出身のジェイソンはこれで14勝3敗に。ランカシャー出身のウィルキンソンはこれが初黒星。戦績は8勝1敗となった。

この一本勝ちは、UFCとWECのフェザー級史上において、5番目に早いものであった。

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