リネカー、カセレス、福田が判定勝利をもぎ取る - UFC on FUEL TV 6 プレリム結果

UFC on FUEL TV 6 プレリミナリー・ファイトの結果は以下の通り…。
ブラジルのフライ級の有望選手、ジョン“ハンズ・オブ・ストーン”リネカーが中国、マカオのコタイ・アリーナでUFC初勝利を獲得。UFC on FUEL TVで行われたプレリミナリー・ファイトの一戦で漆谷康宏を相手に3ラウンドのユナニマス判定で勝利を挙げた。

判定は29-28、29-28、そして30-27で22歳のリネカー。リネカーはこの勝利で20勝6敗、漆谷は19勝6敗6分けとなった。

序盤は素早いフットワークとキックで漆谷がリネカーを突き放し、ブラジリアンは得意のヘイメイカーの距離まで踏み込むことができないように見えた。残り時間1分まで、展開は変わりがなく東京在住の漆谷が巧みな出入りで効果的にリネカーとの距離を取っていたが、突如として命中したリネカーの左フックが漆谷をダウンさせたことで様相は一変、漆谷は立ち上がったものの残り時間を必死に生き残るために戦うことを余儀なくされた。

2ラウンドが始まると打撃で距離をつめた漆谷だったが、その代償としてスピニング・バックキックをボディに叩き込まれた。漆谷は即座に反撃を開始したものの、重たいパンチを誇るブラジル人にとってこれは好都合な展開となり、リネカーは相手の顔面、ボディへめがけてフックを繰り出した。残り時間90秒、リネカーのサミングによりしばらく試合は中断され、その間にエネルギーを取り戻した漆谷は1ラウンドの序盤に功を奏した鋭い出入りを取り戻した。

ラウンド・インターバルでノックアウトを狙うように指示を受けたリネカーはその指示を遂行、3ラウンド開始早々1分のところで漆谷を右のパンチでダウンさせた。素早く立ち上がった漆谷だったが、左目の上のカットからは今や流血が見られるようになった。さらに強烈な左フックが36歳の漆谷を捉え、リネカーは一つの目的を胸に相手を追い続けた。すぐにダメージを振り払った漆谷は残り時間が少なくなると一層積極的に攻撃を仕掛けたもののパラナグア出身のリネカーのUFC初勝利の獲得を阻むことはできなかった。

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アレックス・カセレスvs. 手塚基伸

バンタム級のアレックス・カセレスは急遽変更された対戦相手、手塚基伸を相手に成熟し、そして規律の取れた試合運びを披露し、30-27、30-27、そして28-29のスプリット判定で勝利をもぎ取った。

1分間を環境に順応することに費やした大阪の手塚(19勝5敗4分け)の最初の仕掛けはテイクダウンからの素早いパスガードだった。手塚は細かなパンチを繰り出したもののポジションを改善することができず、レフリーのマーク・ゴッダードが両者にスタンドを命じた。気持ちを切り替えた手塚は再びテイクダウンに飛び込んだがカサレスはそれを交わしながらグラウンドで有利な展開を狙いつつ、ラウンドが終わるときには強烈なヒジを相手にめり込ませていた。

2ラウンドの最初の1分間はマイアミのカセレス(8勝5敗)がその身長差とリーチ・アドバンテージをたくみに駆使していたものの、手塚はカセレスをテイクダウンしグラウンドに持ち込んだ。しかしカセレスはそれを大して気にする様子も見せず、下のポジションからサブミッションを狙いつつも豊富な手数の打撃で応戦した。ラウンド中盤に立ち上がることに成功したカセレスは、さらに再びテイクダウンされるまでにポイントにつながる有効な打撃を繰り出した。

最終ラウンドが始まると派手な動きを見せようとしたカセレスは2度にわたり足を滑らせマットに倒れこんだものの、彼は即座に立ち上がるとステップを踏んだ。そこからカセレスは手塚のテイクダウンを避けながら、スタンドでの攻防を支配し、彼にとって初めてとなるUFCでの連勝を掴み取った。

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福田力 vs. トム・デブラス

日本のミドル級の実力者、福田力トム・デブラスを相手に3ラウンドのユナニマス判定で勝利。中国で始めてのUFCの試合の勝者と言う栄光は福田の頭上に輝いた。

判定は30-27、29-28、そして29-28だった。

185ポンドに初登場のデブラス(7勝2敗)は序盤の1分はローキックを中心に速いペースで試合を進めが、福田に倒され背中をマットに戦うことを余儀なくされた。福田はグラウンドの打撃でポイントを重ねたがニュージャージーのデブラスはなんとか立ち上がり、“距離を取る”と言う効果的なゲームプランを遂行した。福田による不可避のサミングで試合は一時中断し、そして再び試合が再開されると、福田にテイクダウンされ金網際に押し込まれるまで、デブラスはテイクダウンを防ぎながら素早い打撃を繰り出した。

2ラウンドが始まると福田(19勝6敗)はその序盤に至近距離からのヒザを数発叩き込みながらデブラスを金網に押し込んだ。比較的すぐに相手から離れることに成功したデブラスは、距離を取っての打ち合いの攻防では早いパンチを有するアメリカ人が常に一歩先を行っていた。しかし福田は相手のゲームプランには付き合わず、1~2発の打撃を被弾することを厭わずに前に出ると至近距離で戦う自身のゲームプランを遂行し、ラウンド後半にはそのプレッシャーと打撃で東京のベテランが試合の流れを掴んでいた。

一層の決意と共に福田はデブラスを金網に押し込み、この試合で3度目となるテイクダウンを成功させた。福田はグラウンド&パウンドで相手を追いたて、逃げることもままならないデブラスは疲労も加わり防戦一方となった。残り時間1分少々でレフリーのマーク・ゴッダードが両者にスタンドを命じたがデブラスにとっての奇跡が起こることはなく、福田が優勢に試合を進める中試合時間が過ぎていった。

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