バラオ、マクドナルドから一本勝ち! UFC on FUEL TV 7メインカード結果

UFC on FUEL TV 7 のメインカードの結果を見てみよう…
英国ロンドンのウェンブリーアリーナで行われたUFC on FUEL TV 7大会。メインイベントではUFCバンタム級暫定王者ヘナン・バラオが、マイケル・マクドナルドから4ラウンド衝撃的な一本勝ちを収め、負傷欠場中の正規王者、ドミニク・クルーズとのタイトル統一戦にコマを進めた。また、セミファイナルにおいてはカブ・スワンソン ダスティン・ポアリエから3-0の判定勝利し、フェザー級タイトル挑戦に一歩近づいた。

ヘナン・バラオ VS マイケル・マクドナルド

UFCバンタム級暫定王者ヘナン・バラオが、挑戦者のマイケル・マクドナルドから4ラウンド3分57秒、肩固めでタップを奪ってみせた。これで王者はUFC5連勝、ズッファ主催大会では7連勝となった。

1ラウンドは互角の攻防が繰り広げられた。バラオがパンチを繰り出すたびに、お返しの拳を振るってゆくマクドナルド。バラオが迅速の動きでテイクダウンから、サイドコントロールにつないだバラオに対して、マクドナルドはすぐにガードに戻してみせる。さらにマクドナルドは下から巧みに手首をコントロールして、ダメージを浴びずにスタンドに戻ることに成功した。マクドナルドのパンチをかわしたバラオは左のカウンターからローで攻め込む。続くテイクダウン狙いを防いだマクドナルドは、左右の拳を振り回して反撃し、バラオの膝が崩れかける場面を作ってみせた。

王者バラオはすぐにテイクダウンを仕掛けて回復を待ち、さらにスタンディングでマクドナルドの背後に付く。そこからアゴに二発膝を当てると、再びテイクダウンからサイドを奪取。マクドナルドはエビでガードに戻すと、ラウンド終了時までしがみついてバラオの動きを止めた。

2ラウンド。上段後ろ回し蹴りを見せたバラオはそのままタックルを仕掛け、テイクダウンに成功。試合がまたもやスタンドに戻ると、挑戦者のマクドナルドが強い右を当てて王者を下がらせる。回復した王者もまた大きな音が響くローキックや、ミドル級王者アンデウソン・シウバ を彷彿とさせるようなハイキックで逆襲。しかし続けて放った王者の蹴りに、マクドナルドは右を合わせてみせる。さらにバラオが後ろ回し蹴りを放ったところでラウンドが終了した。

3ラウンド開始早々に左を当ててみせた王者バラオ。負けじとマクドナルドも手を出して両者は激しい打ち合いを展開!やや形成不利とみたバラオは挑戦者を押し込んでテイクダウン。バラオがマウントを狙った瞬間、マクドナルドは王者を跳ね返して試合は再びスタンドに。さらに強い右を交換し合う両者。やがて王者の後ろ回し蹴りがマクドナルドのみぞおちを直撃!挑戦者の動きを止めてみせた。

4ラウンド、マクドナルドはバラオのテイクダウンをまたもや防いでみせる。しかしバラオは膝を当てパンチの連打でラッシュをかける。マクドナルドもコンビネーションで反撃すると、バラオは遠い距離からテイクダウンを仕掛けることで防御。そこから粘った王者はとうとうマクドナルドを倒すと、両足フックを入れ手バックを奪うと、さらに肩固めに移行!必死に抵抗したマクドナルドだが、技に入ってから25秒ほど経過したところでとうとうタップアウトした。

ヘナン・バラオはこれで32勝1敗1ノーコンテストに。マイケル・マクドナルドは15勝2敗となった。

バラオの試合後インタビューはこちら

カブ・スワンソン VS ダスティン・ポアリエ

この日のセミファイナルにおいて、カブ・スワンソンは無限の可能性を秘めた男、ダスティン・ポアリエから見事に勝利を収めた。3ラウンドに渡るハイレベルな打撃とグラウンドの攻防の末、スワンソンは3-0(30-27、30-27、29-28)の判定勝利を告げられた。

1ラウンドの前半は、互角のローキック合戦が繰り広げられた。スワンソンの強いパンチをブロックしたポアリエはテイクダウン狙いに。それを防いだスワンソンはパンチで逆襲に出た。さらにローの交換の後、スワンソンの打撃をかいくぐったポアリエは再びテイクダウンを仕掛けて攻防はケージ際に移行。ここでスワンソンはボディ打ちから右を当ててポアリエをぐらつかせる。しかし次にスワンソンが繰り出した蹴りをポアリエは掴んでテイクダウン。上を取ったポアリエはボディを打つもスワンソンは片足を掴まれたまま立ち上がる。その状態からスワンソンは飛び膝をヒットさせた。

2ラウンド開始早々アッパーを放ったのはスワンソン。ポアリエはフックの連打からミドル、そして強い右につなげて反撃する。スワンソンは再び飛び膝を放って行くがヒットせず。蹴りの打ち合いからポアリエはテイクダウンを取るが、スワンソンは即座にオモプラッタの体勢に。必死でポアリエが逃げると両者はミドルを交換し合う。ポアリエはまたしてもテイクダウンを仕掛けるが、それを難なく防いでみせたスワンソンは、至近距離の攻防から数発エルボーをヒットさせてみせた。その後ポアリエもコンビネーションを返したところでラウンドが終了した。

3ラウンド。ハイキックを失敗してピンチに陥ったかに見えたスワンソンは、即座に跳ね起きることに成功。やがて両者はケージ際の組み合いから派手な打ち合いに移行!ポアリエが膝をアゴにヒットさせ、さらに右も繰り出せば、スワンソンもアッパーカットを打ち返す。飛び膝に行ったポアリエをスワンソンがテイクダウン。上から肘を数発当てたスワンソンは、そこからバックに移行。さらにマウントまで奪取したスワンソンだが、ポアリエは脱出。再びテイクダウンからバックを奪取するスワンソン、脱出するポアリエ。上になったポアリエがスワンソンのガードの中にスーパーマンパンチで飛び込んだ瞬間、試合が終了した。

カブ・スワンソンはこれで19勝5敗に。片やダスティン・ポアリエは13勝3敗となった。

ジミ・マヌワ VS シリル・ディアバテ

1ラウンド開始早々ジミ・マヌワがローキックを放つと、ベテランフランス人ファイター、シリル・ディアバテはケージ際で首相撲に行く。ディアバテの膝を一発被弾したマヌワはタイミングを把握し、次の一撃を捉えてスラムからグラウンドへ。素早くハーフガードの体勢を取るディアばてに対して、マヌワは肘を当て、さらにディアバテが立ち上がるところにアゴに膝をヒット!ペースを握ったマヌワは、首相撲からの肘と膝、ロー、フックと攻撃を重ねて試合を支配した。ラウンド終了直前、ディアバテの膝を再びキャッチしたマヌワはテイクダウン。倒されたディアバテはふくらはぎの筋肉を負傷した様子だ。

これで負傷した足に体重を掛けることができなくなったディアバテは、インターバル中に試合を棄権。マヌワのTKO勝ちが告げられた。

これでジミ・マヌワは13戦全勝に。ディアバテは20勝9敗3分けとなった。

この試合のハイライトは こちら

グンナー・ネルソン VS jジョルジ・サンチアゴ

アイスランドの誇り、グンナー・ネルソンがベテランブラジル人ファイター、ジョルジ・サンチアゴから3-0の判定勝ちを収め、MMAにおける無敗記録を守ってみせた。3ラウンドにわたる激しい攻防の末、ジャッジ達はそれぞれ30-27、29-28、29-28のスコアでネルソン勝利を支持した。

1ラウンド、パンチを振り回すサンチアゴに対して、ネルソンは確実に蹴りやジャブを当ててゆく。やがてサンチアゴのパンチをかいくぐったネルソンはテイクダウンに成功!サンチアゴもすぐに立ち上がるとまたしても右を振り回していった。その後はお互い相手の打撃を警戒し合い、足を使っての攻防やケージ際への攻防が続いた。

2ラウンドが開始すると、両者は再びケージ際で差し合いに。ネルソンはそこから膝や右左右のコンビネーションを当ててみせた。そこからネルソンは体を引いてテイクダウンを奪取。ハーフガードから背筋を伸ばしたネルソンは打撃を当てるが、サンチアゴも下からパンチやアップキックを当てて反撃。ここでネルソンはサンチアゴの両足を振ってパンチでダイブしてサイドを奪取すると、やがてマウントの体勢に!しがみ付くサンチアゴを振りほどいたネルソンは、ラウンド終了まで肘やパンチを落とし続けた。

3ラウンド開始早々、横蹴りを見せるネルソンに対して、サンチアゴはフックを振り回して応戦し、そのうちの一発はネルソンのアゴをかすめた。ネルソンもローとハイで反撃するが、それをかわすサンチアゴ。ネルソンの右がヒットしてぐらつくサンチアゴ。しかしケージ際の差し際に入ると、サンチアゴがボディに膝を入れて反撃。離れてさらにパンチを振り回すサンチアゴに対して、ネルソンも左を返すが右を被弾してしまう。さらに振り回すサンチアゴだがほとんど当たらない。今度は逆にネルソンが右を当て、さらに首を掴んでの膝とアッパーカットで攻め立てる。さらにネルソンはテイクダウンを狙うも、サンチアゴがそれを防ぎ、お互い左の打ち合いに。ここで有利に立ったネルソンは右、左のコンビネーションでラッシュ。残り10秒の地点で捨て身の反撃に出たサンチアゴが、最後の一撃をネルソンのアゴにヒットさせたところで試合が終了した。

今回の勝利によってネルソンの戦績は11勝無敗1分けに。サンチアゴは25勝11敗となった。

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ジェイムズ・テフナ VS ライアン・ジモー

オーストラリアのジェイムズ・テフナ対カナダのライアン・ジモーの一戦は、一進一退の攻防となった。激しい3ラウンドの攻防の末、テフナが3-0 (29-28、29-28、29-27)の判定勝利をものにした。

1ラウンド開始早々、ジモーを金網際まで押し込んだテフナ。やがてレフェリーのブレイクが入ると、ジモーは完璧なフォームのハイキックをヒットさせ、テフナをノックダウン!勝機と見たジモーは倒れたテフナに肘、パンチ、鉄槌の雨を浴びせる。しかし抵抗をやめないテフナはジモーにしがみつき、やがてスタンドに戻ることに成功!テフナはそこからギロチンを狙って引き込むが、ジモーは難なく首を抜く。テフナの腕十字狙いも逃げたジモーはサイドを奪取。そこから肘とパンチを上から降らしていった。しかし決して諦めないテフナは、下から肘を当てて抵抗を続けた。

2ラウンド。ジモーは左ストレートとミドルを出す。テフナはテイクダウンに行く。いったんはそれを防いでみせたジモーだが、テフナは高々とリフトしてテイクダウンに成功!そこから肘を当てダメージを与えたテフナはマウントを奪取するも、ジモーもすぐにガードに戻してみせる。しかしそこからジモーは有効な攻撃をできず、テフナが上からパンチと膝を落とすうちにラウンドが終了した。

3ラウンドの前半は、ケージ際の差し合いの攻防でテフナの攻撃を防いでいたジモーだが、テフナの右をもらった後に差しからのテイクダウンを許してしまう。ハーフガードの体勢で上になったテフナは、そこから肘とパンチを落とし続け、優勢に試合を終えた。

テフナはこの勝利で18勝5敗に、ジモーは17勝2敗となった。

テフナの試合後インタビューは こちら

チェ・ミルズ VS. マット・リドル

イギリスの有望株チェ・ミルズとTUF出身のマット・リドルの戦いは、気の強さを見せつけた米国人ファイター、リドルが2-1の判定勝利を得た。ジャッジは二人が30-27、29-28でリドル、一人は29-28でミルズ勝利を支持した。

1ラウンド開始後すぐリドルはテイクダウン狙い。ミルズと打撃の攻防をする気はまったくないようだった。ミルズは飛び膝で反撃するもののテイクダウンを奪われてしまう。すかさず立ち上がったミルズ、左を当てるもまたもや倒されてしまう。再び立ち上がると両者はパンチを交換し合う。組み付いたリドルはミルズの背中でグリップを組んでまたもやテイクダウン!上から肘を落としてラウンドを終えた。

2ラウンドも戦略を変えないリドル、左やミドルを餌にテイクダウンを狙ってゆく。対して戦略を変えたミルズは、リドルの頭に完璧なフォームの延髄斬り(enzuigiri kick)をヒット!両者はそのままマットに雪崩込んだ。上を取ったリドルは上四方からサイドポジションへ移行。そこからミルズの肋骨に膝を落として行き、やがてマウントを奪取!ミルズが体を回転させると、リドルはケージ際でバックを取って四の字フックを固める。攻めあぐねたりドルは再びマウントに移行し、さらに肩固めを狙ってゆくうちにラウンドが終了した。

両者ともパンチを振り回して来た3ラウンド。ミルズがローを当てると、リドルはその足を掴んで攻防は再びケージ際に。ミルズはリドルにテイクダウンを許さない。逆にミルズは柔道の払い腰を狙うが、リドルがこらえて両者もつれてグラウンドに。その体勢からミルズをリフトしたリドルはガード上のポジションを奪取。お互い肘を打ち合う中、リドルはハーフにポジションを進め、ミルズの左腕を上げさせて肩固め狙いに。それを察知したミルズは両手を組むとリドルをリバースし、上のポジションを奪取。そこから打撃を上げるもレフェリーは両者をブレイクさせる。再開後リドルはすぐにタックルを仕掛け、その体勢で試合は終了した。

勝ったリドルは7勝3敗1ノーコンテストに。ミルズの方は15勝6敗1ノーコンテストとなった。

リドルの試合後インタビューは こちら

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