明暗分けた英国の精鋭たち:UFC on FUEL プレリミナリー・ファイト結果

UFC on FUEL TV 7 のプレリミナリー・ファイトの結果を見てみよう...
英国ロンドンのウェンブリー・アリーナで行われたUFC on FUEL TV 7のアンダーカードでは、地元ファンに大人気のトム・“コング”・ワトソンがスタニスラヴ・ネドコフ に2R で完勝。またアンディ・オグルヴァウアン・リーフィル・ハリスといった英国勢も貴重な白星をマークした。しかしその一方、この日勝利を得ることのできなかった英国人ファイターたちもいたのだった。

テリー・エティム VS レニー・フォート

ブラジル人ファイターにしてチームノゲイラ所属のレニー・フォートが、地元の人気者のテリー・エティムを3-0の判定で下した。

1ラウンド、正確なローやフックで攻撃に出るエティムに対して、フォートも飛び膝等で反撃し、さらにエティムを金網際に追い詰める。ラウンド終了直前には、エティムの後ろ回し蹴りをもらいながらもフォートはテイクダウンを奪ってみせた。

2ラウンド、膝で攻勢に出るエティムだが、フォートが強いコンビネーションから左を当てるとエティムはダウン!上からパウンドでダメージを与えたフォートはやがてマウントを奪取し、圧倒的優勢にラウンドを終えた。

3ラウンドもフォートの勢いは止まらない。膝蹴りでなんとか反撃を試みるエティムを足を掛けて倒し、上を奪ってこのラウンドも圧倒してのけた。

この判定勝利によってフォートの戦績は8勝2敗に、エティムは15勝5敗となった。

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ポール・サス VS ダニー・カスティーリョ

チーム・アルファメールのダニー・カスティーリョがリバプール出身のポール・サスを3-0の判定で下した。

秒殺を狙ったサスは、試合開始直後にカスティーリョの肩に飛び乗って十八番の三角締めの体勢に。しかしカスティーリョはサスを叩き付けて脱出。サスはすぐに足狙いに行くが、カスティーリョのパウンドを被弾してしまう。逆にカスティーリョがハーフの上から肩固めを狙う場面も見られた。その後もサスがサブミッションを狙うたびに、逃れたカスティーリョが上から打撃を浴びせる場面が続いた。

2ラウンドも試合はグラウンドに。上をとったカスティーリョは上から肘を落としてゆく。サスが腕十字を狙うとそれを豪快に持ち上げ、またしても叩き付けて脱出。このラウンドも終始上を取ったカスティーリョがパウンドを入れていった。

3ラウンド、サスは作戦を変更して打撃で攻めてゆく。右フックや後ろ回し蹴りを当てるも、カスティーリョがテイクダウン。サスのサブミッション狙いを防いだカスティーリョがパスから上四方を奪取し、さらにサイドポジションに移行し。肩固めを狙ううちに試合が終了した。

判定勝ちしたカスティーリョはこれで15勝5敗に、サスは13勝2敗となった。

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アンディ・オグル VS ジョシュ・グリスピ

ウェルター級戦においては、アンディ・オグルがジョシュ・グリスピから判定3-0で勝利し、この日の英国勢の連勝を続けた。

試合開始後すぐに試合をグラウンドに持ち込んだグリスピは、オグルをクルシフィクス(十字架)の体勢で固定。さらに三角締めに移行するが、オグルはグリスピを叩き付けて逃げようとする。三角を極めようとするグリスピだが、頭をケージに固定されて思うように極められない。そのうち脱出したオグルがグリスピのガードの中にいるまま、ラウンドが終了した。

2ラウンド。スクランブルの攻防から上を取り、さらにバックを奪ったのはオグルの方。そこからオグルがチョーク狙いで攻め続け、ラウンド終了までグリスピが脱出できず。

3ラウンド、オグルが右やミドルを当てて攻勢に。さらにテイクダウンまできめてみせる。ガードの上からパウンドを落としたオグルはパスガードに成功!そこから膝をボディに落とすなど、優勢なままで試合は終了した。

この勝利でオグルの戦績は9勝2敗に。グリスピは14勝5敗となった。

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トム・“コング”・ワトソン VS スタニスラヴ・ネドコフ

サウサンプトン出身のトム・ワトソンは、ブルガリアの極めて危険なファイター、スタニスラヴ・ネドコフ相手にキャリア最高のパフォーマンスを魅せ、ウェンブリー・アリーナの場内を総立ちにしてのけた。このミドル級戦は、2ラウンド4分22秒、ネドコフがマットに沈んで決着が付いた。

試合開始早々、首相撲でネドコフを捕まえて膝を打ってゆくワトソン。ネドコフはパンチで対抗し、テイクダウンに成功。ネドコフは、優勢なままラウンドを終えた。

2ラウンド、ワトソンのローに対して、ネドコフもパンチからのテイクダウンで反撃。やがて両者はスタンドに戻る。相手のスタミナが切れてきたことを察知したワトソンはネドコフを金網に詰めて膝の連打。さらに膝とパンチとボディアッパーを連打して一気にラッシュ。左が強烈にヒットするとネドコフがダウン!レフェリーがすかさず試合を止めた。

ワトソンはこれで15勝6敗に。ネドコフは無敗記録の更新ならず。これで戦績は12勝1敗1ノーコンテストに。

ワトソンの試合後インタビューは こちら

ヴァウアン・リー VS 手塚基伸

バンタム級の一戦において、バーミンガム出身のヴァウアン・リーが、日本の手塚基伸から3者30-27のスコアで判定勝ちを収めた。

ローキックの交換から開始した1ラウンド。手塚はテイクダウンを狙ってリーを金網際に詰める。そのまま金網際で激しいテイクダウンの凌ぎ合いがラウンド終了まで続いた。

2ラウンドも同様の展開が続く。果敢にテイクダウンを狙ってゆく手塚は、リーをグラウンドに非古今で足関節を仕掛けてゆくが、リーが巧みに防御。逆に手塚のバックに付いたリーだが、手塚は脱出してみせた。残り1分20秒のところで、リーはボディ打ちからハイを出すも空振り。手塚はまたもや組み付いてゆき、グラウンドに持ち込むも再び両者はスタンドに。終了間際にはリーの膝が手塚のアゴをとらえた。

最終ラウンドも、テイクダウンを狙う手塚と、それを防ぐリーによる金網際での攻防が続いた。リーはテイクダウンを防ぎながらもパンチとエルボーを入れていった。

この判定勝利によってリーの戦績は13勝8敗1分けに。手塚は19勝6負4分けとなった。

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フィル・ハリス VS ユリシス・ゴメス

本日第一試合のフライ級戦にて、ポーツマス出身のベテラン、フィル・ハリスがユリシス・ゴメスを3-0の判定で下しUFC初勝利を収めた。

これでハリスは22勝10敗1ノーコンテストに。ゴメスは9勝4敗となった。

試合開始早々ローを放っていったのはゴメス。ハリスはそれを捕まえてテイクダウンを取ったものの、すぐにゴメスを立たせてしまう。スタンドの展開が続いてラウンド終了。

2ラウンドも、二人の寝業師による打撃の攻防が続いた。ローにこだわるゴメスに対して、ハリスが距離を掴んで上下のパンチを当てる場面も出てきた。

3ラウンドもまた、ゴメスのローを取るかハリスのパンチを取るか、ジャッジ泣かせのものとなった。結果としてジャッジの支持を受けたのはハリスの方であった。

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