ムサシ、 容赦なき攻撃。食い下がるラティフィに完勝:UFC on FUEL TV 9(ストックホルム大会)メインカード結果。

UFC on FUEL TV 9(ストックホルム大会)、メインカードの結果を見てみよう。
土曜日、ストックホルムのエリクソン・グローブ・アリーナで行われたUFC on FUEL TV 9大会。メインイベントにおいては、負傷により急遽欠場したアレキサンダー・グスタフソンの代打として、地元スウェーデン、マルメ出身のイリア・ラティフィが大金星を狙ってゲガール・ムサシに挑んだ。しかし、試合前のドタバタにも冷静に対処した元ストライクフォースライトヘビー級王者のムサシは、試合においても食い下がるラティフィに攻撃を続け、判定3-0(三者とも30-27)で完勝してのけた。ムサシは試合後、怪我と風邪に見舞われていたことを明らかにした。

試合開始後、冷静にジャブで手を出していったムサシは、1分20秒時点でラティフィが仕掛けてきたテイクダウンも巧みに防御。その後もパンチを振り回しても当てることのできないラティフィに対し、ムサシは閃光のような打撃を繰り出して行く。しかし両手を下げたムサシは、ラティフィのパンチを何発か被弾する場面あった。ラウンド終了間際には、ラティフィがもっと来いと、ムサシを挑発する場面もあった。

2ラウンドも似たような展開が続くが、ラティフィは豪快な右を当てることに成功! しかしムサシは全く動じずジャブを何発も当て、敵の顔面を血に染めてゆく。ラティフィの二度目のテイクダウン狙いも防いだラティフィは、フィニッシュを狙ってペースを上げてゆくのだった。

もはや」ラティフィが試合終了まで持つかどうか」が唯一の見所となってしまった最終ラウンド。実際にラティフィは最後まで戦い抜いてみせた。それだけでなく、ラティフィはついにテイクダウンに抵抗し、ムサシに強烈なパウンドを浴びせたのだった。最後の反撃も及ばず敗れたラティフィだったが、僅か4日前のオファーを受けて勇気ある戦いを見せてのけた。次回準備万端で参戦した際には、さらに良い試合をファンに見せてくれることだろう。

この勝利でムサシは34勝3敗2分に。ラティフィは8勝3敗1 ノーコンテストとなった。

ピアソン vs. クートゥア

現在上り調子のライト級戦士ロス・ピアソンは、UFC殿堂入りを果たしている always referred to UFC Hall of Famer ランディ・クートゥアのことを自らのヒーローだと公言している。しかしピアソンは、クートゥアの息子のライアンに対して、同様の敬意を表することはなかった。この新入りUFCファイターを、2ラウンドで葬ってのけたのだ。

試合開始直後、身長で勝るクートゥア(6勝2敗)はピアソンに組み付きフェンスまで押し込んでいってテイクダウン狙い。それを防ぐピアソン(17勝6敗)だが、なかなかクートゥアを振りほどけずにボディへの膝や肘を受けてしまう。クートゥアはやがてテイクダウンに成功しかけるが、ピアソンはすぐに立ち上がって相手を振りほどいてみせた。しかし、その後もクートゥアは巧みな動きと長いリーチを活かした打撃で主導権を握り、有利な状態でラウンドを終えた。

2ラウンド、相変わらず左右の動きを見せるクートゥアだが、ピアソンが徐々に距離を縮めはじめる。それでもピアソンをフェンスに追い詰め、当初のゲームプランを実行しに行くクートゥア。対するピアソンはなかなか打撃を当てられない。しかし残り1分40秒を切ったところで、ピアソンの蹴りがヒット! 崩れ落ちたクートゥアにさらに追い打ちをかけるピアソン。クートゥアが立ち上がってもフックの連打で畳み掛けてゆく。やがて強烈な左フックが炸裂し、クートゥアがマットに沈む。さらにピアソンがパウンドを打ち込むと、2ラウンド3分45秒レフェリーが試合を止めた。

ピアソンの試合後インタビューはこちら

ミトリオーン vs. デフリーズ

ヘビー級の有望株マット・ミトリオーンが、フィル・デフリーズを秒殺KOし、連敗を2で止めてみせた。

試合開始直後からテイクダウン狙いを隠そうとしなかったデフリーズ。一度目の防がれた後の二度目のトライが致命傷となってしまった。待っていたのはミトリオーンの拳! たまらずキャンバスに崩れ落ちたデフリーズに対して、ミトリオーンがパウンドで追い打ちをかけるとレフェリーが試合をストップ。開始後わずか19秒の出来事だった。 ミトリオーンはこれで6勝2敗に、デフリーズは9勝3敗1ノーコンテストとなった。

ミトリオーンの試合後インタビューはこちら

ピケット vs. イーストン

試合前からファイト・オブ・ザ・ナイト候補という呼び声が高かったブラッド・ピケットマイク・イーストンのバンタム級対決は、まさにその期待に応えるものとなった。見応えのある3Rの攻防を判定2-1で制したのはピケットの方だった。採点は二人が30-27でピケットを、一人が29-28でイーストンを支持した。

試合開始と同時に派手な打ち合いを展開した両者。二分過ぎにケージ際の攻防となると、イーストンがデ行くダウン狙いに織り交ぜて打撃を当てて主導権を握る。しかしピケットも高いディフェンス能力をみせ、やがてエルボーを当ててイーストンを突き放す。こちらも一歩も退かないイーストン、打撃からテイクダウンを見事に決めてみせる。両者が立ち上がると、今度はピケットがお返しのテイクダウンを奪取し、有利な状態でラウンドを終えた。

2ラウンドも一進一退の打撃戦を繰り広げる両者。2分過ぎにピケットがテイクダウンを奪って優位に立つ。やがて立ち上がった両者は、さらに真っ向からの打ち合いを展開! 今後はイーストンがテイクダウンを奪ってみせた。なんとか立ち上がったピケットだが、その表情に疲れが見え始める。しかしそこからピケットは右、左のコンビネーションをヒットさせ、場内を多いに盛り上げてみせた。

3ラウンド、それまでハイペースな展開にもかかわらず、両者は全くペースを落とさずに激しい攻防を繰り広げて行く。スタンドで打ち合った後に試合がグラウンドに移行すると、ピケットが見事なスクランブリングから上のポジションを奪取。一旦立ち上がった両者だが、ピケットはイーストンのバックに付いて豪快なスラムを炸裂させる! 残り1分 で再びスタンド状態に戻った両者は、観客の期待に応えるべく渾身の打ち合いを展開。見るものたちの記憶に残る激闘を戦い切ったのだった。

ピケットの試合後インタビューはこちら

ガルザ vs. ブランダオ

ジ・アルティメット・ファイター・シーズン14優勝者の ディエゴ・ブランダオが、TUF決勝以来もっとも素晴らしい勝利を挙げた。この日のフェザー級戦においてブランダオは、パブロ・ガルザから1ラウンドでタップを奪ってのけたのだ。

試合開始後すぐに打ち合いを展開した両者。2分弱が経過したところで、ブランダオはガルザを大きく持ち上げてテイクダウン! サイドを奪い、さらにマウントへとポジションを進めてゆく。そこからさらに肩固めに移行すると、ガルザは3分27秒でたまらずタップした。

この勝利でブランダオは21勝8敗に、ガルザは13勝4敗となった。

ブランダオの試合後インタビューはこちら

コラッサーニ vs. ペラルタ

2011年以来はじめてとなる地元スウェーデンでの試合において、アキラ・コラッサーニが見事にUFC二勝目を挙げた。コラッサーニはロビー・ペラルタを判定3-0で下したのだ。採点は二人が30-27、一人が29-28だった。コラッサーにはこれで13勝4敗に。これまで10連勝を挙げていたペラルタは、これで16勝4敗1ノーコンテストとなった。

1R、動きで勝ったのはコラッサーニ。足を使いパンチを当ててペースを握る。対するペラルタも数発打撃をヒットさせるが、時間が進むにつれてコラッサーニが豪快なパンチを当てる場面が目立っていった。

2R。ペラルタはコラッサーニの動きを止めようとローを放って行く。しかしコラッサーニは動じない。さらにテイクダウンも狙って行くペラルタだが、これもコラッサーニに防がれる。しかしラウンド中盤にペラルタの左がヒット! ぐらついたコラッサーニはピンチに。さらにラッシュをかけるペラルタだが、コラッサーニはそれを凌ぐ。そして残り1分のところで今度はコラッサーニが大きな右をヒット! ふらついたペラルタだが、なんとかラウンド終了まで持ちこたえた。

3R、お互いフィニッシュを狙って振り回してゆく両者。やがてコラッサーニがテイクダウンを決めると、ペラルタは下からのキムラで応戦。両者は立ち上がるが、コラッサーニは再びテイクダウンを決めるが、試合はそこで膠着。またもや立ち上がった両者だが、両者はもみ合ってフェンス際に。そこでペラルタは肘を当ててコラッサーニの額をカットするが、コラッサーニはここでまたもやペラルタをテイクダウン。コラッサーニは、試合終了までそのまま上の体勢をキープした。

コラッサーニの試合後インタビューはこちら

メディア

最新
フランキー・エドガー、エジソン・バルボーザ、そしてペイジ・ヴァンザント達のUFNオースティン大会の試合後記者会見での発言を聞いてみよう。
2014/11/23
UFCニューカマーのペイジ・ヴァンザントがミーガン・オリヴィのバックステージ・インタビューに答え、UFCファイトナイト・オースティン大会でのカリン・カラン戦での勝利について語る。
2014/11/23
元UFCライト級王者のフランキー・エドガーがUFCリポーターのミーガン・オリヴィのインタビューに答え、UFNオースティン大会のカブ・スワンソン戦で見せた圧倒劇について語る。
2014/11/23
UFCレポーターのミーガン・オリヴィがボビー・グリーンをユナニマス判定で下したエジソン・バルボーザをその試合直後のバックステージでキャッチ。バルボーザがその勝利と対戦相手について語った。
2014/11/22