天才的 - ベウフォート、ビスピンを2ラウンドにKO - UFC on FX 7 メインイベント結果

UFC on FX 7、メインイベントの結果は以下の通り…。
常にその火を噴くような拳で知られるヴィトー“ザ・フェノム”ベウフォートだが、ベウフォートは土曜の夜にブラジル、サンパウロのイビラプエラ・アリーナで開催されたUFC on FXで対戦したマイケル・ビスピンを2ラウンドでノックアウトし、そのキックも決して侮れない破壊力を秘めていると言うことを見せ付けた。この一戦に勝利しミドル級王者のアンデウソン・シウバに挑戦することを企てていた英国人の目論みは、ヴィトーの一撃によって粉砕されてしまった。

「ヴィトー、おめでとう。何の言い訳も無い。」ビスピンは語った。「素晴らしいトレーニング・キャンプをこなすことが出来たし、ファンタスティックな気分だったし、この試合に勝利することに自信を持っていた。彼が俺にお見舞いした一撃は美しいキックだった。今夜は彼の方が俺より強かったんだ。勝つこともあるし負けることもある。諦める気はないぜ。」

2012年の9月にジョン・ジョーンズと205ポンドのタイトルマッチで対戦し、そこでの敗北からの復帰戦に勝利した形となったベウフォートのその視線の先にあるのはあくまでも“ボーンズ”との再戦だ。

「あのチェール・ソネンとか言うチンピラをつまみ出してくれ。」ベウフォートは4月にジョーンズとライトヘビー級タイトルを賭けて戦う男を引き合いに出した。「デイナ(ホワイト)、ロレンゾ(フェルティータ)、彼を(タイトル戦から)外してくれ。俺にジョン・ジョーンズと戦わせてくれ。俺にはその再戦が必要なんだ。あの道化師をつまみ出してくれ。俺に本物の王者と戦わせてくれ。」

ビスピンはベウフォートのパンチの射程距離内に留まりながら、ガードを上げて相手の後を追った。ビスピンはローキック、ベウフォートはハイキックと両者は互いにキックを放ち、ビスピンのキックが命中した。ラウンド中盤、リズムをつかんだベウフォートは打撃の手数を繰り出し始めた。ビスピンの防御は堅実で、打撃を繰り出しながらの出入りをたくみに駆使し、ベウフォートが強打を繰り出すのに必要なスタンスを確立する機会を与えることは無かった。しかしラウンドが終盤にさしかかると、まさにラウンド終盤のベルがなる直前にベウフォートの拳ではなく、そのキックが“ザ・カウント”の頭部に叩き込まれると、ビスピンにダメージを与えたようであった。

2ラウンドに入り、ベウフォートは両手をほとんど腰の辺りまで下げながら自信を持ってビスピンの眼前に立ちふさがった。鼻からの出血が見られるビスピンは、キレのある打撃を相手に繰り出し、ポイントは稼いだものの、ダメージを与えるまでには至らなかった。しかしポイントがこの試合を決することは無く、再び閃光のようなキックがビスピンの頭部を捉えると、それが“終わりの始まり”となった。ビスピンはマットに激しく倒れこむとなんとか身を守ろうとこころみたが、ベウフォートの追撃が容赦なく襲い掛かり、レフリーのダン・マグリオータにとって、2ラウンド1分27秒に両者の間に割って入り、試合の終了を宣告する以外の余地は残されていなかった。

この勝利でベウフォートは22勝10敗、ビスピンは24勝5敗となった。

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