ヴィトーKO勝ち! ブラジル大勝利の夜を締めくくる: UFC on FX 8 メインカード結果

UFC on FX 8 のメインカードの結果を見てみよう…
かつて元UFCライトヘビー級王者、ヴィトー・ベウフォートは、電光の如きスピードを秘めたその拳で恐れられたものだった。しかし今後、ミドル級のライバル達は彼の足を恐れることとなるだろう。ヴィトーはこの土曜の夜にブラジル、ジャラグア・ド・スルにあるジャラグア・アリーナで行われたUFC on FX 8大会において、最後のストライクフォースミドル級王者、ルーク・ロックホールドをスピニング・バックキックでノックアウト。これで二試合連続となる蹴りでのKO勝ちを飾ったのだ。

「現在の私は、今までになく力がみなぎっているよ」とベウフォートは語った。「私にはブラッカジリアンズに素晴らしい仲間がいるんだ。」この1月にはマイケル・ビスピンをKOしてのけたリオデジャネイロ出身のヴィトーは、この11試合で9勝を飾ったことになる。その間の敗戦はアンデウソン・シウバジョン・ジョーンズに喫した二つだけだ。

「あの蹴りは見えなかったよ」と敗れた28才のロックホールドは語った。「ヴィトーが見事だった。」

試合前の遺恨の盛り上がりを考えると当然のように、お互いグローブタッチを拒否して始まったこの試合、ロックホールドはすぐに一発狙いのハイキック。だが空振りしてスリップ。体勢を立て直したロックホールドは今度はテイクダウンを狙うものの、ヴィトーのお返しのラッシュの前に下がらされてしまう。もっと来いと挑発するロックホールドだが、「ザ・フィノム」ことベウフォートは、あくまで自分の作戦に忠実に打ち合いを避けてゆく。

そして、UFC実況のジョン・アニックが「ベウフォートは一撃を入れるチャンスを待ち構えています」と言ったまさにその時、左のスピニングバックキックがロックホールドの顔面に強烈にヒット! さらに凄まじいパウンドの連打でベウフォートが追い打ちをかけると、レフェリーのレオン・ロバーツが試合を止めた。1ラウンド2分32秒の出来事だった。

「私は戦うためにここにいるんだ」とベウフォートは今後の展望を語った。「私は試合を選ばない。どんな試合も受けるよ。」

この勝利でベウフォートは通算23勝10敗に、ロックホールドは10勝2敗となった。

“ジャカレ”・ソウザ vs. カモッツィ 

元ストライクフォースミドル級王者、ホナウド・“ジャカレ”・ソウザが、1ラウンドで クリス・カモッツィから一本勝ちし、が前評判通りの強さを見せつけた。

負傷したコスタ・フィリッポウの代打として登場した19勝6敗のカモッツィは、 試合がはじまるとソウザに果敢に向かっていった。しかし18勝3敗1ノーコンテストの柔術の達人ソウザは、右を当ててからテイクダウンを奪ってみせる。上からパウンドを織り交ぜつつ、ポジションを進めようとするソウザに対して、カモッツィも果敢に抵抗する。しかしソウザは、スクランブルからオモプラッタの体勢に入って、そのままサイドポジションを奪取。さらにソウザは電光石火の早業で肩固めの体勢へ! あっという間にカモッツィを眠らせて、1ラウンド3分37秒で一本勝ちを収めてみせた。

ソウザの試合後インタビューはこちら

ドス・アンジョス vs ダナム

ライト級のコンテンダー、ハファエル・ドス・アンジョスエヴァン・ダナムに3-0の判定勝ちを収め、4連勝を飾った。ジャッジは全員29-28でドス・アンジョスを支持。アンジョスはこれで19勝6敗に、ダナムは14勝4敗となった。

接戦となった1ラウンド、両者ともに多彩なパンチと蹴りを繰り出していく。このラウンドの決定だとなったのは、おそらくダナムのテイクダウンだろうか。そのままダナムは、レフェリーにブレイクをかけられるまでかなりの時間、上のポジションをキープし続けることに成功したのだ。

2ラウンド開始早々、またもやテイクダウンを奪ったダナム。しかしドス・アンジョスはすぐに立ち上がってボディを当てて、お返しのテイクダウンを狙ってゆく。それは防がれたものの、ドス・アンジョスは正確で効果的な打撃を繰り出してゆく。しかしダナムも打撃でドス・アンジョスの右目をカットし、その後打撃を当ててゆく。両者は打ち合いを展開して観客を沸かし、最後はまたしてもダナムがテイクダウンを取ってみせた。

最終ラウンド、強烈なミドルを当てるドス・アンジョスだが、ダナムは打撃を出しながらの前進をやめようとしない。ライト級トップ同士の一進一退の攻防がその後も続き、試合終了前には両者とも足を止めて打ち合ってみせたのだった。

ナタルvs. ゼフェリーノ

クリス・カモッツイの代打として今回UFCデビューを果たしたジョアォン・ゼフェリーノ が健闘して前半有利に立ったが、ミドル級のベテラン戦士、ハファエル・ナタルはそれを凌いで後半反撃に転じ、3-0の判定勝ちを収めた。スコアは一人が 30-27、二人が29-28であった。ナタルはこれで16勝4敗1分となった。敗れたゼフェリーノはこれで13勝5敗に。

観客の支持を受けたフロリアノポリス出身のゼフェリーノは、試合開始後積極的に打撃を繰り出して観客を沸かしてみせる。2分経過した時点で、グラウンドでお互い足を絡め合うフィフティー・フィフティーの体勢になった両者は足関節を狙い合う。だが両者ともに極めきれず、レフェリーにブレイクを告げられた。

2ラウンドも両者は激しい攻防を展開。序盤はゼフェリーノが優位に立ったものの、ナタルが徐々にリズムを掴んでゆく。対するゼフェリーノは代打出場であることが響いてか、ラウンド中盤から失速。それでも果敢に攻撃を繰り出してゆくが、後半上のポジションを奪ったナタルが優勢なままラウンドが終了した。

3ラウンド、さらに圧力をかけてゆくナタルは見事なフェイントから決定打とも言えるテイクダウンを奪取。そこからマウント、バックとポジションを進めたナタルはパウンドを入れて、強い印象を残して試合を終えた。

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