レンツ、ディアスから判定勝ち:UFC on FX 8 プレリミナリー・バウト結果

UFC on FX 8 プレリミナリー・バウトの結果を見てみよう…
土曜の夜にブラジル、ジャラグア・ド・スルにあるジャラグア・アリーナで行われたUFC on FX 8のプレリミナリー・バウトにおいて、第1試合から8連勝をあげたブラジル勢。その勢いを止められるかどうかは、アメリカ人のフェザー級コンテンダーニク・レンツの手にかかっていた。そしてレンツはこの仕事を見事にやってのけたのだ。“ザ・カーニー”のニックネームを持つレンツは、ハクラン・ディアスの後半の追い上げを凌いで3-0の判定勝利を収め、戦績を26勝5敗2分け1ノーコンテストとし、フェザー級転向後無敗を守った。対するディアスの方は連勝を9で止められてしまい、戦績は21勝2敗1分となった。採点は一人が28-27、二人が29-28でいずれもレンツを支持した。

1ラウンド、主導権を握ったのはレンツ。長距離からの打撃を当てては、フェンス際まで押し込んでディアスの動きを封じてゆく。2ラウンドに入ると、膝を当ててディアスに膝を付かせたレンツは、テイクダウンも取って上から試合を支配した。

最終ラウンド、トレイナーのアンドレ・ペデネイラス から「KOしないと勝利はない」と言われたディアスが反撃に。強烈な打撃を何発もヒットさせたディアスは、さらにテイクダウンを奪うと肩固めの体勢に! タップアウト寸前かと思われたが、レンツはなんとかエスケープ。さらに終盤ラッシュをかけていったディアスだが、レンツは懸命に組み付いて試合終了まで守り切った。

トライナルド vs. リオ

フランシスコ・トライナルド が持ち前のパワーを発揮して、彼と同様にジ・アルティメット・ファイター参加者であるマイク・リオを圧倒。1Rに叩き付けてから一本を奪ってみせた。

試合開始早々にテイクダウンを奪われたトライナルド。しかし立ち上がるとリオをマットに叩き付け、肩固めの体勢に。ハーフガードという不十分な体勢からの仕掛けだったものの、ブラリジア出身のトライナルドは怪力で締め上げて3分08秒、タップアウトを奪ってみせた。

トライナルドはこれで13勝2敗に。リオは9勝2敗となった。

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チバウ vs. チョリッシュ

この日の試合前、NY出身のライト級ファイタージョン・チョリッシュは、 このグレイソン・チバウ戦に勝とうが負けようが引退するとツイッター上で宣言した。そして迎えたこの試合、ベテラン戦士のチバウがチョリッシュに二度目の一本負けを味合わせ、引導を渡すこととなったのだ。

1ラウンドのチョリッシュは決して悪くなかった。単にチバウが強すぎたのだ。チバウはテイクダウンと長距離の打撃で主導権を奪っていった。そして2ラウンド、チバウは左を効かせてからギロチンチョークでチョリッシュを捕らえて試合を決めてみせた。時間は2分34秒だった。

この勝利でチバウは36勝9敗。チョリッシュはプロ戦績8勝3敗で引退することとなった。

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チアゴ vs. プラゼレス

パウロ・チアゴはこの日、同胞のUFCニューカマー snapped a two fight losing streak in his welterweight bout with Brazilian countryman ミチェル・プラゼレスに3-0の判定勝利。プラゼレスにプロ初敗北を味合わすとともに、自らの連敗を2でストップさせた。採点は三者ともに29-28。チアゴはこれで15勝5敗。プラゼレスは16勝1敗となった。

1ラウンド、まるでベテランUFCファイターの如き戦いをみせたプラゼレス。ケージ際のグラップリングで主導権を握った上で、離れてもローキックを効果的に当ててみせた。

2ラウンドはチアゴが反撃に出て、強烈な打撃からテイクダウンにつなげてみせた。しかしプラゼレスも負けじと強烈な左フックを当てて反撃。しかしチアゴもポジションを取り返して、接戦のラウンドが終了した。

同様に接戦となった3ラウンド。一進一退の攻防が続いたが、残り30秒でチアゴがテイクダウン! そのままパウンドを当ててこのラウンドを、そして勝利を決定付けた。

アルカンタラ vs. サントス

バンタム級戦士のユーリ・アルカンタラが、この試合がUFC デビュー戦となる迎えたアリアルデ・サントス を1Rで仕留めて、2012年1月以来の勝利を掴んだ。

試合開始から鋭い打撃を当てていったアルカンタラ。対するサントスは上下の動きを使おうとするものの、アルカンタラの強烈な左がヒット! ノックダウンしたサントスに、アルカンタラが畳み掛けるとレフェリーが試合をストップ。2分31秒だった。

この勝利で、アルカンタラは27勝4敗1ノーコンテストに。サントスは27勝7敗1分となった。

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マルドナルド vs. ホレット

ライトヘビー級戦士のファビオ・マルドナルドが、カナダのロジャー・ホレットから3-0の判定勝ちを収め、ホレットのUFC初勝利は成らなかった。 採点は29-27が二人、29-28が一人。マルドナルドはこれで19勝6敗、ホレットは13勝5敗となった。

お互い有効な攻撃を出せないままに終わった1ラウンド。ホレットは何度かテイクダウンを極めるも、マルドナルドにダメージを与えることはできなかった。

2ラウンド、またしても寝技に持ち込もうとするホレットに対して、マルドナルドは近距離からのボディ、そして顔面にも打撃を当てて相手を流血に追い込んでみせた。

3ラウンド、勢いに乗ったマルドナルドはボディを当てて観客の喝采を浴びる。ホレットも反撃をするが、マルドナルドのボディにまたしても前進を止められる。そのまま打撃でペースを握ったマルドナルドが、最後にはテイクダウンまで奪ってみせて試合を終えた。

リネカー vs. ガシモフ

フライ級戦士ジョン・リネカーアズマット・ガシモフを2RでKOし、地元ファンの喝采を浴びた。リネカーはこれで21勝6敗に。敗れたガシモフは10勝3敗となった。

破壊力抜群の右を持つリネカー、試合開始後まもなく、その右を炸裂させてガシモフからノックダウンを奪う。すぐに立ち上がったガシモフだが、リネカーはさらにテイクダウンを成功させ、スタンドでもさらに攻めてゆく。リネカーはさらにもう一度ガシモフをダウンさせて圧倒的優勢でラウンドを終えた。

2ラウンド、ポイントを取り返さんと出て行くガシモフだが、リネカーの左フックをもらってしまう。さらにリネカーは強烈な右ボディをヒット! 効いてしまったガシモフにリネカーは一気に畳み掛けて1分07秒で勝負を決めた。

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カリアーゾ vs. フォルミーガ

ブラジルのジュシー・フォルミーガが、序盤寝技で圧倒的に試合を支配し、後半はクリス・カリアーゾの反撃を凌いで3-0の判定勝ちを収めた。採点は三者ともに29-28。これでフォルミーガは15勝2敗に、カリアーゾは15勝2敗となった。

1ラウンド、寝技に持ち込んで圧倒的に有利に進めたフォルミーガだが、カリアーゾの方もしぶとくディフェンスし、立ち上がることをあきらめようとしなかった。

2ラウンド。前に出るカリアーゾだが、またもやフォルミーガにテイクダウンを許してしまう。上から攻めるフォルミーガと守るカリアーゾ。レフェリーのブレイクに救われカリアーゾだが、スタンドでもこの幸運を活かせずにラウンドを終えた。

最終ラウンドに反撃に出たカリアーゾ、左を当ててダースチョークを極めかけ、さらにグラウンドで上を奪っての打撃でフォルミーガの額を切り裂く。しかし、フィニッシュまで持って行くことができないまま試合は終了した。

マルチンス vs. ラーセン

この日のオープニングマッチにおいて、二人のライト級戦士、ルーカス・マルチンスジェレミー・ラーセンが激しい打撃戦を展開した。そして3ラウンド開始直後に、地元ブラジルのマルチンスが見事にKO勝ちを収めた。

試合開始直後から一進一退の打撃戦を展開した両者。テイクダウンの攻防で優位に立ったのはラーセンだが、マルチンスは強打を当ててラーセンの顔を腫らし、さらに流血に追い込んでみせた。

2ラウンドに入ると、強烈な右を何度もヒットさせたラーセン。しかし3ラウンドすぐに、ラーセンはこれがリスクを伴うものだったを思い知ることとなる。両者の右が交換した直後、顔から崩れ落ちたのはラーセンの方。マルチンスが追い打ちに出るとレフェリーはすぐに試合を終了。3ラウンド13秒だった。

勝者のマルチンスはこれで12勝1敗に。ラーセンの方は8勝4敗となった。

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