UFC Live: サンチェス、カンプマンに勝利

UFC on Versusのメインカードの試合結果は以下の通り
ケンタッキー州ルイスヴィル-木曜の夜にKFC Yum!センターで行われたミドル級の一戦で、ニックネームを”ナイトメア”から”ドリーム”に変更し、新しいスタイルを見せると戦前に語っていたディエゴ・サンチェスが、両者が互いに激しく出血する激戦を戦い抜き、判定3-0で勝利を手にした。

サンチェス vs. カンプマン

ブルース・バッファーがジャッジの判定を読み上げると、判定は3者ともに29-28でディエゴ!会場にはファンの大歓声とそして同時にブーイングが巻き起こった。

この勝利にでディエゴの戦績は254敗、カンプマンの戦績は175敗となった。なお、互いに激しく傷つきながらも激戦を繰り広げた両者を讃え、UFCプレジデント、デイナ・ホワイトは両者にファイト・オブ・ザ・ナイト・ボーナスとして6万ドルの賞金を提供した。

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ニックネームを”ナイトメア”から”ドリーム”に変えたディエゴ、髪の毛も坊主頭に借り上げ一見別人のようだが気合の入った表情はいままでと同じだ。
オーソドックスのカンプマンが軽い左ジャブからのパンチ、サウスポーのディエゴは左に下がりながら軽く距離をとる。ディエゴが右に出ながら力強い右のフックからタイクリンチ、そしてヒザ。ヒットは浅く両者は離れる。ディエゴは頭を振りながらコンビネーションからのテイクダウン、カンプマンはアップライトに構えて距離のあるまっすぐのパンチで組み立てる、残り時間3分40秒、ディエゴが左の片足タックルで突進、しかし金網際で離れる際にカンプマンのヒザがディエゴの顎にヒット、さらにそこに追い討ちをかけるようなカンプマンの右ストレート!ディエゴがマットに崩れ落ちる!カンプマンはすぐにディエゴをがぶって強烈なヒザを放つ!ディエゴ、タックルで金網に押し込むがカンプマンがここはうまくいなして距離をとる。スタンドの攻防が再開されるとディエゴの鼻からは出血が見られる。残り時間215秒、ディエゴがタックルに入るがここにもカンプマンのヒザ!残り時間142秒、ディエゴが再びタックルに入るがカンプマン、これを綺麗にがぶってディフェンスすると離れ際に左のフック。ディエゴ、右のガードが下がり始めカンプマンの鋭いジャブにうまく反応ができない。残り時間40秒、ディエゴが再びタックルで金網に押し込むがここも離れ際にカンプマンのヒザがディエゴを襲う。ディエゴ、顔面じゅうがおびただしい出血に覆われている。

2ラウンド、インターバルでダメージを回復したディエゴ、再び素早い動きで前に出ながらカンプマンにタックル!二度目のタックルでカンプマンを金網に押し込むと離れ際にディエゴの左ヒジ!顔面からの出血が止まらないサンチェス、左右のパンチを振るいながら前に何度も突進するがカンプマンはしっかりと見切りながら最低限の手数でディエゴの攻撃をいなす。シングル、ダブル、そしてパンチとたくみに攻撃を切り替えるディエゴだが、カンプマンのテイクダウンディフェンスは素晴らしくなかなかテイクダウンを許さない。残り時間2分、再びパンチで突進したディエゴ、今度は金網際までつめてもタックルには切り替えずパンチを振るい続けるとカンプマンを打ち合いに巻き込むことに成功、ディエゴの右フックがカンプマンの顎を打ち抜くとカンプマンの腰が落ちる。今度はカンプマンの右目の下から出血だ。タックルも織り交ぜながら至近距離での乱打戦にもちこもうとするディエゴ、残り時間10秒で金網際にカンプマンを釘付けにして左右の連打!右のフックがカンプマンを捉えると再びカンプマンの腰が一瞬落ちる!さらに激しいフックの応酬の後前に出たカンプマンにディエゴが押し倒されたところでラウンド終了のブザーが鳴った。

最終ラウンド、パンチの交換から始まる両者の戦いだが50秒が経過したあたりでディエゴが片足タックル。しっかりとカンプマンの足を捉えるが金網を背にカンプマンはディフェンス。ディエゴ、2分が経過した頃再び両足タックル、これもカンプマンにしっかりとがぶられてしまう。パンチを振るいながらひたすら前に出続けるのはディエゴ。カンプマンは飛び跳ねるような軽いステップで回りながら鋭いジャブで距離をとる。残り時間220秒、右フックの空振りからカンプマンを金網に押し込んだディエゴ、とうとうカンプマンをテイクダウン!しかしカンプマンが金網を蹴って上体を起こして立ち上がると、そのバックを狙ったディエゴは滑り落ちてしまう。
ふたたびスタンドの攻防を再開する両者。ディエゴは顔面から鮮血をほとばしらせながら前に出続け度々カンプマンの顔面をそのパンチが捉えるがカンプマンは効いたそぶりを見せない。残り時間15秒、ディエゴの突進に右のカウンターをあわせたカンプマン、この直後に右の拳を気にするそぶりを見せる。ひどい出血が判定に影響することが頭にあるのかディエゴの突進はとまらない。カンプマン、乱打戦に持ち込まれると痛めた右を強打できずに手数で劣勢だ。残り時間10秒、最後の瞬間まで果敢に前に出続けるディエゴ、そしてそれを迎え撃つカンプマンに観客が大歓声を送る中、最終ラウンドのブザーがなった。

ダラウェイ vs. ムニョスブルース・バッファーに名前をコールされるとにこやかに微笑みながら両手を上げたムニョス、一方のダラウェイは険しい表情だ。

共に素晴らしいレスリングのバックグラウンドを持つ両者、オーソドックスに構えるとダラウェイがジャブからロー、ムニョスはフェイントを放つのみで手は出さない。両者の距離が詰まったところでダラウェイが片足タックルからバックに周りムニョスを持ち上げて反り上がるようにテイクダウン!しかしムニョスは前戦でも見せたような動きでダラウェイの片足にもぐりこむような形からタックルでこれを切り返すとこの片足タックルをがぶったダラウェイだったかダラウェイは深追いせずにいったん距離をとった。
ワンツーで前に出るムニョス、一瞬の間をおいて再び伸びのある右ストレート!この右が左フックを放ったダラウェイの顎を完全に打ち抜く!さらにムニョスの右から返しの左がダラウェイを直撃。大きくのけぞりマットに倒れこんだダラウェイにすかさずムニョスが覆いかぶさり右の鉄槌を2連打したところでレフリー・マリオ・ヤマサキが間に割って入り1ラウンド54秒で試合を止めた。

マーク・ムニョスはこれで102敗と戦績を伸ばし再び連勝街道を突き進み始めたようだ。CBダラウェイは124敗、2009年から続いていた連勝を伸ばすことはできなかった。
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サカラ vs. ウェイドマン

UFCミドル級のベテランファイター、アレッシオ・サカラとの一戦をわずか2週間前のオファーでうけたクリス・ウェイドマン。レスリングで数々の実績をのこしたウェイドマン、ミドル級の期待の新人がUFCデビュー戦で勝利で飾った。

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ジャッジの判定は3者とも30-27でクリス・ウェイドマン。UFCデビュー戦で期待通りの力強いレスリング力を見せつけての勝利だった。ミドル級の今後が期待されるクリス・ウェイドマンの戦績はこれで50敗。アレッシオ・サカラはその戦績を1981ノーコンテストとした。

サウスポーに構える両者、ウェイドマンはパンチのフェイントからタックルを狙う。サカラはウェイドマンのタックルを警戒して手数は少なめだ。ウェイドマンはパンチから左のハイキック、そして金網にラッシュしてテイクダウンを狙うがサカラはウェイドマンにしっかりとは組ませない。サカラの右目の上に小さなカット、ウェイドマンの左ハイキックによるものか?1分が経過したところでサカラのコンビネーション、左右のパンチから右のローまでつなげる。残り時間330、ウェイドマンが金網に押し込むが、テイクダウンには至らない、再び両者の距離が開き打撃の攻防となる。ウェイドマンはややリラックスしたのかパンチに伸びが出て来る。残り時間2分36秒、金網際でサカラが不用意に歩いたところにウェイドマンが飛び込み両足タックルで金網におしこむが頭が下がり苦しい状態に。片足タックルに切り替えさらに上体が上がったところで再び打撃の攻防に。ウェイドマン、硬さが取れパンチとキックのコンビネーションも良い。サカラもシャープなコンビネーションで応戦、ウェイドマンのタックルを再び切るとパンチを交換する両者。サカラの右目上からの出血が激しくなる中1ラウンド終了のブザーが鳴った。

2ラウンド、最初にジャブを放ったのはウェイドマン。ウェイドマンが右足への片足タックルでサカラをテイクダウン!サカラはウェイドマンを蹴り離そうとするがウェイドマンはすぐにサカラに覆いかぶさりそれを許さない。ガードの中からパウンドを落としていたウェイドマンだったが残り時間350秒、強いパウンドを落としながらウェイドマンがパスガード、休むことなくパウンドとヒジを落とし続けるとすぐにサカラの出血が激しくなる。サカラは暴れてウェイドマンをなんとかガードにもどそうとするがウェイドマンは左のヒジを振るいながらサイドをキープする。3分が経過した頃サカラがウェイドマンをハーフガードにとらえると即座にスイープ!上下を入れ替えたサカラは立ち上がると左右のパンチから強烈な右のローキック!ウェイドマンは即座に立ち上がりサカラを金網に押し込みテイクダウン!両足でウェイドマンを蹴り離してサカラが立ち上がったところでレフリーがいったん試合をストップ、ここで出血の激しかったサカラにドクターチェックが入るが試合は続行される。
サカラは鋭い左でなんとか右につなげる機会をうかがうがウェイドマンはここは一歩も引かずにパンチで応戦。両者が強いパンチを交換する中ラウンド終了のブザーがなった。

ラウンドインターバルでも出血が多く苦しそうな表情だったサカラだが、最終ラウンドが始まるとパンチを振るいながら前に出る。しかし開始48秒、ウェイドマンがカウンターでタックル、そのままテイクダウンを奪うとがっちりとサイドポジションで押さえ込む。サカラは下からヒジを振るいエスケープに必要なスペースを作るのに必死だが胸をがっちりとつけたウェイドマンは上から強烈な左ヒジで削りにかかる。残り時間250秒、ウェイドマンをハーフガードに戻したサカラだが、まだ苦しい状況には変わらない。

残り時間28秒、レフリー、ゲイリー・コープマンが両者をブレーク、スタンドから試合を再開させる。残り1分52秒、ウェイドマンが両足タックル、サカラは金網際で倒されてしまう。ここでもウェイドマンはテイクダウンと同時にサイドを取っている。ややあってウェイドマンをなんとかガードに戻したサカラだがすぐにハーフで押さえ込まれて強烈なヒジを浴びてしまう。残り時間30秒、立ち上がることに成功したサカラだったがここでもウェイドマンは即座にタックルでサカラを捕まえるとテイクダウン、左のパウンドを落としたところで試合終了のベルが鳴った。

ボウルズ vs. ペイジ 2
黄色いトランクスを履いて入場したダマシオ、オクタゴンに入るとフェンスを右手でなぞりながらオクタゴンの中をぐるりと一周。険しい表情で何度かオクタゴンの中を往復し気合は十分だ。一方白いトランクスのブライアン・ボウルズ-元WECバンタム級王者-は前々戦で同じく元WECバンタム級王者、ミゲール”アンヘル”トーレスをパウンドで失神KO、タイトル戦線にふたたび名乗り出た。UFCバンタム級王座を狙う両者にとってこの再戦は絶対に落とすことのできない一戦だ。

オーソドックスからパンチを振るう両者、コンパクトなパンチを主体に攻めるブライアンとは対照的に、ダマシオは大振りのパンチとトリッキーながらも重たいキックを織り交ぜてガンガンと前に出る。ブライアンのボディ、そしてコンパクトな顔面へのパンチが度々ダマシオを捕らえるが、ダマシオは気にするそぶりを見せず、重たい右のローと大振りの右で前に出る。残り時間155秒、ダマシオの大振りの左にブライアンがカウンターの右のフック!この一発がダマシオの顎を打ち抜きダマシオは思わず足が止まる。一気に距離を詰めてボウルズがパンチの連打!ダマシオはこれに顎を引きながらパンチで応戦し右のミドルキックにつなげるがこのミドルをキャッチしたブライアン、右足をキャッチしたままパンチを振るいながらダマシオを押し倒す!

134秒、強烈なパウンドを落とすブライアン、その一瞬の隙を突いてタックルに入ったダマシオだったがこれをブライアン、待ってましたとばかりにがっちりとギロチンでキャッチ、引き込みながら絞めあげると瞬く間にダマシオは失神、ブライアンがペイジの失神を口頭でアピール、残り時間134秒、レフリー、クリス・キンマンが試合をストップ。2008年にWECで対戦したときと同じく、ブライアンが1ラウンドでギロチン・チョークによる鮮やかな一本勝ちを収め、さらにサブミッション・オブ・ザ・ナイト・ボーナスの4万ドルもその手中に納め。

この勝利でブライアン・ボウルズの戦績は91敗、ダマシオ・ペイジの戦績は126敗となった。
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