TUF 16のコーチを紹介 - ロイ・ネルソン編

「デイナの鼻を明かすにせよ、いいコーチぶりを見せるにせよ、TUFでは最高のロイ・ネルソンが見れるはずだぜ」ロイ・ネルソン

 ロイ・ネルソンはUFCで最も濃いキャラクターの持ち主の一人で、饒舌な語り口でも有名な男だ。しかし、現地時間9月14日に初回放送がスタートしたジ・アルティメットファイター(以下TUF)のシーズン16のコーチを務めている同選手が、ファイターになる前は教師になることを目指していたことはあまり知られていない。

 とはいえ、TUF 10の勝者でもあるネルソンにとって、コーチとして臨む今シーズンは、選手として臨んで勝利を収めた2009年のシーズンよりも、多くの困難が待ち受けていることは明らかだ。

 「8人の選手の将来を預かることになるから、気苦労も多いと思うよ。面倒をみなければならない子供を8人抱えるようなもんだ」と語ったネルソン。ただ、臨時教師を務めた経験もあり、さらに2004年にプロに転向する前にはファイターのトレーニングにも携わっていたネルソンは、生徒を正しい方向に導くことに喜びを感じる男だ。

 「教えることの素晴らしさの一つは、自分が示したことを生徒が実践するところを見られることだ。子供に2+2を教えるところから初めて、柔術なら生徒がサブミッションを試合で実践するところを、キックボクシングなら生徒がコンビネーションで相手をノックアウトするところを、といった具合にね。プレゼントをもらうのが好きな人もいれば、プレゼントをあげて相手の反応を見るのが好きな人もいる。俺の場合は後者で、人に何かを与えられたときには大きな満足感を覚えるんだ」

 そんなネルソンだが、TUFを制した2009年当時を思えば、彼がこのシリーズに帰還することは考えにくいことだった。ブレンダン・シャウブとのファイナルを戦う前に、ネルソンは「牢獄に入ったことはないが、少なくともTUFよりは快適な場所に違いないだろうね」と語っており、TUFにあまりいい印象を抱いていない様子を窺わせた。

 しかし、それでも彼はオファーを受け入れた。「UFCのことだから、ちゃんとした計画があるのだろう。流れに乗るべきだと考えたんだ」

 ネルソンには相手チームのコーチであるシェイン・カーウィンだけでなく、UFCのデイナ・ホワイト代表との間にも確執がある。さらに、地元ラスベガスで番組が収録されることは、他人が想像するほど楽なことではないという。

 「私生活と並行しながら番組を収録するので、むしろちょっとばかし忙しくなるだろうね。遠征に出かけて、仕事のことだけを気にしていればいいのとはわけが違う。仕事をしながら、私生活の雑務にも追われることになる」

 それでも彼は帰ってきた。12月に予定されるカーウィンとの間のヘビー級対決も、モチベーションを上げる一つの要因となっている。

 「奴にはUFC王者になった経験がある。俺が望んでいてまだ達成していないことを、奴はすでに達成しているわけだ。それが俺のキャリアを前に進める大きな動因になっている」

 最後に「デイナの鼻を明かすにせよ、いいコーチぶりを見せるにせよ、TUFでは最高のロイ・ネルソンが見れるはずだぜ」と語ったネルソン。そのエンターテイナー気質はまだまだ健在だ。

 
 

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