TUF 18 フィナーレ、プレリミナリーファイト結果

11月30日土曜、ネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターで行われたTUF 18 フィナーレのプレリミナリー・ファイトの結果は以下の通り。
この日のTUF 18フィナーレの前座試合を見るために、マンダレイ・ベイに集まった熱心な観客たちは数々の有望新人選手たちの活躍を目撃することになった。その中でも特筆すべきは、フィンランドのトム・ニイニマキであった。

アキラ・コラッサーニvs. マキシモ・ブランコ

TUF14のアキラ・コラッサーニとマキシモ・ブランコの試合は、開始後たった25秒、膝による反則決着という残念な結果に終わってしまった。

試合開始後コラッサーニをフェンスまで追い詰めたブランコは、やがてグラウンド状態のコラッサーニに強烈な膝を入れ、さらに倒れたところをアッパーで追撃。大ダメージを負ったコラッサーニは試合続行不可能となった。バク宙を見せて喜んだブランコだが、直後に反則負けが宣告された。

現在ニューヨークで練習をしているスウェーデン人のコラッサーニはこれで14勝4敗、UFCでは3戦全勝となった。ブランコは9勝5敗1分となった。ブランコは試合後コラッサーニに謝罪し、膝は合法だと思ったと語った。

ハニ・ヤヒーラ vs. トム・ニイニマキ
ヨーロッパのグラップリング王者のニイニマキが、UFCデビュー戦にて柔術黒帯のハニ・ヤヒーラに勝利し、多くの者を驚かせた。二人のグラップリングに長けた戦士は3ラウンドにわたる激闘を繰り広げ、結果として判定2-1でニイニマキが勝者となった。

1ラウンド、怒濤の打撃で前に出たヤヒーラは、そのままシングルレッグでテイクダウン。しかしフィンランド人のニイニマキはそれをリバース。するとヤヒーラは下から足関節を狙う。が、ニイニマキは逃れて試合はスタンドに。今度はニイニマキが逆にテイクダウンしサイドを奪取! そこから肘を落としてゆき、サブミッション狙いが主体のヤヒーラとは違うグラウンド戦術を披露した。

2ラウンド、再びパンチで前に出てテイクダウンを狙うヤヒーラ。それに失敗するとギロチンを狙ってゆくが、ニイニマキは回転して脱出してまたしてもサイドへ! そこからポジションをキープして肘を打っていった。試合がスタンドに戻るとまたしてもテイクダウンを狙ったニイニマキだが、ヤヒーラはまたギロチン。ラウンド終了までニイニマキは耐え切った。

3ラウンド、すぐにテイクダウンを奪ったニイニマキは、上から細かいパンチとボディへの膝を当ててゆく。試合がスタンドに戻るとまたしてもニイニマキがテイクダウンするが、今度はヤヒーラが回転して上に。ギロチン狙いからお返しとばかりに肘を入れていった。

採点は 29-28, 30-27, 28-29でニイニマキの勝利。31才のニイニマキはこれで21勝5敗1分となった。ヤヒーラは19勝8敗に。

ジャレッド・ロショルトvs. ウォルター・ハリス
ともにUFCデビューとなるヘビー級の二人、ロショルトとハリスはともに強い印象を見るものに植え付けたが、判定は三者ともに29-28でロショルトに凱歌が上がった。

1ラウンド、オクタゴンの中央を取った強打者のハリスは、二度にわたってロショルトからパンチでダウンを奪ってみせた。しかしいずれもすぐに立ち上がったロショルトは、注意深く戦い、ハリスのパンチを何度も空振りさせてみせた。

形勢が変わったのは2ラウンド。今度はロショルトが攻めてゆきハリスがカウンター狙いに。ロショルトはテイクダウンこそ防がれたものの、より有効打を多く当ててみせた。

3ラウンド、ロショルトは見事なシングルレッグでテイクダウンに成功!ハーフの上を取るとその体勢をキープしパウンドとサブミッション狙いで攻め続けた。

「最初のラウンドの後、絶対逆転勝ちしてやると思っていたよ」とロショルトは語った。「いいのをもらって一瞬意識が飛んだけど、すぐに復活できた。多くの人は知らないけど、僕はスタンドで打ち合うのが好きなんだよ。」オクラホマ州立大学在学時にNCAAディヴィジョン1レスリングで活躍したロショルトはこれで9勝1敗。ハリスは6勝2敗に。

ショーン・スペンサー vs. ドリュー・ドゥバー
ウェルター級戦士のショーン・スペンサーが、ドゥバーを完封して一方的な判定勝利を収めた。スコアは三者とも30-27だった。

1ラウンド、リーチに勝るスペンサーは右を何度も当てる。さらにドゥバーのテイクダウン狙いも完封してみせた。

2ラウンドも同様の展開が続く。ドゥバーはテイクダウンを狙うが、スペンサーに防がれて打撃をもらってしまう。スペンサーは強烈な右、肘、ミドル、ハイキック、左フックと多彩な攻撃を当てた。

3ラウンド、やっと距離を掴んだドゥバーは左を当てるが、それでもスペンサーは強烈な打撃で反撃していった。終盤にスペンサーが飛び膝やクリンチからの肘などで猛攻をかけるが、ドゥバーはほとんど意志の力のみで凌ぎきった。

勝者のスペンサーはこれで11勝2敗に。「打てるだけ打ったのに倒れなかったよ。彼がいいレスラーなのは分かってたけど、僕も柔術黒帯たちと練習していたからね」とスペンサーは語った。ドゥバーはこれで14勝5敗に。

ジョシュ・サンポ vs. ライアン・ベノット

UFCデビューを迎える者同士のフライ級戦は、ジョシュ・サンポが圧倒した上で一本勝ちを収めた。

1ラウンド、綺麗な右を当てたサンポはそのままテイクダウン。そこからは、サンポのオモプラッタをベノットが逆に同じ技で切り返すなど見応えのあるグラウンド戦が展開された。スタンドに試合が戻ると、リーチに劣るサンポのほうが距離を掴んで打撃を当てていった。

2ラウンド、サンポはテイクダウンからハーフガードの上をトリ、ベノットの上半身を足で固定してからキムラを狙い、さらに上からアメリカーナを狙ってゆくが、ベノットは凌ぎ切ってブリッジで上に! そこからチョーク狙いにいくが、サンポはそれをディフェンス。逆に上を奪って打撃からさまざまなサブミッションを狙い、ついにベノットのバックを奪ってチョークに。4分31秒で見事に勝利をうばった。

勝利したサンポだが、僅か11日前のオファーということもあって規定の体重まで落とすことはできなかった。サンポはこれで11勝2敗。勝利の全ては一本勝ちだ。ベノットはこれで7勝3敗に。

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