世紀の番狂わせだって?シウバが淡い期待を一蹴 - UFC 153 メインイベント結果

UFC 153 メインイベントの結果は以下の通り…。
リオデジャネイロのHSBCアリーナで開催されたUFC153は選手たちの負傷により対戦カードの編成に混乱を来たした。その大会を救うために4週間前のオファーに応えたアンデウソン・シウバは“ブラジルの皆さんには一試合の恩がある”と言う理由で本来のミドル級からライトヘビー級へ階級を上げてオクタゴンに登場した。アンデウソンはブラジルのファン達にステファン・ボナーを1ラウンドでノックアウトし、ノックアウトシーンを提供しただけでなく、世界最高のファイターと言うよりむしろ史上最高のファイターとしての素晴らしいパフォーマンスを披露した。“史上最高”と言う評価は“ザ・スパイダー”本人が認めなくとも、もはやそこに疑いは無いように思われる。

「私は最強ではありません」205ポンドと言う階級でも3勝0敗、そして長らくミドル級の王座に君臨するシウバは語った。「私は人々が不可能だと考えるさまざまなことを可能だと信じているだけです」

ベルが鳴るとすぐに自コーナーから飛び出したボナーの最初の連打は命中しなかったものの、シウバが足を滑らせたことにより、ボナーはこのミドル級王者を金網に押し込みしばらくの間そこに釘付けにすることに成功した。テイクダウンの攻防を妥協無く続けたシウバは数発の打撃を被弾しながらも、すぐに試合の流れを変えるとボナーを金網に押し込み攻撃を開始した。するとシウバは自ら金網際まで退がり、ボナーにあえて攻撃させるように仕向けた。TUFファイナリストのボナーはその期に攻撃を仕掛けたものの、彼のスピニングバックキックも顔面へのパンチも命中することは無かった。さらにボナーに攻撃をさせるシウバだったが、シウバのスピードとディフェンスはインディアナ在住のボナーの能力を超越していた。“ザ・スパイダー”は足をかけてボナーをマットに転がすと、距離を取ろうとする相手に一気に襲い掛かり、そのみぞおちに鋭いヒザを突き刺すした。マットにうずくまり頭を抱えるようにして身を守ろうとしたところに降り注ぐ打撃の嵐がボナーの回復を許さず、1ラウンド4分40秒、レフリーのマーク・ゴッダードが試合の終了を宣告した。

この勝利で37歳のシウバの戦績は33勝4敗に。カット以外の理由で初めてレフリー・ストップを経験した35歳のボナーは17勝8敗と戦績を落とした。

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