クラウス、スタウトから一本勝ち、カナダ勢の全勝を阻止:UFC 161 プレリミナリーバウト結果

UFC 161 のプレリミナリー・バウトの結果を見てみよう。
土曜日、ウィニペグにおいて行われたUFC 161において、ライト級戦士のジェイムズ・クラウスサム・スタウトと大熱戦を展開した上でギロチンチョークで仕留め、この日の地元カナダ勢の全勝を阻止して退けた。2006年以来はじめてスタウトを仕留めた選手となったクラウスは、長い戦いの末についに辿り着いたUFCの舞台で輝いた。

ジェイク・シールズ vs. タイロン・ウッドリー
パワフルな二人のレスラー、タイロン・ウッドリーとジェイク・シールズは、15分間に渡ってお互い重いプレッシャーをかけ合う試合を展開。結果、シールズが2-1の判定で辛勝した。

この試合は3 ラウンドに渡って、ジャブとローで前に出るシールズがテイクダウンを狙い、それをウッドリーが防ぐという展開が続いた。シールズは実に18回テイクダウンを狙い、ウッドリーはそれを18回防いでのけた。ケージ際での差し合っての攻防も長く続いたこの試合では、観客はブーイングを飛ばし、レフェリーにによるブレイクも再三実施されたが、結局どちらの選手もフィニッシュに近づくような場面は皆無のままだった。

体格に勝るウッドリーは、二度に渡りローキックでシールズをぐらつかせ、またバックブローを炸裂させてそのパワーを見せつけた。そしてウッドリーは、この試合で長々と続いたクリンチの攻防でもダメージは全く受けていないようだった。しかしより多く手数を出したのはシールズの方。ウッドリーが下がり続けたのに対して、シールズは右を振るいながら前に出続けた。

採点は二人が29-28で元ストライクフォース王者のシールズを、一人は30-27でウッドリーを支持した。シールズの戦績はこれで28勝6敗1ノーコンテストに。対するウッドリーは11勝2敗となった。この試合以外の彼の敗戦は、ストライクフォースのタイトル戦でネイト・マーコートに喫したもののみだ。

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サム・スタウト vs. ジェイムズ・クラウス
三週間前に決まったイサック・ヴァリーフラッグの負傷欠場によって、TUF 15のイリミネーションラウンドで敗れて以来、7連勝を記録したジェームズ・クラウスにUFC登場のチャンスが舞い込んだ。長身のライト級戦士クラウスは、このチャンスに応えて見事に地元カナダの人気者、サム・スタウトから一本勝ちを飾ったのだった。

激しい打撃の攻防が展開された1ラウンド。クラウスのハイをもらったスタウトはそのままテイクダウンを奪って上に。しかしその右目からは大量の出血が流れ出す。やがて両者は立ち上がると、クラウスは浴びせ蹴り等の派手な技を放っていった。

2ラウンドはキックボクシングの攻防が長く続くことに。テイクダウンも織り交ぜ攻撃するスタウトは、強烈なボディをクラウスにヒット。しかしクラウスも負けじとテイクダウンに行って成功させる。やがて立ち上がった両者は再び打撃戦を展開。クラウスのテイクダウンを切ったスタウトは、上から肘を見舞っていった。

3ラウンド、スタンスをスイッチしたクラウスは強烈な蹴りや膝をヒットさせる。スタウトも応戦し激しい攻防が続いた。さらに飛んでのヒジなども繰り出すクラウスに対し、スタウトがテイクダウンに成功。しかし次の瞬間クラウスがギロチンに! これががっちり入って残り僅か13秒のところでスタウトがタップした。

クラウスはこれで20勝4敗、8連勝となった。地元カナダのオンタリオ出身のスタウトは20勝9負1分に、UFCでの戦績は8勝8敗となった。試合後クラウスは言った。「採点でも勝っていると思ってはいたんだけど、スタウトのようなカナダの英雄で、しかもUFCでこれだけ素晴らしい試合をしてきている相手と戦っているんだから、極めないとなと思ったんだよ。試合前からブーイングを浴びる用意はできていたんだ。練習でも、チームメイトやトレイナーに僕のパートナーを応援してもらうことで、逆境に慣れようとしたんだ」

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ショーン・ピアソン vs. ケニー・ロバートソン
最初の2ラウンドにレスリングのディフェンス技術と打撃を駆使した地元カナダ、トロントのショーン・ピアソンが、最終ラウンドにおけるケニー・ロバートソンの猛攻を凌ぎ、スリル満点のウェルター級戦を制した。

1ラウンド。ロバートソンは再三テイクダウンを狙ってゆくが、ピアソンはがぶってディフェンス。攻防がスタンドに移ると、打撃の威力と正確性に勝るピアソンが主導権を握っていった。

スタンドの攻防が長く続いた2ラウンド。ピアソンがストレートやハイを当ててゆく。ロバートソンはテイクダウンを狙うが、またしても防がれてスタミナを消耗していった。

3ラウンド、スタンドでロバートソンが強烈な肘をヒット! ふらついたピアソンにロバートソンは猛攻を加えてゆく。必死で足にしがみついてきたピアソンにロバートソンは打撃の雨を降らせ、さらにバックを奪取。しかしそこで試合を決めきれないまま、最後はピアソンに上を奪われて試合が終了した。

判定は2者が29-28でピアソンを支持、1者が28-28のドローを支持。ピアソンはこれで3連勝、戦績を14勝6敗とした。敗れたロバートソンは12勝3敗に。この3敗は全てUFCにおけるものだ。

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ローランド・デローム vs. エドウィン・フィゲロア
バンタム級戦士、ローランド・デロームとエドウィン・フィゲロアが大激闘を展開した。強烈なグラウンド&パウンドを放っていったフィゲロアを、寝技で何度も一本を狙っていったデロームが制して、三者ともに29-28の判定勝利を収めた。

1ラウンド。フィゲロアとの距離を詰めた地元ウィニペグのデロームは、テイクダウンからバックを奪う猛攻を見せる。そこから三角締めの体勢に入り肘を放ってゆくデローム。しかしフィゲロアはそれを凌いで上から恐るべき右を打ち下ろす。ヒールフックでさらに体勢を入れ替えるデローム。やがてパスをしたデロームは再びバックを奪取。フィゲロアの片腕を足で固定してチョークを狙うが、フィゲロアも見事にディフェンスしてのけた。

2ラウンド。デロームは再びフィゲロアをテイクダウン、地元ウィニペグの観衆からは「ローリー!」チャントが発生する。しかしフィゲロアが下から三角締めの体勢に入り、さらにデロームの腕を伸ばす! しかし脱出したデロームはサイドを奪い、さらにバック、そして再び三角狙い。それを防いだフィゲロアは強烈な右を放っていった。

3ラウンド、スタンドで戦いたいフィゲロアだが、デロームはまたしても組み付いてフィゲロアをグラウンドに引きずり込む。バックを奪うデロームだが、フィゲロアは立ち上がりデロームを前に落とす。スタンドでフィゲロアが猛攻。しかしデロームはまたもテイクダウンを奪取! さらにバックを奪った。やがて逆に上を奪ったフィゲロアは強烈なパウンドを見舞ってゆくが、デロームは最後まで耐え抜いた。

デロームはこれでUFC4戦無敗。戦績を9勝1敗1ノーコンテストとした。フィゲロアはこれで9勝3敗に。

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ミッチ・クラーク vs. ジョン・マグワイヤー
エドモントン出身のライト級戦士、ミッチ・クラークが終始ペースを握り、ジョン・マグワイヤーから3-0の判定勝利を挙げた。

1ラウンド、クラークはローを連打で当ててゆく。マグワイヤーもスタンドで組み付きクラークのバックを奪うが、やがて振りほどかれてしまった。

2ラウンド、マグワイヤーはローを被弾しながらも、ついにテイクダウンに成功。しかしクラークも下から打撃を打っていき、なんとか立ち上がる。終盤にマグワイヤーは再びテイクダウンを取ることに成功したが、フィニッシュには結びつけられなかった。

3ラウンド。クラークはクリンチからの膝、そしてローやハイを当ててゆく。対するマグワイヤーもスタンドでバックについて試合をグラウンドに持ち込むが、クラークは上手くディフェンスして上に。そこからパスに成功しサイドを奪ったクラークは、強烈なパウンドを入れて有利に試合を終了した。

採点は3者とも29-28クラーク。戦績は10勝2敗となった。マグワイヤーはライト級で初敗北。戦績は18勝6敗となった。

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ダスティン・ペイグ vs. イーヴス・ジャボウィン

柔術技術で勝るペイグに対して、ジャボウィンはパワーでエスケープを繰り返して打撃で攻撃し、2-1の判定で、嬉しい母国での勝利を挙げた。

1ラウンド、下になったペイクは三角締めの体勢に! さらに腕を伸ばしてゆくがジャボウィンは脱出。ペイグはさらに腕十字の体勢に入るが、ジャボウィンはこれも脱出。やがて上を取ったペイグはマウントから肩固めに行くが、ジャボウィンはこれも力で逃げてリバーサル。最後は上からパウンドを打ち下ろしてラウンドを終えた。

2ラウンド、またしてもマウントを奪ったペイグ。さらにバックからチョークを狙ってゆくがジャボウィンば脱出。ペイグは再びマウントを奪うが、ジャボウィンは体勢を返して上に。そこからさらにペイグがサブミッションを狙いにいき、ジャボウィンは脱出。このラウンドは間違いなくペイグのものだった。

最終ラウンド、ジャボウィンが逆にテイクダウン。上からパウンドを見舞ってゆく。スタンドに戻ると今度はペイグがマウントを奪取。ジャボウィンは脱出して上になるが、ラウンド終了前にまたもや三角の体勢に捕まってしまった。

採点は2者が29-28 でジャボウィンを、1者が29-28でペイグを支持。ジャボウィンはこれで19勝8敗に。ペイグはこれで三連敗となり、戦績は11勝9敗となった。

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