リーベンに奇跡は起こらず。クレイグが辛勝:UFC 162 プレリミナリー ファイト結果

UFC 162 プレリミナリー・ファイトの結果を見てみよう…
7月6日、ラスベガス。UFCファンたちは、土曜MGMグランドガーデンアリーナで行われたUFC 162において、あのクリス・リーベンが戻って来てくれることを望んでいた。しかし残念ながら、ファンたちが目撃したのは、すでに32才になってしまったクリス・リーベンが、アンドリュー・クレイグに判定2-1で敗れた姿であった。リーベンはこれが21度目のオクタゴン登場だった。

スコアは二人が29-28、30-27でクレイグを支持。一人は29-28でリーベンを支持した。クレイグはこれで9勝1敗に。リーベンはこれで22勝10敗、ここ5試合中4試合を落とすこととなった。

1ラウンド開始と同時に打ち合った両者だが、やがてクリンチの攻防に。リーベンはテイクダウンを狙ってゆくが、クレイグは倒されてもすぐに立ち上がる。さらにテイクダウンを狙うリーベンに対し、クレイグはストレートを当てていった。

2ラウンドも同様の展開が続く。テイクダウンを狙って前進するリーベンだが、クレイグの打撃が効果的にヒットした。

最終ラウンド。リーベンは逆転を狙って拳を振り回すが、クレイグのカウンターがヒット! ダウンしたリーベンにラッシュをかけるクレイグだが、リーベンはそれを凌いで立ち上がる! 大逆転の望みを賭けてリーベンが前進すると、観客もかつての逆転劇の再現を望んで「リーベン」チャントを合唱。しかしクレイグは連続してテイクダウンを決めて流れを断ち切り、キャリア最大の白星を挙げたのだった。

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パーク vs. 徳留

昨年12月、TUFスマッシズ第一シーズンを制したノーマン・パークは、その時以来のUFC登場を勝利で飾ってみせた。パークは徳留一樹と見応えのある試合を展開したうえで、3-0の判定勝ちを収めたのだ。

スコアは二人が30-27、一人が29-28であった。

1ラウンド、パークはキレの良いパンチを当ててペースを握る。対する徳留もテイクダウンを狙うが、パークは上手く体勢を入れかえてバックに付く。そのままグラウンドに引きずり込もうとするパークだが、ここで徳留が体を翻して上に! そこから激しい攻防をする二人。終盤にパークは体勢を入れ替えて上を奪取! 場内を多いに沸かせてみせた。

2ラウンド。再び激しく打撃の交換をする両者。徳留も有効打を当てるものの、パークは何度も強烈な左をヒットして優勢に! しかし徳留は打たれ強さを発揮して倒れない。中盤に徳留が強振すると、パークはそれに合わせてテイクダウン。徳留は立ち上がるが再び倒されてしまう。それでも立ち上がってみせた徳留だが、有効な反撃はできないままラウンドが終了した。

3ラウンド。パークが試合をグラウンドに持ち込むが、徳留も立ち上がる。さらにスクランブルの攻防が続いた後、二人は激しい打撃の応酬を展開。強烈な蹴りを二発当てた徳留は、そのまま豪快なテイクダウン! パークも素早く立ち上がるが、徳留は前に出てパンチを当ててゆく。しかしパークは試合終了前に二度のテイクダウンを取り返してみせた。

この勝利でパークは19勝2敗に。徳留は12勝4敗1分となった。

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ハーマンvs. ゴンザガ

2012年10月以来のデイヴ・ハーマンのオクタゴン復帰戦は突如として終わりを告げてしまった。ハーマンは、長年ヘビー級コンテンダーの地位を守り続けている ガブリエル・ゴンザガに僅か17秒でKO負けを喫してしまったのだ。

試合開始後ローを放つハーマン。ゴンザガはそれを右のオーバーハンドでカウンター! カンバスに沈んだハーマンにゴンザガはパウンドで追撃して勝負を決めた。

ゴンザガはこれで15勝7敗に。ハーマンは21勝6敗、これで4連敗となった。

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バルボーザ vs. オリヴェイラ

「ローキックで試合が終わることはない」などと言い放つ者がいるとしたら、その者はライト級の有望株 エジソン・バルボーザの試合を見たことがないに違いない。 この日バルボーザは、UFC復帰を果たしたハファエロ・オリヴェイラに何度も強烈なローを当て、2ラウンドTKOに葬ってみせたのだ。

試合開始から威力のあるローとミドルを放っていったバルボーザ。オリヴェリラのテイクダウン狙いを防ぐと、さらに強烈な蹴りを何度もヒット! やがてローのダメージで明白に動きが落ちていったオリヴェイラ。バルボーザはこのラウンドKOこそ逃したものの、展開は一方的になっていった。

2ラウンド。さらに痛烈なローをバルボーザが当ててゆくと、オリヴェイラはついに足を引きずりはじめる。さらに何度も強烈なローが炸裂すると、とうとうレフェリーが試合をストップ。2ラウンド1分44秒の出来事だった。

この勝利によってバルボーザは12勝1敗に。バルボーザは2010年においても、マイク・ルロをローで倒している。オリヴェイラはこれで15勝6敗に。敗者は、控え室に戻るのに助けが必要なほどのダメージを負っていた。

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メランコン vs. バジンスキ

ストライクフォース出身のブライアン・メランコンが鮮烈なUFCデビューを飾った。メランコンは1ラウンドでセス・バジンスキ からKO勝利を収めたのだ。

UFCデビュー戦にもかかわらず、きわめて落ち着いていたメランコンは、冷静に左フックを当ててバジンスキにダメージを与えてゆく。一度ダウンを奪ったメランコンは、今度はテイクダウンを奪うとパウンドの嵐! ラウンド終了間際の4分59秒でバジンスキをKOしてみせた。

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ピアース vs. ミッチェル

この日の最初の試合において、ウェルター級有望株のマイク・ピアースが2ラウンドでデイヴィッド・ミッチェルをKOし、4連勝を飾ってみせた。

1ラウンドからいつもの自分の試合をしてみせたピアース。ミッチェルを金網に押し付けては削ってゆく。退屈した観客は文句を言い始めたが、ピアースは動じず自分の戦略を実行していった。そして2ラウンド、近距離からの左を当てたピアースはそのままパウンドで追い打ちをかけ、2分55秒の時点で決着をつけてみせた。

「左フックは得意技なんだ。やっと当てることができたよ」と語ったピアースはこれで17勝5敗に。ミッチェルは12勝3敗となった。
   
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