4試合全てKO一本決着: UFC 166 オンラインカード結果

UFC 166 オンラインカードの結果を見てみよう。
この日のUFC 166においては、二人の23才の有望株がTKO勝利による鮮烈なUFCデビューを果たした。アンドレ・フィリ堀口恭司の二人が、ヒューストンの観衆の前で見事にショーの開幕を告げたのだ。さらにトニー・ファーグソンアドラン・アマゴフも見事な1R勝利をあげた。

TJ ワルドバーガー vs. アドラン・アマゴフ
地元のファンの声援を浴びたテキサス出身のウェルター級戦士、TJ ワルドバーガーだったが、この試合において派手な1RKO勝利をあげたのは、チェチェン出身のストライカー、アドラン・アマゴフだった。

しばらく様子見が続いた後、アマゴフは強烈なバックスピンキックをワルドバーガーのボディにヒット! 柔術茶帯のワルドバーガーはテイクダウンを狙ってゆくが、ロシアサンボ王者のアマゴフは容易くそれをディフェンス。さらにフェンスに詰めてのテイクダウンを狙ったワルドバーガーに、アマゴフは強烈な左!崩れたワルドバーガーに追撃を加えて3分45秒で仕留めてみせた。完全に失神したワルドバーガーは、そのうち意識を回復したものの、担架でオクタゴンの外に運ばれていった。

グレッグ・ジャクソン門下のアマゴフはこれで13勝2敗1分に。その敗戦はデビュー戦とストライクフォースにおけるロビー・ローラー戦のみだ。ワルドバーガーはこれで16勝8敗に。

トニー・ファーグソン vs. マイク・リオ
負傷によって長期欠場を強いられてきたTUF 13優勝者のトニー・ファーグソンが、僅か2分でTUF Live に参加したマイク・リオを倒した。

試合開始後すぐにテイクダウンを狙うリオだが、ファーグソンはがぶって上をキープ。やがて打撃を浴びたリオは再びテイクダウンを試みるが、ファーグソンは得意のダース・チョークで切り返し、そのままロールしてリオの片腕を両足で固定し1分52秒でタップを奪ってみせた。

これが四度目の一本勝ちとなるファーグソンは15勝3敗に、リオは9勝3敗となった。

ジェレミー・ラーセン vs. アンドレ・フィリ
アンドレ・フィリが、この試合の僅か2週間前にオファーを受けた時、ウェルター級の試合に出る予定だった。急激な減量を実行したものの2.5パウンド落とせなかったフィリだが、ジェレミー・ラーセンを見事に2RKOしてみせた。

1ラウンド、序盤こそ右を当てたラーセンだったが、その後の打撃の攻防で主導権を握ったのは、右やアッパー、膝を当てて一度はダウンも奪ってみせたフィリの方だった。ラーセンはテイクダウンを奪うも、フィリは下から十字や三角を仕掛け、脱出に成功した。

2ラウンド、フィリの右が痛烈にヒット!チャンスと見てフィリがラッシュをかけるとラーセンは崩れ落ち、53秒で試合は終了した。23歳、チームアルファメール所属のフィリはこれで13勝1敗。TUF Live出場のラーセンは8勝5敗1ノーコンテストとなった。

ダスティン・ペイグ vs. 堀口恭司

この日の第一試合にてダスティン・ペイグとバンタム級戦を戦った日本のストライカー堀口恭司は、1ラウンドの劣勢を跳ね返し、2ラウンドに逆転KO勝利をあげてみせた。観客を多いに沸かせた一戦だった。

1R、空手出身の堀口が蹴りを放つが、ペイグは試合を寝技に持ち込んで、上背に劣る堀口のバックを奪ってみせた。チョークを狙って行くペイグに対し、立ち上がった堀口はペイグを叩き付けるが、ペイグは長い足を利して四の字ロックに。やがて堀口はペイグと正対することに成功し、そのままペイグをフェンスまで押して行く。しかしペイグは逆に強烈な膝を打ち込み、さらにもう一度テイクダウンを奪って、有利なままこのラウンドを終了した

2ラウンド、危機感を抱いた堀口は前に出て、鋭い左フックでペイグからダウンを奪う! さらに強烈なパウンドを打ち込む堀口だが、ペイグは動き続けてハーフガードからスイープの体勢に入り、見事にこれを決めてみせた。やがて立ち上がった堀口はペイグを投げつけ、クルシフィックスの体勢でペイグの両腕を固定してパンチと肘を落としてゆく。さらにペイグのガードの中で背筋を伸ばした堀口はショートパンチの連打! ついにペイグが背を向けると3分51秒、レフェリーのハーブ・ディーンが試合を止めた。

KID山本の下、クレイジー・ビーで練習をする23才の堀口は、これで戦績を12勝1敗とし、KO勝利は8つとなった。TUF 14に参加したペイグはこれで4連敗、戦績は11勝10敗となった。

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