UFC on FOX 9 メインカード結果

UFC on FOX: ジョンソン vs ベナヴィデス 2大会のメインカードの結果は以下の通り。
本日のFox大会を観戦した者たちは、二つの凄まじいフィニッシュ・シーンを目撃することとなった。メインイベントにおいては、フライ級王者の デメトリオス・ジョンソンは、地元の英雄 ジョセフ・ベナヴィデス相手に、そのキャリアの中でもっとも鮮烈なKO勝ちを飾った。その前のセミ・ファイナルにおいてはサクラメントの英雄ユライア・フェイバーが、これまた鮮烈な一本勝利を記録したのだ。

デメトリオス・ジョンソンvs. ジョセフ・ベナヴィデス
前回のベナヴィデスと戦った時は2-1の判定で辛勝したジョンソンは、今回の再戦ではこのタフな相手を僅か2分でKO。文句なしの勝利をあげた。

試合開始後、体を振りながらジャブを放つ「マイティマウス」ことジョンソンに対して、ベナヴィデスはオクタゴン中央を取って、ガードを上げながらパンチを当ててゆく。ジョンソンが前にでるたびにベナヴィデスはカウンターパンチをヒット。さらにベナヴィデスは下がるジョンソン相手に回り込んでの蹴りも当ててみせた。

しかし、ひとたびジョンソンがプレッシャーをかけてベナヴィデスを下がらせた時、全ては変わったのだった。ジョンソンの右が完璧なタイミングで炸裂! ベナヴィデスは昏倒し、その頭はキャンバスで弾んだ。ジョンソンがさらに追撃をしたところでレフェリーが試合をストップ。ジョンソンは高角度のジャンピングスピンキックを連打して勝利を喜んだ。

試合時間は1ラウンド2分08秒。ジョンソンはWEC、UFCのオクタゴンにおける初のKO勝利となった。ベナヴィデスにとっては生涯初のKO負けである。これでベナヴィデスは19勝4敗に。そのダメージは深く、勝者がアナウンスされている間もドクターの治療を受けているほどだった。

「今日の勝利は、僕のキャリアにとって素晴らしいものとなった。でも現実には、今までと同じ試合の一つだよ」とジョンソンは語った。「僕の目標は進化し続けて、ファンに僕の能力を見せつけて、楽しんでもらうことさ。」

ユライア・フェイバー vs. マイケル・マクドナルド
サクラメントMMA界のパイオニアにして元WEC王者のユライア・フェイバーが、強烈な右二連打に続いて必殺のギロチンチョークを極めて、マイケル・マクドナルドを2ラウンドで仕留めた。

1ラウンド早々、シングルレッグテイクダウンを決めてみせたフェイバー。しかしそこからマクドナルドのハイガードに手こずり、結局ブレイクがかかることに。さらにフェイバーは右を振り回しながら出入りを繰り返すが、両者ともに有効打はないままラウンドが終了した。

2ラウンド。打ち合いの中で両者とも有効打をヒットさせたが、打ち勝ったフェイバーが追いかけるが、マクドナルドも右のカウンターを当てる。さらにマクドナルドは左とアッパーを放つが当たらず。やがてファイバーの強烈な右が炸裂! これでふらついたマクドナルドにフェイバーが襲いかかり、さらに右を当ててマクドナルドをダウンさせると、そのまま必殺のギロチンへ! 回転して締め上げると3分22秒、マクドナルドはタップした。

これでフェイバーは30 勝6敗となり、ノンタイトル戦無敗を守った。バンタム級暫定王者のヘナン・バラオに次いでランキング2位のフェイバーは、2月の王座統一戦の次のタイトル挑戦を確実なものとした。ランキング3位だったマクドナルドはこれで16勝3敗に。

フェイバーはこれが実に11度目の一本勝ち。チーム・アルファメールの創始者は、近年のUFC/WEC史における最多一本勝利記録を持つこととなった。「地元サクラメントの応援は心強かったよ。地元選手が多くしたけど、自分もそこで一役買えて嬉しいよ」とフェイバーは語った。

> フェイバーの試合後インタビューはこちら

チャド・メンデス vs. ニク・レンツ
ランキング8位のニク・レンツは、果敢にも、相手の地元に乗り込んでランキング1位のチャド・メンデスと戦った。レンツは惜しくも3-0の判定で敗れたが、KOアーティストのメンデスと互角に打ち合い、久々にメンデスに苦戦を強いてみせたのだった。

1ラウンド早々、メンデスは強烈な左をヒットさせ、さらに右で追撃! しかしレンツはこれをなんとか凌ぐことに成功。レンツはジャブを放つが、メンデスは意に介さず強いローを入れてゆく。さらに3度のテイクダウンを奪ったメンデスがこのラウンドを制した。

2ラウンド、打撃で勝負に出たレンツは左右のパンチをヒット。対して様子を見ながらローやカウンターを狙ってゆくメンデス。さらにメンデスは数回テイクダウンを奪うことに成功するが、上からの有効打をあまり当てることはできずに終わった。

3ラウンド、レンツはスタンドでプレッシャーをかけ、蹴りを当て、一度はパンチでメンデスをぐらつかせることに成功。対するメンデスはテイクダウンを奪うがあっさり逃げられてしまう。残り1分の時点でメンデスは飛び膝を繰り出し、さらにギロチンチョークに移行! レンツは極められることはなかったが、メンデスに攻勢を許したまま試合を終えてしまった。

採点は30-27, 20-27, 29-28。メンデスはこれで16勝1敗。唯一の敗戦は王者 ジョゼ・アルド の手によるものだ。「僕は、今までで一番というくらいに強くレンツにパンチを当てたんだ。でもレンツは決してひるまなかった。たいしたもんだよ」とメンデスは語った。レンツはこれでフェザー級転向後3勝1敗、通算戦績は26勝6敗2分となった。

> チャド・メンデスの試合後インタビュー

ジョー・ロウゾン vs. マック・ダンジグ
ライト級戦士、ジョー・ロウゾンはずっと狙っていた一本勝利こそ得られなかったが、グラウンドで、自らと同じTUF出身のマック・ダンジグを寝技とパウンドで圧倒して3-0の判定勝利をあげた。

これでロウゾンは23勝10敗に、ダンジグは22勝12敗1分となった。

試合開始後、しばらくボクシングの攻防が続く。やがてロウゾンは組み付いてテイクダウンに成功。さらにマウントを奪って腕十字を仕掛けるが、ダンジグは体勢を入れ替えて上に。ロウゾンはガードからも十字、そしてオモプラッタを使うがダンジグは凌いで立ち上がる。スタンドに戻るとボディを連打するダンジグ。それをしのいだロウゾンが再びテイクダウンを奪ってみせた。

2ラウンド、クリンチの攻防からダンジグは肘を当ててゆく。ブレイク後、さらにパンチとキックのコンビネーションを当てるダンジグ。ロウゾンも膝で反撃してテイクダウン。上から強烈なエルボーを見舞うとダンジグは顔面から出血! ハーフガードの上を取ったロウゾンはパウンドを当て、マウントを奪って再び腕十字の体勢に入るが、ダンジグはなんとか守り切った。

3ラウンド、ダンジグはロウゾンのボディに連打を放ちローも当てるが、前に出続けたロウゾンはまたもやテイクダウンに成功。パスに成功してサイドを奪ったロウゾンは、クルシフィックスの体勢でダンジグの両腕を固定し強烈な肘を連打! さらにS字マウントを奪ったローゾンはボディにパウンドを見舞ってからまたしても腕十字に。これを逃れたダンジグは上を取って反撃を試みるが、ロウゾンはまたしても体勢を入れ替えてサイドポジションを奪ってみせた。

採点は三者とも30-27。ロウゾンはこれで連敗を2で止めることに成功した。「前回の試合は酷い出来だった。だから今回勝てて最高だよ。最初のラウンドで極めたと思ったんだよ。すごく深く腕十字が入って相手の肩が鳴ったのが分かったんだけど、マックはものすごくタフで脱出したんだ」とロウゾンは語った。

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