UFC on FOX 9 プレリミナリー・ファイト結果

UFC on FOX 9 プレリミナリー・ファイトの結果は以下の通り。
土曜日、カリフォルニア州サクラメントのスリープトレイン・アリーナでおこなわれたUFC on FOX大会。Fox Sports 1で放映されたこの日のプレリミナリー・ファイトでは、 ライアン・ラフレアが激戦を制し、TUF 11覇者のコート・マクギーにウェルター級初敗戦を味合わせた。さらに、ブラジルの狙撃者エジソン・バルボーザは、ダニー・カスティーリョ相手に劣勢を挽回して勝利を奪った。

コート・マクギー vs. ライアン・ラフレア
試合開始後、最初のテイクダウンを奪ったのはラフレア。マクギーもテイクダウンを奪い返したが、ラウンドの大部分はパンチに膝を混ぜるラフレアと、アッパーを放つマクギーによる打撃戦に費やされた。

2ラウンド。サウスポーでリーチに勝るラフレアが手数を増やして優位に立つ。マクギーもシングルレッグでテイクダウンは奪ったものの、ラフレアの打撃の前に押され気味となった。

3ラウンド、マクギーは前に出て手数を出し優位に。ラフレアもジャブや蹴りを放つものの、マクギーの勢いが勝る。マクギーはさらにギロチンを仕掛けてゆくが、最初の2ラウンドに付いた差を挽回するまでには至らなかった。

採点は全員が29-28でラフレアに。その戦績は10戦全勝となった。マクギーは16勝4敗に。

ダニー・カスティーリョ vs. エジソン・バルボーザ

エジソン・バルボーザが、第一ラウンドにおける地元戦士ダニー・カスティーリョの猛攻を凌ぎ、逆転勝利を得た。

1ラウンド、電光石火のジャブと蹴りを放つバルボーザ。しかしカスティーリョが強烈は右をヒット! ふらつくバルボーザにカスティーリョは襲いかかり、マウントからチョークを狙うがバルボーザはエスケープ! さらにカスティーリョは地元サクラメントの声援に乗って上からパウンドの猛攻を仕掛けるが、バルボーザも下からサブミッションを仕掛けるなど抵抗し、このラウンドを乗り切った。

2ラウンド、バルボーザは必殺のローで反撃開始。さらにミドル、スピンキックも入れて行く。カスティーリョもテイクダウンを狙ってゆくがすべて防がれてしまう。やがてバルボーザの左が当たりカスティーリョはダウン! さらにアナコンダ・チョークを狙うが極め切れず。 カスティーリョはなんとか脱出した。

3ラウンド。カスティーリョはパンチで前に出てテイクダウンを狙うが、ローでダメージを受けた足の影響もあり成功せず。バルボーザはさらに容赦のないローを放ってゆくが、タフなカスティーリョは最後まで倒れることなく、終盤にはテイクダウンまで取ってみせた。しかしさんざんローを受けたポイントを挽回するまでには至らなかった。採点は二者が29-28、一者が28-28。これでバルボーザは 13勝1敗となった。

バルボーザは言った。「最初のラウンドはやられたよ。だからこのラウンドを乗り切ることに専念したんだ。セコンドも残りの2ラウンドを取らなくてはならないと言ったので、それを実行したんだ。オクタゴンに入るたびにここがホームだと感じるんだ。今日みたいに相手のホームタウンであったとしてもね。」

パット・ヒーリー vs. ボビー・グリーン
ストライクフォース出身のライト級戦士、パット・ヒーリーとボビー・グリーンは3ラウンドの激闘を展開した。結果、精確なボクシング技術を見せたグリーンが判定3-0で勝利し、7連勝を記録した。

1ラウンド、グリーンはガードを下げて頭を振ってヒーリーのパンチをかわしては、ジャブとストレートを当ててみせた。ヒーリーも相手を追い詰めてテイクダウンを奪ったものの、グリーンはすぐに立ち上がって打撃を当てていった。

2ラウンド、さらに打撃に鋭さを増したグリーン。しかし前に出ることをやめないヒーリーはついにテイクダウンに成功、バックからの攻撃を仕掛ける。しかしグリーンはヒーリーを前に落として試合をスタンドに持ち込んだ。

3ラウンド、さらに前に出てくるヒーリー。しかしグリーンもカウンターを当て、グラウンドに持ち込まれても凌いで立ち上がる。ヒーリーがバックに付くとグリーンは再びそれを前に落とし、逆にバックを奪いにかかる。さらにテイクダウンまで奪ったグリーンだが、ヒーリーは終盤に体勢を入れ替えることに成功。残りの時間で強烈なパウンドを落としていった。

判定は30-27,29-28,29-28でグリーン。勝者は22勝5敗、UFCでは3戦全勝となった。ヒーリは31勝17敗1ノーコンテストに。  

スコット・ジョーゲンセン vs. ザック・マコウスキー
UFC初登場のザック・マコウスキーが、これがフライ級デビューとなったWEC/UFCベテランのスコット・ジョーゲンセンから見事に3-0の判定勝利を収めた。

1ラウンド、ジョーゲンセンは左を当てるものの、相手の左、アッパー、膝をもらって後退。元ディヴィジョン1レスラーのマコウスキーはテイクダウンを狙うが、ジョーゲンセンはディフェンス。しかしマコウスキーはガードに引き込んでから体勢を入れ替えて上を奪ってみせた。

2ラウンド、お互いテイクダウンを奪っては見応えのあるスクランブルの攻防を展開する両者。ジョーゲンセンはギロチンを狙って見せ場を作ったが、全体的にスピードとパワーで勝ったのはマコウスキーの方だった。

3ラウンド。激しい打ち合いからテイクダウンを奪ったマコウスキー。さらに激しいスクランブルの攻防から、両者は立ち上がる。ジョーゲンセンは強烈な右を当ててみせるが、マコウスキーは終盤テイクダウンからマウント、バックを奪って優位な体勢でラウンドを終えた。

見事なUFCデビューを飾ったマコウスキーはこれで17勝4敗、敗れたジョーゲンセンは14勝8敗となった。

サム・スタウト vs. コーディ・マッケンジー
ライト級戦士、サム・スタウトがコーディ・マッケンジーのサブミッションを逃れて打撃で勝り、3者とも30-27のスコアで完勝した。

1ラウンド、距離を詰めたマッケンジーはテイクダウンに成功。しかしスタウトはマッケンジーの必殺のギロチンを上手く避けながら立つことに成功。その後もマッケンジーは試合をグラウンドに持ち込もうとするが、スタウトは逃れて鋭い打撃でダメージを与えていった。

2、3ラウンド、ガードを下げたマッケンジーは試合をグラウンドに持ち込もうとするが、スタウトはなかなか許さない。たとえグラウンドに持ち込まれてもすぐに立ち上がるスタウト。ちなみにマッケンジーはスポンサーの一切ついていない、値段のタグのついたままの新しいショーツを着用しており、レフェリーのハーブ・ディーンはグラウンドの攻防の最中にそのタグをはぎ取ったのだった。打撃で優位に立ったスタウトは、終盤には逆にギロチンを極めかけるなど攻勢に出て試合を終えた。

スタウトはこれがオクタゴン17試合目。戦績は21勝9敗1分となった。マッケンジーはこれで14勝4敗。敗戦の全てはUFCオクタゴンの中でのものだ。勝者スタウトは語った。「相手を疲れさせようとしたんだけど、最初のラウンドは僕のタイミングもあまり良くなかったね。危険なサブミッションを持つ相手だったから、僕も安全策を取って僕の得意分野で戦うようにしたんだ。」

アベル・トゥルジーリョ vs. ロジャー・ボウリング
この両者は8月に対戦し、トゥルジーリョの反則の膝でノーコンテストとなっている。その再戦となったこの試合、トゥルジーリョは今度は反則なしにボウリングを2ラウンドTKOで仕留めてみせた。

試合開始後ボウリングの周りを舞ったトゥルジーリョは、パンチをかわしては逆に当ててゆき、さらにテイクダウンも奪ってパウンドでダメージを与える。さらにトゥルジーリョは至近距離でも膝を当ててみせた。

2ラウンド、ローでトゥルジーリョを転ばせたボウリングだが、トゥルジーリョに上を奪われてしまう。上から強烈なパウンドを浴びせたトゥルジーリョは、立とうとするボウリングに膝を連打し、さらになんとか立ち上がったボウリングに一方的にパンチを当てて1分35秒でTKO勝利を奪った。

ブラッカジリアンズで練習するトゥルジーリョはこれで11勝5敗1ノーコンテストに。これが6度目のKO勝ちとなった。トゥルジーリョは語った。「今回は勝って力を見せつけたかったんだ。そのために相手を仕留めなくてはならなかった。最初の試合で勝ちを得られなかったのは辛かった。勝ったことで自分の中のデーモンを征服したような気分だよ。」

敗れたボウリングもこれで戦績は11勝5敗1ノーコンテストとなった。ボウリングは極めて正直なコメントを残した。「今日の僕はダメで、その結果ぶちのめされたんだよ。」

ダレン・ウエノヤマ vs. アルプトゥキン・オズキリッチ
今回がUFCデビューとなったフライ級のアルプトゥキン・オズキリッチは、そのパワーを活かしてダレン・ウエノヤマの危険なガードからの攻撃を封じ込め、2-1の判定勝利を得た。
1ラウンド、ウエノヤマはテイクダウンを狙い、さらにラバーガードからも仕掛けるが、オズキリッチは危険なパウンドで対抗。ウエノヤマのテイクダウンの多くを防いで上から攻撃していった。

2ラウンド。オズキリッチはやはりウエノヤマの下からの攻撃に打撃で対抗し、スタンドでは強いパンチを当てていった。ウエノヤマはテイクダウンを狙っては防がれてガードに引き込む展開が続いた。

3ラウンド。オズキリッチは強烈な右を当ててウエノヤマをケージに詰める。ウエノヤマはフライングアームバーやスピニングバックキックを狙うも不発。ガードに引き込むものの、サブミッション狙いを防がれてオズキリッチのパウンドをもらうこととなった。

判定は30-27,29-28,28-29の2-1でトルコ出身のオズキリッチに。勝者はこれで9勝1敗に。サンフランシスコ出身のウエノヤマはこれで8勝5敗、UFCにおける戦績は2勝2敗となった。

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