ドス・アンジョス、ガストラムが快勝!:UFNインディ大会、メインカード結果

UFC ファイトナイト: コンディットvsカンプマン 2 のメインカードの結果をみてみよう...
これまであまり注目を浴びることのなかった選手たちが、UFC ファイトナイト「コンディットvs カンプマン2」のメインカードで輝いた。TUFにおいてドラフトで最後まで選ばれなかったケルヴィン・ガストラムが速攻で一本勝利、そして知名度で劣っていたハファエル・ドス・アンジョスがドナルド・セラーニから金星を挙げたのだ。

ドナルド・セラーニvsハファエル・ドス・アンジョス
この試合前、ドナルド・セラーニは対戦相手のハファエル・ドス・アンジョスのことを良く知らないと言い放った。対するランキング10位のドス・アンジョスは、この日素晴らしい戦いぶりを披露。打撃で主導権を握り、セラーニを含めて見るもの全てにその存在を知らしめたのだ。

1ラウンド、軽快なステップを踏むドス・アンジョスに対し、セラーニは地に足をつけて首相撲からの膝とアッパーを狙ってゆく。サウスポーのドス・アンジョスはミドルを放つが、セラーニは意に介さず。それでもドス・アンジョスは素早いコンビネーションを当て、右でセラーニからダウンを奪う! すぐに立ち上がったセラーニだがドス・アンジョスはグラウンドに展開を戻す。そこからセラーニは三角を狙うもドス・アンジョスはエスケープ。ドス・アンジョスは上から強烈なエルボーをヒットさせ、セラーニを流血に追い込んだ。

2 ラウンド、さらにコンビネーションとボディで前に出るドス・アンジョス。蹴りを使って距離を取ろうとするものの不利は否めないセラーニはテイクダウンを仕掛けて成功! しかしドス・アンジョスは巧みなハーフガードから立ち上がり、打撃を当ててから逆にテイクダウン! パウンドを入れて再び有利に立った。

3ラウンド、ドス・アンジョスはスイッチキックのフェイントから左左右のコンビネーション、さらにミドルからストレートへとつなげてセラーニの反撃を許さない。セラーニも蹴りを放って行き観客を沸かせるが、有効だとはならずに終わった。

「カリフォルニアに引っ越して以来、必死でトレーニングして来たんだ」とドス・アンジョスは語った。「この試合に向けて最高のトレーニングキャンプを張ることができ、その成果を出せたよ!」28才の柔術黒帯は、この完勝(ジャッジ全員が29-28)で20勝6敗に。この11試合では9勝目を上げた。ランキング6位であったセラーニは、これで20勝6敗1ノーコンテストとなった。

ケルヴィン・ガストラム vs. ブライアン・メランコン
TUFで大殊勲の優勝を果たしたケルヴィン・ガストラムは今回、UFC本戦でも通用することをまざまざと証明した。彼はスピード感溢れる攻防の末、ブライアンメランコン(7-3)から見事に一本を奪ってのけたのだ。

1ラウンド、ともにずんぐりした体格の両者は向かい合うとまるで合わせ鏡のようであった。テイクダウンで先制したのはガステラム。両者はやがてスタンドに戻ると豪快な打ち合い。そのうちガステラムの左フックがヒット! ダウンしたメランコンに、ガステラムはパウンドを放ってからチョークの体勢に入り、2分26秒、見事にタップを奪ってみせた。

今回はじめてウェルター級に階級を下げたガステラムは、これで無敗の8戦全勝。「最高の気分さ。僕のスキルの全てを披露するつもりだったし、できたと思うよ」とガステラムは語った。敗れたメランコンは7勝3敗に。

ガストラムの試合後インタビューはこちら

コート・マクギー vs. ロバート・ウィテカー
以前はミドル級で戦っていたコート・マクギーが、TUFスマッシズ優勝者のロバート・ウィテカーに2-1の判定で辛勝し、ウェルター級における戦績を2戦全勝とした。

1ラウンド、まず攻勢に出たのはマクギー。上下のコンビネーションを魅せる。最初はたじろいだかに見えたウィテカーも、やがて左ストレートで反撃するが、3度にわたってテイクダウン狙いを見せたマグギーが優勢に終えた。

2ラウンド、マクギーはパンチでウィテカーからダウンを奪い、その後もボディを打ってゆく。しかしウィテカーも至近距離からの肘で反撃しマクギーを出血に追い込む。激しい攻防が続いたラウンドだった。

3ラウンド、ローを交えて攻撃していったマクギー。しかしその後は前ラウンドと同様の攻防が続いた。より呼吸の荒いウィテカーは何度かふらつく場面があったが、より肩の力の抜けた打撃を繰り出していった。

判定は30-27、 29-28 、27-28 でマクギーを支持。勝者はこれで16勝3敗となった。弱冠22才、敗者のウィテカーは12勝3敗に。「気分はいいけど、本当に厳しい試合だったよ。でも僕のあごひげは最高だから、文句はないよ。ウィテカーのような男と戦えて光栄だ」と、激闘を制したマクギーは語った。

水垣偉弥vs. エリック・ペレス
メキシコの有望株、エリック・ペレスはUFCバンタム級史上最短KO記録を持つ。しかし、自身の拳と同様に頑丈なアゴを持つ男と対峙したらどうなるだろうか? WECヴェテランの水垣偉弥は、ファイト・オブ・ザ・ナイト候補とも言える激闘の末、この疑問に答えてみせた。彼は23才のメキシコの若者に初敗北を味合わせたのだ。

お互いノンストップでフックを打ち合う、極めてはげしい攻防で始まったこの試合、開始1分も経たないうちにペレスは鼻から流血した。水垣のアゴの強さ、巧みなヘッドムーブメント、あるいは打撃の強さにひるんだか、ペレスは1分40秒の時点でテイクダウンを仕掛け、取って見せた。さらに一分後に再びテイクダンを奪ったペレス。その後はフェンス際でのコントロールをめぐる攻防が続き、水垣が逆にテイクダウンを奪い返した。そこからバックを狙いにいった水垣だが、ペレスも必死で凌いでラウンドが終了した。

再び激しい打ち合いで幕を開けた2ラウンド。ペレスは蹴リを織り交ぜてゆくが、上背に勝る水垣にはなかなか当たらない。ペレスの攻撃に合わせて右のカウンターを何度も当ててみせる水垣。shかしペレスも膝を当てて水垣を下がらせる。このラウンド、ペレスはしきりにテイクダウンを狙ったが水垣は全て防いでみせた。

3ラウンドも死力を尽くした打ち合いは続き、どちらが倒れてもおかしくないかに見えた。ペレスはテイクダウンを決めてみせたものの、水垣も負けじとバックを奪ってチョークの体勢に! 深く入ったかに見えたが、ペレスはなんとかエスケープに成功し観客は大いに沸いた。さらに重いプレッシャーをかけてペレスをフェンスに押し付けていった水垣。最後は最後の激しい打ち合いの中で試合は終了した。

採点は二者が29-28で水垣を、一者が29-28でペレスを支持。「ペレスは人々の大きな期待を受けていると思いました。また、この試合まですごく勢いに乗っていた。だからこそ彼を倒したかったのです。1 ラウンドの強烈なパンチを凌いだことで、自分が有利になったと思ました」と水垣は語った。これで水垣は18勝7敗2分に、ペレスは13勝5敗となった。

水垣の試合後インタビューはこちら。

ブラッド・タヴァレス vs. ブッバ・マクダニエル
TUF11出場者のブラッド・タヴァレスが蹴りを有効に使い、TUF17に出場したブッバ・マクダニエルから判定勝ちをあげた。

1ラウンド、これまでレスリングの力を見せつけてきたタヴァレスは、今回は蹴りを使って距離をコントロールしてみせた。ローを放つタヴァレスに対して、マクダニエルも距離を詰めようとするがタヴァレスも反撃。やがてタヴァレスが試合をグラウンドに持ち込むと、マクダニエルも下から仕掛けるが全て防がれてしまった。

2ラウンド、タヴァレスはさらにローで攻撃し、マクダニエルの打撃力を削ってゆく。クリンチからお互いテイクダウンを奪い合う両者。下になったマクダニエルはグラウンドでの攻防を続けようとするが、タヴァレスは振りほどいて立ち上がる。そしてタヴァレスは寝ているマクダニエルにローを放っていった。

3ラウンド、プレッシャーをかけ返して右を二発当てたマクダニエル。しかしタヴァレスは距離を詰めて防ぐ。奮起したマクダニエルはテイクダウンを奪い、上からパウンドを放って行くが、タヴァレスも負けじ下から応戦していった。

採点は三者とも29-28でタヴァレスを支持。これでタヴァレスは11勝3敗、UFCにおいては6勝1敗となった。「いらいらする試合だったよ。なかなかヤツのアゴを捕らえられなかった。もっと寝技の実力も見せたかったけどできなかった」とタヴァレスは語った。敗れたマクダニエルはこれで21勝7敗となった。

タヴァレスの試合後インタビューはこちら。

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