ロランド・ ベドーヤ

今回の試合に向けたトレーニングの特徴は？
この試合のために、俺はすべての面に関してより完成されたキャンプを終えた。MMAのためにグラップリングを重点的にやってきた。

ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ？　きっかけは？
記憶が確かなら、10歳の時に始めた。休み中に時間を無駄にするのが嫌で、両親が空手を勧めてくれたんだ。しばらくトレーニングしてみて、いくつかのマーシャルアーツに興味を持ち始め、あるMMAアカデミーに入会した。その1つのアカデミーでオレは全てを学び、試合にも興味を持ち始めた。

アマチュア格闘技での実績は？
アマチュアレベルでは成績が良くて（8勝1敗）、当時は神童と呼ばれたものさ。

グラップリングで獲得したベルトやランクは？
柔術紫帯。

打撃で獲得したベルトやランクは？
キックボクシングでは茶帯で、ムエタイでは青帯黒チップだ。

これまでで最も厳しかった試合とその理由は？
前回のシンガポールでのソン・ケナン戦。準備が100％じゃなくて、不利な要素がいくつかあると分かって引き受けたチャレンジだったから、すごく難しかったよ。

1番好きなファイターは？
1人だけってのはいないな。何人かいる。俺と一緒にトレーニングしている人たちだ。みんな見事な成長の歴史を持っていて、俺と同じ大志を抱いている。

大学には行きましたか？
ル・コルドン・ブルーで栄養学を学んでいたんだけど、しばらくしてトレーニングの時間が取れないと気付いたんだ。トレーニングの妨げになってきていたから、戦う方を選んだ。

ファイターになる前の仕事は？
トレーニングの傍ら格闘技のクラスで教えていたぐらいだ。

その他：
ここに来るまでいろいろなことを経験した。小さい頃に両親が別れた。母は最初から俺をすごくサポートしてくれた。俺が戦い続ける大きな理由の1つが母の存在だ。小さい頃から彼女がしてきた努力を全部知っているからね。そうやって俺と2人の兄弟を育ててくれたんだ。だから、そんな母にふさわしいものを全部与えるために俺はやっている。母の苦労に見合うものなんてないって分かっているけど、もっといい生活をさせてあげたいし、俺を誇りに思ってもらいたい。たくさん努力してこの身をささげることでそれを達成できると知っている。何より、俺は遅かれ早かれ王者になるって確信しているんだ。それで家族にぜいたくをさせてやる。子どもはいない。趣味は遊ぶこと、トレーニングすること、友人たちと過ごすこと、新しい場所を見ること。それから動物が大好きだ。将来、アニマルシェルターを持てたらいいと思っている。あとは料理もすごく好きだし、ビーチに行くのも大好きだ。