サム・ヒューズ

今回の試合に向けたトレーニングの特徴は？
フットワーク、ストライキング、ウエイトルームでの進歩といった全体的な身体能力に焦点を合わせた。カーディオや減量で問題が起きたことはないから、もっと筋肉を付けたかったの。さらに、全体的にもっと優秀なアスリートになりたくて、頭脳面についても取り組んでいる。それが今までの試合で私の最大のハードルだったと感じているから、このキャンプではそれをすごく優先してきた。

ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ？　きっかけは？
ワシントン州のエバレットに引っ越した2015年から。カレッジを卒業してからトレーニングと何かの競技がしたかったの。NCAAクロスカントリーとトラック＆フィールドのディビジョン1で戦っていた。

プロで獲得したタイトルは？
特になし。

アマチュア格闘技での実績は？
キックボクサーとして無敗、MMAではサウスカロライナの州王者（ウォーフェアMMA 16）。

グラップリングで獲得したベルトやランクは？
ブラジリアン柔術紫帯。

これまでで最も厳しかった試合とその理由は？
フォーティスに加わって初めての試合だったイステラ・ヌネス戦。UFCとの最初の契約から3連敗していて、あのキャンプでは自分にすごくプレッシャーをかけていた。キャンプを変えてから始めて勝った試合だった。UFCに私の能力を見せて、どうしてロースターに残すべきかを見せたかったの。それに、フォーティスの代表としてもいいところを見せたかった。あの試合はどっちが集中して冷静でいられるかを競う精神戦に近い感じだった。

1番好きなファイターは？
タティアナ・スアレス。彼女は偉大なレスラーなだけじゃなく、逆境の中でも勇気とポジティブさをたくさん見せてくれる。彼女の思考法はすごく注目に値すると思う。あんな経験をしたら（ソーシャルメディアで見ただけだけど）たいていの人は投げだしてしまっているはず。でも彼女は逆境の中で戦うだけじゃなく、そこで成功しているんだからすごい。

大学には行きましたか？
ええ。ウォフォード大学で会計学と金融学をダブル専攻した。それからサウスカロライナ大学へ行ってスポーツマネジメントの修士号を取得した。

ファイターになる前の仕事は？
ビジネスアナリスト。

その他：
クロスカントリーとトラック競技の元ディビジョン1選手、大学では障害物競走の記録を持っていた。かわいいアメリカンブルドッグを飼っていて、乗馬をする。心はカントリーガールで、自分の農場を持ちたくてがんばっているところ。コーヒーが大好きで、テキーラかバーボンを1杯楽しむのもいいわね。