アレクサンドル・パントーハはUFCにおける2回の試合を通じて、ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン24のトーナメント・オブ・チャンピオンズでフライ級のトップ選手にランクされた理由を自ら証明し始めている。準決勝で扇久保博正に敗れたものの、UFCのロースター入りを果たしてからは2戦2勝という戦績を収めており、フライ級のランクインが見えてきた状態で今週末、ボストンでの一戦に臨む。
現在フライ級4位のジュシー・フォルミーガに敗北した2010年6月以来、11戦で負け知らずのパントーハは、そのうち8戦でフィニッシュを決めた。前戦ではニール・シーリーを相手に第3ラウンドでサブミッション勝利を飾っている。
ノバ・ウニオンに所属するパントーハがUFC 220で相対するのはダスティン・オルティス。この一戦はパントーハがフライ級におけるエリートとして認められるための試験のようなものかもしれない。経験豊かで堅牢なオルティスは昨年8月、メキシコシティでヘクター・サンドバルを相手に15秒でのノックアウト勝ちという結果を残している。
たやすく退けられる相手ではないが、パントーハがこの戦いを制することができれば、ランキングのトップ10に入り、さらなる強敵と戦うことも可能だろう。
【注目株】UFC 220:アレクサンドル・パントーハ
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