ここ数カ月にわたってフェザー級に大変革が訪れる中、ライトヘビー級にも動きが生じてきた。おなじみのファイターたちが新たな成功を築く一方、ニューカマーらが戦いをもってその存在をアピールしている。
日本時間2018年4月8日(日)にブルックリンで対決するデビン・クラークとマイク・ロドリゲスは、この一戦をもって以前よりも多くの注目を集めるだろう。そして、勝者はフェザー級の第一線に居並ぶ選手たちに次ぐ存在の一人だと認識されるはずだ。
昨年夏に開催されていたデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズの第5週で傑出した力を見せたロドリゲスにとっては、これがUFC初戦となる。ジャメル・ジョーンズと対戦したロドリゲスは第1ラウンドの中盤でフライングニーによるノックアウトを奪った。これまでに4連勝をマークしているロドリゲスには、総合格闘技における最大の舞台で自らの実力を証明する準備ができている。
UFCで4戦を経験したクラークは既にそれを達成しており、ミドル級でデビューした際の敗北を、ライトヘビー級に戻してからジョシュア・スタンズベリーとジェイク・コリアーに連続で判定勝ちを収めることで巻き返した。
昨年10月にはヤン・ブラホビッチがリアネイキドチョークでクラークを破ったものの、ブラホビッチはジャレッド・キャノニアやジミ・マヌワにも勝利しており、いまやタイトルコンテンダーの一角となっている。
階級内での争いが白熱し、新顔にもランキングを駈け上がるチャンスがある中、2人のライトヘビー級ファイターはいずれも自分が優れていることを知らしめ、周囲に印象づけようと意気込んでいる。