強烈な右足の一撃でシャーガスをKOしたバハドゥルザダ

日本時間4月22日（日）、ニュージャージー州アトランティックシティのアトランティックシティ・ボードウオーク・ホールでUFCファイトナイト・アトランティックシティが開催され、シアー・バハドゥルザダ対ルアン・シャーガスのウェルター級マッチが行われた。

開始早々から積極的に前に出た両者はシャーガスが飛び膝蹴りを仕掛ければ、バハドゥルザダが強打を食らわせる展開に。マウントポジションを取ったバハドゥルザダが押さえ込みながらパウンドを浴びせたが、体を返してバハドゥルザダの背後にまわったシャーガスがボディをロックした状態からリアネイキドチョークを仕掛けていった。必死にもがくバハドゥルザダが立ち上がろうとするも、シャーガスがコントロールした状態で最初の5分が終了する。

反撃の糸口を探るバハドゥルザダが重いパンチを浴びせる一方で、シャーガスはスピードのある打撃で応戦。シャーガスのタックルを退けた後、バハドゥルザダの右足が相手のみぞおちにクリーンヒットし、シャーガスがダウンを喫したところにバハドゥルザダが追い打ちをかけようとするも、シャーガスの様子を見たレフェリーが試合終了を告げ、バハドゥルザダのノックアウト勝利となった。

ウェルター級マッチ　5分3ラウンド
○シアー・バハドゥルザダ vs. ルアン・シャーガス●
2ラウンド（2分40秒）KO

シアー・バハドゥルザダ

「ゲームプランにこだわった。コーチたちは天才だな。試合がどんな展開になるのか正確に見抜いていた。俺はただ試合に臨んでその通りにやり、勝った。これ以上の満足感はないよ。最高のフィニッシュだ。ボディへのキックだった。究極のフィニッシュだろ。ウェルター級を破壊してやりたいんだ。これは俺の階級だ。2019年までにチャンピオンになってやる」