UFC 211でジュニオール・ドス・サントスとタイトルマッチを戦い、ヘビー級の防衛記録に並ぶまで、UFCヘビー級王者のスティペ・ミオシッチはあまりそのことについては気にしていないようだった。
「勝ち続けたら、歴史を創ることになる。だが、歴史を創るためにここにいるのではなく、勝つためにやっているんだ」とミオシッチはアメリカのMMA専門メディア『MMAJunkie』に語っている。
ミオシッチはUFC 211の勝利で連勝記録を5に伸ばした。これらの勝利は全てKOで、そのうち4KOは1ラウンドで仕留めており、UFCのP4P(パウンド・フォー・パウンド)ランキングでも1つランクを上げている。
また、P4Pランキングではフランキー・エドガーがUFC 211でヤイール・ロドリゲスを破り、15位に登場した。
UFCの会長であるデイナ・ホワイトはUFC 211でホルヘ・マスヴィダルを破ったウェルター級のデミアン・マイアにタイトルマッチを約束。これはマイアがウェルター級に転向して以来熱望していたことであり、その結果マイアは元王者のロビー・ローラーやスティーブン・トンプソンを抜いて同級ランキング1位となって、ついに王者タイロン・ウッドリーへの挑戦権を手にしている。
UFC 211でUFCに復帰したデイビッド・ブランチはクリストフ・ヨトゥコを破り、ミドル級ランキング9位に並んだ。
また、女子ストロー級ではコートニー・ケイシーがジェシカ・アギラーを圧倒し、同級ランキング11位に登場。さらにUFCでの2勝目を上げたガジムラド・アンティグロフがライトヘビー級ランキング15位につけている。