【注目株】UFCファイトナイト・ブルックリン:グレッグ・ハーディ

UFCファイトナイト
デイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ:グレッグ・ハーディ vs. テバリス・ゴードン【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2018年8月8日(Photo by Chris Unger/DWTNCS LLC)】
デイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ:グレッグ・ハーディ vs. テバリス・ゴードン【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2018年8月8日(Photo by Chris Unger/DWTNCS LLC)】
グレッグ・ハーディは元プロフットボール選手として広く知られる人物であり、またたく間に格闘技における最大の舞台にたどり着いた注目の選手だ。

この場は総合格闘技家のポテンシャルを論じるところであり、その過去に触れることはしないが、ハーディがヘビー級の超有望株であることは確かだ。

30歳のハーディはアマチュアで3勝、プロで3勝の計6勝0敗を記録しており、フィニッシュまで96秒以上かかったことがない。昨夏に行われたデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)ではオーステン・レーンとテバリス・ゴードンを計74秒で破り、9月にはプロ3連勝をマークした。

ハーディにはいずれヘビー級でひとかどの選手になるだけの素養がある。優れたアスリートであるハーディは、その体格からすれば驚きのスピードと動きの滑らかさを誇る。テイクダウンへの対処が必要とされ、遥かに経験豊富なファイターたちと対峙する上で、ハーディの成長具合がこのスポーツにおける進展度合いを決定づけ、試合を面白くするだろう。

今回ハーディと対戦するのはDWTNCSのシーズン1でドンテイル・メイエスに勝利してUFCへのきっぷを手にしたアレン・クラウダーであり、これまでより一枚上手の相手と拳を合わせることになる。クラウダーはUFC初戦こそ落としたもののハーディの4倍の戦歴を有しており、ニューカマーの力を計るには格好の対戦相手の一人だ。
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