アロンゾ・メニフィールドはデイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ(DWTNCS)の初年度にUFCのベテランであるダニエル・ジョリーと対戦し、開始から5分でジョリーが目にケガを負ったことで第1ラウンドでの勝利を収めた。この試合で印象づけながらも一度地元ダラスに戻ったメニフィールドはさらに2回のフィニッシュを決め、昨年6月に再びDWTNCSに登場している。
ジ・アルティメット・ファイター(TUF)ジムへ武者修行に出たメニフィールドが契約を勝ち取るには、わずか12秒しかかからなかった。2年目を迎えたDWTNCSの最初のメインイベントでダショーン・ボートライトを退けたメニフィールドは、7勝0敗と7回の一本勝ちというパーフェクトな記録を手土産にブルックリンでデビューを果たそうとしている。その相手役を務めるのはこちらもニューカマーであるヴィニシウス・カストロだ。
多くの新人よりはやや年を重ねているメニフィールドはプロになってからまだ3年しかたっていない。ここまでたどり着いたその早さはメニフィールドがいかに才能を秘めているかを示しており、今週末にはそれがさらに明確になるかもしれない。
恵まれた体格を有し、高い運動能力と強力なフィニッシュへの本能を見せつけてきたメニフィールドは、Fortis MMAでサイフ・サウードと共にトレーニングに励んでおり、試合と試合の間で大きな飛躍を遂げる可能性もある。
2019年のライトヘビー級にはちょっとした変化が訪れている。今週末の結果次第で、メニフィールドも自身が今年のこの階級においてブレイク必至のファイターであることを示すことができるかもしれない。