“ショックウェーブ”ことハンナ・シファーズは昨年10月にマイア・スティーブンソンの代役として3週間を切ったところでメイシー・バーバーとの試合を受け、UFCデビューを果たした。このバトルで敗北したとは言え、結果としてシファーズはタフさと粘り強さを示している。改めて万全たるトレーニング体制を築いて再びオクタゴンに向かう今回は、ポリアナ・ヴィアナとの対戦でシファーズの実力がより明らかになるはずだ。
バーバー戦までに5連勝をマークしていたシファーズ。一方で2度敗北しているが、これは現UFC女子フライ級のジリアン・ロバートソンと元UFCファイターだったヘザー・クラークを相手に喫したものだ。新たな対戦相手であるヴィアナはデビュー戦を大きなトラブルなくこなし、第1ラウンドでスティーブンソンからサブミッション勝利を挙げたものの、前戦ではJ.J.アルドリッチにユナニマス判定で敗れている。
シファーズがUFCで初勝利を挙げることができれば、今後長きにわたる活躍に期待できる。ライバルたちほど華々しい道ではないかもしれないが、そのタフネスと忍耐力は今後数年できっと人を驚かせることになるはずだ。